私に似た人 の商品レビュー
これはいろいろ考えさせられる。 題名の意味はなんだろうって思ったけど、そういことか・・・ この重暗い感じ、いいな笑 ラストはちょっと・・・・だけど。 読後にいろいろ考えたくなる作品。
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「慟哭」はもすごいインパクトだった。このため、この作家の他のを読むのに一歩躊躇していた。たまたま連作集があったので、久しぶりに読んでみた。現代のまさに今を見事に描写していた。やはりすごかった。複雑な心境になった。いいとか悪いとか、そんなことは現実はわりきれない。見事すぎた。またし...
「慟哭」はもすごいインパクトだった。このため、この作家の他のを読むのに一歩躊躇していた。たまたま連作集があったので、久しぶりに読んでみた。現代のまさに今を見事に描写していた。やはりすごかった。複雑な心境になった。いいとか悪いとか、そんなことは現実はわりきれない。見事すぎた。またしばらくは読まないことになると思う。
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全体的にどんよりしていて悲しくなる世界観。 だけれども作者の文章が上手いのでさくっと読み進めることができる。 色々考えさせられることがあった作品。
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ミステリ...なのだろうか?(^ ^; はっきりした主義主張や目的が分からないまま、 人を巻き込み自殺する「小口テロ」が蔓延する時代、 という舞台背景。 小口テロ実行犯たちは、宗教や思想など 「横のつながり」が見えてこない。 ただ「トベ」と名乗る謎の人物から、 ネットを介して...
ミステリ...なのだろうか?(^ ^; はっきりした主義主張や目的が分からないまま、 人を巻き込み自殺する「小口テロ」が蔓延する時代、 という舞台背景。 小口テロ実行犯たちは、宗教や思想など 「横のつながり」が見えてこない。 ただ「トベ」と名乗る謎の人物から、 ネットを介して教唆された形跡が見えてくる。 が、「トベ」を捕まえてみると、実は複数いて... というストーリーが、様々な登場人物たちの 「それぞれのテロとの関わり方」を描くことで ちょっとずつ見えてくる、という凝った構成。 私には「オチ」が弱い気がしましたが...(^ ^; ネット上だけの、人との危ういつながりや、 頑ななまでの「正義感」、衝動的な「行動力」など、 今の現実世界と全く同じと言えるのでは。 そう、小口テロは、明日、いや今ここで起きても 全くもって不思議ではない話なのだ(^ ^; ...ということを考えると、じわじわと恐怖感が(^ ^; こんなん防ぎようもなし、本当に運・不運だけ(^ ^; 鋭い視点から淡々とした筆致で切り取る、 貫井氏らしい社会派の一冊です。
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ちょっと飽きたかな。 もともと、短編少し苦手なので、繋がるとは思っていても、少し退屈だったかな。貫井さんだから最後まで読んだけど。小口テロ、これからの日本を見るようなテーマは考えさせられるものでした。
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小規模なテロが頻発する日本が舞台。でも全然架空っぽくなくリアルな世界。組み立ても見事。そしてなによりこの小説にこのタイトルをつけたことが衝撃。
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登場人物が多くて混乱しつつ読みました。もう一度読み返せばいろいろと伏線があるんでしょうか? 社会に対する抵抗としての無差別テロを起こすもの、支持するもの、教唆するもの、いろんな人間の思惑の描写は面白かったけど、なんだか最後の結末が無理矢理な気がしたなぁ…。共感できる部分は多かった...
登場人物が多くて混乱しつつ読みました。もう一度読み返せばいろいろと伏線があるんでしょうか? 社会に対する抵抗としての無差別テロを起こすもの、支持するもの、教唆するもの、いろんな人間の思惑の描写は面白かったけど、なんだか最後の結末が無理矢理な気がしたなぁ…。共感できる部分は多かったですが、物語としてはやや退屈でした。
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舞台は小口テロが頻発し問題となっている日本。自らの境遇を嘆く若者、日本人そして日本国に対する怒りと失望を露わにする会社員、自らは比較的恵まれた生活を送りつつも弱者に対するシンパシーを持ち、弱者の救済について何か出来ないかと考える者等、何らかの闇を抱える男女が登場する物語です。それ...
舞台は小口テロが頻発し問題となっている日本。自らの境遇を嘆く若者、日本人そして日本国に対する怒りと失望を露わにする会社員、自らは比較的恵まれた生活を送りつつも弱者に対するシンパシーを持ち、弱者の救済について何か出来ないかと考える者等、何らかの闇を抱える男女が登場する物語です。それら男女の物語に共通するキーパンソンはネット上で若者を教唆していると疑われている”トベ”。“トベ”はいったい何者なのか?そもそも実在する人物なのか?貫井さんの作品らしく、もう一寸ひねって欲しかったかな。
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貫井先生、ゴメンナサイ…あなたを最後まで信じ切れなかった——。奈良坂俊和まで読んでこれは(※前[読んだ]作『ドミノ倒し』が貫井作品一の駄作だったので)はまた駄作か?と頭を過ぎりました、が、最後の章で評価は一変。まさかこう来るとは…。そう遠くない未来を見ているようでした。星4つ半。
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