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宿命と真実の炎 の商品レビュー

3.9

61件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2017/09/03

前作同様、登場人物の状況を細かく描いて、なかなか真実にたどり着かないのですが、まあ、まあ、最後の最後でしたか!

Posted byブクログ

2017/09/02

前作があるの知らないで、読んでしまった・・・ きっと前作読んでおいたほうが楽しめるかと。 こういう話にでてくる女性警察官って、たいてい美女だけど、いまいちな容姿というのが、斬新だ。

Posted byブクログ

2017/08/27

「後悔と真実の色」も読んでみたい。 高城理那が一緒に仕事がしたかったと思う元刑事、西條の話。 真実シリーズ続きはないのかな? 元刑事西條が今の仕事を辞め、何か始めようとしているのでその後が読みたいです。

Posted byブクログ

2017/08/26

別々の事件に見えた警官殺し。実は冤罪を作り出した警察に対する復讐劇だった…。前作登場の西条をはじめとする懐かしい面々に加え新しいキャラである女性刑事が事件を追う。それぞれの人物を丹念に書き込まれ、錯綜しながらすっきり描かれたストーリーはさすがのできだ。ラストがちと寂しいというか残...

別々の事件に見えた警官殺し。実は冤罪を作り出した警察に対する復讐劇だった…。前作登場の西条をはじめとする懐かしい面々に加え新しいキャラである女性刑事が事件を追う。それぞれの人物を丹念に書き込まれ、錯綜しながらすっきり描かれたストーリーはさすがのできだ。ラストがちと寂しいというか残念というか…。それもねらいなんだろうけど。

Posted byブクログ

2017/08/17

慟哭のレビューに同じく素晴らしい人物描写。失敗だったのは、「後悔と真実の色」を未読で読んでしまったこと。順番が逆になりましたが必ず読みたいです。

Posted byブクログ

2017/08/11

面白かったんだけれど、 う~ん、犯人の動機が納得できない って云うか… 実は、もっと悲惨で 「あぁ…こんなことがあったなら これだけの殺人事件を起こすのも無理はないかも…」 と云う動機を想像していたんだけど、 最後の最後まで、 「えっ?このままなの?」 …で、終わってしまった...

面白かったんだけれど、 う~ん、犯人の動機が納得できない って云うか… 実は、もっと悲惨で 「あぁ…こんなことがあったなら これだけの殺人事件を起こすのも無理はないかも…」 と云う動機を想像していたんだけど、 最後の最後まで、 「えっ?このままなの?」 …で、終わってしまったよ。 未だ、 『快楽のための殺人』 …の方が、小説としては納得がいった と思う。 前作(最後まで読んでないからわからないけど) で、「名探偵」と揶揄されるほどの閃きを持った優秀な刑事 であったにもかかわらず、 職を追われることになった西條 が、今作でもその洞察力を発揮し、事件解決に大いに関与する。 警察小説に、登場する女性刑事は、 大抵、『美女』なんだけれど、 この作品では、外見の魅力に欠ける所轄の刑事、高城理那 が生真面目さと、地道に努力を重ねることで 捜査一課の刑事の協力を得、西條からの強力なアドヴァイスにより、 事件を解決に導いていく。 その過程が面白かった。 特に、捜査一課刑事、村越とのやり取りが なかなか微笑ましい。 詳細は ⇒ http://noinu.blog.fc2.com/blog-entry-174.html

Posted byブクログ

2017/08/09

「後悔と真実の色」続編。スキャンダルで警察を追われてしまった西條が再び活躍です。 起こるのは警官の連続不審死事件。一見解決したかに思えたその事件に疑問を感じる女刑事。そして事件を引き起こしている二人の人物。読者には犯人はわかっているのだけれど、事件の動機は一体何なのか、そして警察...

「後悔と真実の色」続編。スキャンダルで警察を追われてしまった西條が再び活躍です。 起こるのは警官の連続不審死事件。一見解決したかに思えたその事件に疑問を感じる女刑事。そして事件を引き起こしている二人の人物。読者には犯人はわかっているのだけれど、事件の動機は一体何なのか、そして警察はその真相にたどり着くことができるのか、というどきどき感でぐいぐい引っ張られました。 捜査する側と捜査の網から逃れようとする側と、どっちのパートもスリリングです。いったい犯人たちの過去に何があったのか、これはおいそれと推測できるものじゃなくって。何とも切ない……のだけれど。ラストでちょっと愕然。あああ、あの人が可哀想すぎる……! さて、「名探偵」として復活した西條の活躍も気になるところ。この後彼はどうするんだろうなあ。探偵として再出発とか?

Posted byブクログ

2017/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

事故死、自殺、他殺と不審な死をとげていく警察官たちの事件を犯人側と警察側からの視点で同時進行していくサスペンスミステリー。 最初は緻密な計画で警察を翻弄していく二人の犯人に対して、どこから元刑事の西條がこの事件を崩していくのかと興味をそそられながら読んでいた。 ある事件をきっかけに計画が崩れていくのだが、今までがあまりにも完璧だったので、こんな簡単に崩れるんだなと「完全犯罪」の難しさと犯人の人間味を感じていた。 ・・・この時点までは。 そこから犯人の事件への動機がわかっていくのだが、緻密で執念深い事件の割に随分と弱い動機だなぁと首をかしげていると、ラストを読んで、ああ、これが本当の動機なんだなとわかったときスッキリした反面、ある意味、犯人の一人にとっては「完全犯罪」だったのかも?と思うとその用意周到さと冷酷さに恐ろしさを感じてしまった。 そして西條はこの後どうしていくのか続編が気になる終わり方だった。

Posted byブクログ

2017/07/26

+++ 幼い日に、警察沙汰で離れ離れになった誠也とレイ。大人になって再会したふたりは、警察への復讐を誓い、その計画を着実に遂行する。一方、事故か他殺か判然としない警察官の連続死に、捜査本部は緊迫する。事件を追う所轄刑事の高城理那は、かつて“名探偵”と呼ばれた西條の存在を気にしてい...

+++ 幼い日に、警察沙汰で離れ離れになった誠也とレイ。大人になって再会したふたりは、警察への復讐を誓い、その計画を着実に遂行する。一方、事故か他殺か判然としない警察官の連続死に、捜査本部は緊迫する。事件を追う所轄刑事の高城理那は、かつて“名探偵”と呼ばれた西條の存在を気にしていた。スキャンダルで警察を去り、人生が暗転した男。彼だったらどう推理するのか―。 +++ 殺人を繰り返す二人、所轄刑事と捜査一課の刑事の捜査を通して深まる信頼関係、かつてスキャンダルで警察を追われた元名刑事との出会い、などなど、展開が愉しみな要素が盛りだくさんで、序盤からページを繰る手が止まらない。だが、中盤以降、ほんの小さな引っ掛かりを見過ごさずに地道な捜査を続け、警察官連続殺人の真犯人にじりじりと迫っていくようになると、さらに興味を引き付けられる。そして、小さな蟻の穴から一か所が崩れ始め、雪崩を打つように真実に向っていく様子は、読むだけで興奮してくる。さらにラストで触れられた犯人の一人の胸の裡の思いを知って、背筋がぞくぞくする思いになったのはわたしだけではないだろう。じわじわと迫り、あっさりと裏切る手法は著者ならではだと思う一冊である。

Posted byブクログ

2017/07/22

面白いのは面白かったのだが だんだん、後半になるにしたがって もうひとつ殺人に至る動機が…。 こういうパターンも嫌いではないが もっと納得したかったなぁ。

Posted byブクログ