にじいろガーデン の商品レビュー
180912*読了 いい話、だと思う。伝えたいことがたくさんたくさんあったんだと思う。 ただ展開が無理やりというか、伝えたいことを伝えるために都合よくしすぎているというか…。そこが読んでいて、すっきりとしない感じはありました。 最後も前を向いてはいるけれど、ただただ優しくてどこま...
180912*読了 いい話、だと思う。伝えたいことがたくさんたくさんあったんだと思う。 ただ展開が無理やりというか、伝えたいことを伝えるために都合よくしすぎているというか…。そこが読んでいて、すっきりとしない感じはありました。 最後も前を向いてはいるけれど、ただただ優しくてどこまでも優しい二ー二ーがかわいそうな気がしてしまって。彼こそ、伝えたいことのためにうまく使われた存在な気がしてしまいます。
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同性カップルに対する知識はないから、ここに書かれていることがどれだけ現実の関係として有り得るのかわからないけれど、心温まるお話である、とても。
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―泉ちゃん、一緒にこの街を出ようよ― この言葉から2人の旅は始まった。 今、何かと話題に上がるLGBT。 少数派に属していても決して恥ずかしくない、少数派でも自己主張しても大丈夫だと後押ししてくれるような作品。 そして、心底、夜空に輝く虹を見てみたいと思った。
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ん〜、どうでしょう。もう読んでから時間が立っているので記憶が曖昧ですが、正直、軽い話だったという印象です。そこがいいんだよ!っていう人もいそうな気はしましたが。
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いろいろな人生があるけれど、自分と違うからと言う理由だけで拒否せずに受け入れることが大切だと、思う。 なかなかそう簡単には受け入れることができなかったりする。 その葛藤の中で一つ一つ答えをみつけていくのが、人生なんだなぁと思った。
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女性同士の家庭を築くことが自分ではあり得ないことだな~と思ったけど、家族とは何か?とか、いろいろ考えさせられた本だった。
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ふわっとやさしい、癒される。それがこの作家の持ち味。今回結末少し悲しいけど前を向いて終わるところで救われる。
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世間のはじっこでしっかりと根を張って生きる家族 重いテーマ でも視点を変えて淡々と語られる ついていけない所も分からない所も多かったけれど 虹を求めて生きていくんだね 草君の展開には不満ですが 「つるかめ助産院」「かたつむり食堂」の方が好きですが ≪ オハナって 家族の意味よ ち...
世間のはじっこでしっかりと根を張って生きる家族 重いテーマ でも視点を変えて淡々と語られる ついていけない所も分からない所も多かったけれど 虹を求めて生きていくんだね 草君の展開には不満ですが 「つるかめ助産院」「かたつむり食堂」の方が好きですが ≪ オハナって 家族の意味よ ちがう色 ≫
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
もう少し物語を丁寧に書いてほしかったかな。淡々と進むので重くなり過ぎないのだが、時間がポンポン進んで、逸話と逸話の間の主人公たちの気持ちの変化が解らず、置き去りにされたような感じです。それと、4人の主人公の一人が死んでしまうし、一人が事故で植物状態になるのは、物語としては有りなのかもしれないが、私としては無しですね。ガッカリしてしまいました。
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章が変わるごとに泉、千代子、草介、宝の視点で描かれています。 本のカバーを見た時には普通の家族の物語だと思っていましたが、 読み始めたら全然違い同性同士の結婚、 その他の家族についての物語でした。 こうゆうタイプのものは初めてだったのでとても不思議な感覚でした。 今まで男性と結婚...
章が変わるごとに泉、千代子、草介、宝の視点で描かれています。 本のカバーを見た時には普通の家族の物語だと思っていましたが、 読み始めたら全然違い同性同士の結婚、 その他の家族についての物語でした。 こうゆうタイプのものは初めてだったのでとても不思議な感覚でした。 今まで男性と結婚していたのに、突然表れた女の子によって 自分がそうゆう人だったのかと思うのは どうゆう感覚なのだろうかと思ってしまいました。 けれどこの二人、そして家族を見ていると 性別とかそうゆう物を通り越して 人として自由に生きている感じがしました。 ここまでに至るには現代の日本でもまだまだ差別や偏見、 色眼鏡などで見てしまうので難しいなと思います。 心に響いた言葉 どんな人でも拒まずにありのままを受け入れる、開かれた場所。 この場所を、ほんのひと時でも自分らしさを取り戻す、 安らぎの場にしたかった。 はじっこでもちゃんと根を張って生きていけることを、 わたしは自分のこの体で証明したかった。 泉ちゃんの夢を、一日でも長く更新したかった。 楽しかった思い出を瓶に保存しておいて、 それをちびちびと出してはさ、 残りの人生を食いつないでいかなくちゃいけないんだもの 幸せな記憶が腐らないよう、 塩漬けとか味噌漬けとかにしておいて、 なくならないように配分しながら人生のおかずにして生きていく。 前半は割と温かく明るいイメージでしたが、 後半になって今までのとは違うテイストになり 想像もしていなかった展開になりとても悲しく胸の詰まる思いで 一気に読んでしまいました。 けれど暗い場面では暗くなり過ぎないように 文に色彩がついているかのように丁寧書かれていたので あまり暗くならずにはすみました。 この物語の場合は親同士も世間ではあまり見かけないタイプで 周囲に受け入れられるまではそれなりに苦労を重ねてきています。 けれどそれ以上に息子や娘は本当は本人達の前では言えない 苦労していることなどが切実に語られて、 特に息子の草介の場合は 娘の宝とは違ストレートに表現することもなく、 また違う想いも重ねていたこともあり とても辛い立場だったなと思いました。 家族、結婚という形について改めて考えさせられました。 そして生きるということについてまた深く考えさえられた作品でした。
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