謙虚なコンサルティング の商品レビュー
あんまり理解できなかった感じがする。謙虚なコンサルティングとは詰まるところ顧客と親しい間柄になり、より相手が自己開示しやすくなることで本当の課題やお困りごとに向き合えるといった趣旨の内容と理解したけど、なんかそんな浅い内容でもない気がしており、自分の中で消化しきれていない感じがす...
あんまり理解できなかった感じがする。謙虚なコンサルティングとは詰まるところ顧客と親しい間柄になり、より相手が自己開示しやすくなることで本当の課題やお困りごとに向き合えるといった趣旨の内容と理解したけど、なんかそんな浅い内容でもない気がしており、自分の中で消化しきれていない感じがする。おそらく英文を和訳しているため、少し意味や意図を読み取りづらい部分もあったのかもしれない。時間を置いてから改めて挑戦したい。
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ちゃんと読み返して深く理解したい一冊。 謙虚なコンサンルティングには、診断的なアドバイスではなく ・謙虚な問いかけをとおした ・アダプティブムーブの実行 ・それを行うための、積極的な気持ちと好奇心 ・そしてそれを実行するための個人的な関係をクライアントときづく事 が大切だと学ん...
ちゃんと読み返して深く理解したい一冊。 謙虚なコンサンルティングには、診断的なアドバイスではなく ・謙虚な問いかけをとおした ・アダプティブムーブの実行 ・それを行うための、積極的な気持ちと好奇心 ・そしてそれを実行するための個人的な関係をクライアントときづく事 が大切だと学んだ。 まずは自己開示などから、関係を構築するところを実践したい。
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普段こういう本は読まないんだけど、仕事で話題に出たので上司に借りて読んだ。 基本的には「人を支援するには好奇心と真心が必要」という話で、それを実現するには“レベル2”の人間関係、つまりフラットで個人的な信頼関係を築く必要がある。で、そのためには自分のこともちょっとさらけ出して、...
普段こういう本は読まないんだけど、仕事で話題に出たので上司に借りて読んだ。 基本的には「人を支援するには好奇心と真心が必要」という話で、それを実現するには“レベル2”の人間関係、つまりフラットで個人的な信頼関係を築く必要がある。で、そのためには自分のこともちょっとさらけ出して、ちゃんとパーソナルに話そうね、っていうのが大筋。話はシンプルだけど、そこに至るまでのケーススタディがとにかく大量に出てくる。わかるやつもあれば「いやこれは爺さんの思い出語りでは…?」みたいなのもあるし、アメリカのエグゼクティブってこんな世界で生きてるんだな〜という別の楽しみ方もできた。 おもしろかったのは、「支援」というとついスキルとかロジックを想像しがちなのに、そうじゃなくて「好奇心」とか「真心」とか、すごく属人的で感情的な方向に話が行くところ。合理性や効率が大事だとされる今の時代に、超ベテランのコンサルタントがそういうことを真顔で言ってるのが、逆に信憑性があるというか、ちょっと皮肉で面白い。 ただ、「アダプティブ・ムーブ」というキーワードはちょっと広すぎる気がする。相手をよく観察して、気づきを促すように支援する行動のことらしいんだけど、結局なんでもアダプティブ・ムーブになりそうで、「それってつまり何?」という感じは最後まで残った。状況や相手に応じて柔軟に取る行動の事かな。 全体としては考え方の本でもあるし、ある種の実用書でもある。支援という行為の「関係性」の側面に光を当てていて、自分が誰かを支える立場になるときに、「ちゃんと好奇心を持ててるか?」「相手のこと、本当に知ろうとしてるか?」みたいな自問を投げかけられる。そういう意味ではいい読書体験だった。支援をやるなら、やっぱり好奇心を持ってやりたいなと思う。
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熱意と好奇心で組織を診断して、組織が納得感を持って、進んでいける支援をすることご謙虚なコンサルタントの仕事と理解。 内容はたくさんのケースからどのようにすると成功し、失敗したのかが書かれていて、同様の問題に直面した時に熟読すると気づきが得られる仕組みになっていて、この本自体もコン...
熱意と好奇心で組織を診断して、組織が納得感を持って、進んでいける支援をすることご謙虚なコンサルタントの仕事と理解。 内容はたくさんのケースからどのようにすると成功し、失敗したのかが書かれていて、同様の問題に直面した時に熟読すると気づきが得られる仕組みになっていて、この本自体もコンサルを支援するコンサル本になっている印象を持った
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コンサルがわからなくて手に取った本。 著者の実体験を交えながら、その仕事に必要な心構えを教えてくれました。 『人は話し方が9割』の強化版。
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キャリアコンサルタント試験対策及びその後の学びのために購入。 大企業での組織論がメインな印象。 現在の私の立ち位置とはちょっと違う(苦笑) しかし、示唆に富む部分は普通にある。 払ってもいい金額:800円 貼った付箋の数:11
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仕事に役立つかなと思い読んでみた本。 お医者さんのようにこちらから専門的な方法を伝えるのではなく、本当の支援とはレベル2の関係を築き、クライアントが答えを出せるように問いかけをして答えを導きだすこと。 色々なケースの例がありわかりやすかったですが実際やるとなると難しいなと思う。
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1.最近のサービス業はコンサル化していることを強く感じたのですが、今までのようなコンサルでは仕事にならないと思い、自分なりにどのようなコンサルとなりたいのかを考えた結果、提案よりもヒアリングを重視したやり方がベストだと思いました。そんな中で、本書に出会い、今までとは違うコンサルの...
