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水やりはいつも深夜だけど の商品レビュー

3.7

130件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2021/06/19

6作品収録 いずれも植物を絡ませた作品でした 男視点、女視点、男の子視点、女の子視点などなど 家族っていろいろあるよなぁって感じました

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2021/04/17

短編集 微妙な歪みをふんわり包んでありのまま生きてく 最後にチラチラ光る希望が見えるお話ばかりで 世界はむちゃくちゃ悪くはないからゆっくり生きてこうかなと思えた 窪さんのお話好きです

Posted byブクログ

2021/01/29

どの物語も現実に起こり得そうな出来事ばかりで、とてもリアリティーがありそれぞれの主人公の気持ちに共感しながら寄り添いながら読み進める事が出来ました。 作中には各短編のタイトルにも付けられている植物達が登場し良いアクセントを出しています。 ラストには一筋の光も見えて読後感は...

どの物語も現実に起こり得そうな出来事ばかりで、とてもリアリティーがありそれぞれの主人公の気持ちに共感しながら寄り添いながら読み進める事が出来ました。 作中には各短編のタイトルにも付けられている植物達が登場し良いアクセントを出しています。 ラストには一筋の光も見えて読後感は優しい余韻が残りました。

Posted byブクログ

2021/01/24

どのお話もチクチク胸が痛む。 ・ ・ 「あぁ~分かる…」って共感出来て過去の記憶が甦る。 ・ ・ 痛くて優しい物語。 ・ ・ 初読みの作家さんでしたが他の作品も読んでみたいと思います。

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2021/02/28

いろんな家族のカタチ。植物が印象的だった! サボテンの咆哮、泣くかと思った 本当に何回も読み返してる大好き

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2020/10/19

短編 植物を軸にして語られる、少しギクシャクした家族の物語 男としては、サボテンの咆哮の主人公に感情移入しやすかったです あとサンカヨウってなんかすごく美しいなって思いました

Posted byブクログ

2020/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

窪美澄さんの作品初読み。 ちらめくポーチュラカが1番好き。 苦痛を伴う環境から逃げる事は必要なことだし、それもかなりの力を使うけど、ずっとそのままでいいのかと覚悟を決めてその場で踏ん張ること。 ちょっと3月のライオンを思い出した。 ポーチュラカとゲンノショウコとサンカヨウって花の名前を初めて知る。 段々と透明になるサンカヨウがきれい。 あとかそけきとか、ちらめくとかの日本語を知らなかったので、使われる言葉も面白い。 砂のないテラリウムで、いいなと思った文章があったのにメモするのを忘れた。

Posted byブクログ

2020/09/24

とってもいい話もあれば胸がギュとなって落ち込んでしまう話もあったけど読み終わるといい本を読んだなって気分になりました!いろんな家族の形があるし自分では決められないけど、、とても良かったです

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2020/07/05

あまり知られていない植物を絡めた 5話の短編小説集。 5話とも家族の物語で、どれも心に少し 痛みが走る物語でした。 理想の家族像はあるけど正解なんてない。 父と母、きょうだいと暮らした子どもの頃を 思い出しながら読みました。

Posted byブクログ

2020/06/11

どのお話も良かったです。言葉にできない本音や、生きづらさを表す文章がすっと入ってきた。 傍から見ればどこも悪くない、今の世の中でどれだけ幸せか、そう見える人にも、こう思うことは多少なりともある。「最近僕が、通勤途中の電車の中や、会社のトイレに座っているとき、あるいは風呂につかって...

どのお話も良かったです。言葉にできない本音や、生きづらさを表す文章がすっと入ってきた。 傍から見ればどこも悪くない、今の世の中でどれだけ幸せか、そう見える人にも、こう思うことは多少なりともある。「最近僕が、通勤途中の電車の中や、会社のトイレに座っているとき、あるいは風呂につかっているとき、ふと、考えてしまう。あったかもしれないもう一つの人生」砂のないテラリウムより。なんかわかります。トイレに座っているときとか。 高校生「陽」の、父親の再婚相手美子さんとの、揺れ動く心情を描く、「かけひきサンカヨウ」は心に残りました。父親がこのようなことを言うんです。家族や夫婦間では、突き詰めないで、ぼんやりさせたまま続けたほうが良いこともある。と。どちらがどれだけ悪いとかはっきりさせないほうがいいこともある。と。お父さんだなあと思いました。

Posted byブクログ