1.最近のサービス業はコンサル化していることを強く感じたのですが、今までのようなコンサルでは仕事にならないと思い、自分なりにどのようなコンサルとなりたいのかを考えた結果、提案よりもヒアリングを重視したやり方がベストだと思いました。そんな中で、本書に出会い、今までとは違うコンサルのスタイルを学びたいと思いました。 2.コンサルの中で最も重要なのは「役に立ちたい」というマインドです。これまでのコンサルは、ヒアリングと分析を行い、答えを導き出すスタイルが主流ですが、会社を経営しているのが人である以上、感情を持っています。そのため、ヒアリングしたことがすべて正しいとは限りません。そこで、より正確に深くヒアリングをし、課題を見つけ出すためには「謙虚なコンサルティングの姿勢を学ばなくてはならない」ということが本書の目的です。 これを実現するためには「相手が答えを見出す問い方と聴き方」を身に着けていく必要があります。今までのコンサルがこれを怠ったわけではありませんが、現代は問題がより複雑かつスピーディーに変化しています。また、コンサルが大量発生したため、どの会社を選べばよいのかがわからなくなることもあります。その判断基準として、本書ではレベル2の信頼関係、つまり、仕事だけではなく、プライベートも仲良く(決していつも一緒にいるということではない)するほど良いとされています。これらを実現してきた事例として、人材育成の視点から様々な経験が語られます。 3.ちょうど、今日上司と子会社に指導を行ってきました。やはり、旧世代のやり方を踏襲していたので、その子会社の結果は何も変わってませんでした。数字で見せて指摘を入れても長らく改善していないそうです。「相手を変える」という視点を脱却し、「自分から変わる」「相手に気づきを与える」という方向性で仕事をしなければ状況は改善しないと確信しました。本書では、相手に興味を持つことや自分が無知なふりをして相手に気づかせるテクニックについても幅広く説明しています。私は、まずは「マインド」から鍛えていきたいです。そしていつかは一言で相手に気づきを与え、相手が成長するきっかけを与えられる人間でありたいと思います。
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問題には2種類ある。それは、「技術的課題」と「適応を要する課題」である。 「技術的課題」は、正解がある問題。その問題の専門家が存在し、問題の所在に関して探るための診断をしてくれるし、その解決策を提示してくれる。例えば、医師と患者の関係が分かりやすい。健康診断、あるいは、場合によっ...
問題には2種類ある。それは、「技術的課題」と「適応を要する課題」である。 「技術的課題」は、正解がある問題。その問題の専門家が存在し、問題の所在に関して探るための診断をしてくれるし、その解決策を提示してくれる。例えば、医師と患者の関係が分かりやすい。健康診断、あるいは、場合によっては、精密検査を受けることにより、医師があなたの病気を特定してくれる。そして、投薬によって治療するのか、外科手術を施すのか、あるいは、しばらく様子を見るのか、などの解決策を提示してくれる。問題は簡単ではないことも多いが、正解を見出すための方法論が存在すると考えられている。 一方で、「適応を要する課題」とは、最初から正解が分かっているわけではない、あるいは、そもそも、問題が何かが分かっていない課題。色々なことを試みてみたり、あるいは、自分自身が変わったり、問題の関係者間の関係が変わったりすることによって、物事が良くなる方向に動いたりするもの。人間社会で起こる問題は、殆どが、これに属すると思う。例えば、コロナ禍における緊急事態宣言発出の可否。最初から正解が分かっているわけではないし、そもそも正解があるのかどうかも分からない。関係者・利害関係者も多いが、利害が同じであっても、意見が異なったりする。それでも、緊急事態宣言を発出するかどうかを決めなければならない。 私は、会社の中で人事の仕事をしている。会社の中の人に関する問題は、殆どが適応を要する課題である。会社の中の人事スタッフ、あるいは、他の職能のスタッフは、ある意味で、現場にとってのコンサルタントである。技術的課題に対応するのは、簡単ではないが、やれないということはない。人事で言えば、例えば、労働法の適用関係を問われる問題。条文があり、判例があり、それでも分からなければ弁護士に相談してみれば良い。一方で、例えば、「どうすれば、この職場の人間関係は良くなるのだろう?」とか、「若い人たちの育成にあたるマネジャーにどのように振る舞ってもらえば良いだろう?」など、正解があるかどうか分からない問題も多く、どちらかと言えば、こちらの問題の方が多い。 本書は、コンサルタントが、クライアントの問題を解決するにあたって、どのようなことを心がけるべきかを示してくれる。特に、「適応を要する課題」について。 会社の中のスタッフ部門の人は、読むべき本だと思う。
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