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ご本、出しときますね? の商品レビュー

4.1

120件のお客様レビュー

  1. 5つ

    35

  2. 4つ

    45

  3. 3つ

    17

  4. 2つ

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2021/01/12

色んな本が読みたくなる1冊。 元々はテレビでやっていた、作家さんたちの対談を本にしたものだが、作家さんたちの人となりがなんとなく伝わってくるのと、こんなに身を削って小説は書かれているのかと驚いてもっと本が読みたくなる。テーマごとにおすすめの本を作家さんが紹介してくれるので、好きな...

色んな本が読みたくなる1冊。 元々はテレビでやっていた、作家さんたちの対談を本にしたものだが、作家さんたちの人となりがなんとなく伝わってくるのと、こんなに身を削って小説は書かれているのかと驚いてもっと本が読みたくなる。テーマごとにおすすめの本を作家さんが紹介してくれるので、好きな作家さんがどんな本を読んでいるのかが知れるのも良い。

Posted byブクログ

2020/12/10

時折声出して笑ってしまった。BSで放映されていた時もかなり面白かったけど、文字で読んでもそのまま面白さが伝わるんだから、さすが作家さん。数々のエピソードからも、作家さんが一般人とかけ離れた感性をお持ちであることがわかる。BSの番組はぜひ続編希望!

Posted byブクログ

2020/09/03

おもしろい! 色々な作家の話が聞ける。 コンビニ人間を読んで、怖い怖い、どんな人が書いてるんだろう…と思っていた。TVで著者の村田さんを拝見し、可愛らしい方だったのでびっくりしたのだがこの本の中の話にもびっくり。 作家同士の嫉妬の話なども載っていて面白かった。 でも会話形式で重く...

おもしろい! 色々な作家の話が聞ける。 コンビニ人間を読んで、怖い怖い、どんな人が書いてるんだろう…と思っていた。TVで著者の村田さんを拝見し、可愛らしい方だったのでびっくりしたのだがこの本の中の話にもびっくり。 作家同士の嫉妬の話なども載っていて面白かった。 でも会話形式で重くなくて、エッセイ程1人の考えがガッチリ入ってくる訳でもなく、寝る前に読むのにも良かった。

Posted byブクログ

2020/08/14

めっちゃくちゃ面白かった。2017年に読んだ「おすすめ本」を選ぶなら間違いなくこの本を選ぶと思う。めっちゃくちゃ、面白かった。 前述のとおり、私は読書をするときに 「あ、ここで感想文を書きたいな」 と、思う箇所にふせんを貼るのだけど、この本に関してはふせんゼロ。なぜなら、貼りだ...

めっちゃくちゃ面白かった。2017年に読んだ「おすすめ本」を選ぶなら間違いなくこの本を選ぶと思う。めっちゃくちゃ、面白かった。 前述のとおり、私は読書をするときに 「あ、ここで感想文を書きたいな」 と、思う箇所にふせんを貼るのだけど、この本に関してはふせんゼロ。なぜなら、貼りだしたらきりがないから。全部貼りたいぐらいやから。笑 オードリーの若林くんがホストになって、作家二人とトークバラエティをした本。 その作家さん方は、著作を読んだことがある方もいれば、読んだことのないどころか聞いたこともない作家さんもいてはるんやけど、おしなべて、わかりみがすぎる。 今時の表現で申し訳ないが、わかりみがすぎる。 ほんで、作家さん方も、若林くんも、当人たちの自己評価はともかく客観的に見たら 「特別なものを持っている人」 なので、私ごときの(笑)読者が 「わかるわ~!!」 っていうていいのかどうか、ちょっとわからん。笑 いや、たぶん、いうてもエエんやろうけど。 コミュ力の強い人はどのコミュニティ、どの年代でも、脚光を浴びる。 ファッと中心に据えられるし、憧れたり妬まれたりしながらも、結局、一般人とは全然違うわけやん。 でも、若林くん含め、この本に登場する作家さん方は、どちらかというと、「ファーストインプレッションで中心に据えられる」ていうカテゴリの人ではなかったのかもしれへんし、多少なりともそれをこじらせたことのある人たちなのかもしれへん。 せやけどそのこじらせが突き抜けちゃって、 「それが何。それもまあ、いい」 くらい言えるようになってるのが、めっちゃカッコええねん。もう、それ。 中心に据えられなくても、ほんでそれを「まあ、しょうがないな」なんて達観できひんくてあがいても、どこかに辿り着けるのかもしれへん、と、思わせてくれることがようけある。 全部をさらけ出そうぜ、なんて、無理やん。 格好悪いとか、みじめやん。 ほんで、現実とのギャップがしんどいやん。 そんなもやんとしたものを乗り越えたり乗り越えなかったりしながら、同じカテゴリの人と 「わかりみがすぎる」 っていうてられるのって、最高やなあと思った。 私もそこそこ二次創作をやってて、実際にイベントに出るちゅうような活動するほどのアレはないんやけど(笑)、この本を読んでたら、何か発信したいなあとしみじみ思った。 何か発信したら、もしかしたら 「わかりみがすぎる」 っていうてくれはる方と出会えるかもしれへん。 もし出会えたら、その「わかりみ」についてあれっこれ語りたい(できれば酒の席で)。 きっとそれは、楽しいやろうなあ。 「あんたの書く文章のそういうところが、好きやねん~!!」 とか、まじで飲みながらお慕いする作家さん方としゃべりたい。どうやったらそんなこと考えられるん~!! って。 でもその場合、そう言いたい相手も、自分のことばっかりじゃなくてちゃんと他人の作品を読めるタイプではあってほしいんやけどね(笑)。 いつか縁があれば、手元に置いておきたい本やな。

Posted byブクログ

2020/07/24

若林正恭さんの本を読み進めていくうちにこれに当たった。ああ、これはテレビで見たかったなあ、と思った。読んでいてすごく面白いんだけど、もっと深く語ってほしいところがいくつもあって、物足りなさが残る。同じ顔ぶれでも、これが例えば雑誌の企画だったらもっと読み応えのある内容になったと思う...

若林正恭さんの本を読み進めていくうちにこれに当たった。ああ、これはテレビで見たかったなあ、と思った。読んでいてすごく面白いんだけど、もっと深く語ってほしいところがいくつもあって、物足りなさが残る。同じ顔ぶれでも、これが例えば雑誌の企画だったらもっと読み応えのある内容になったと思う。とはいえ、若林正恭MCで佐久間宣行P。やや無謀な企画をバラエティ番組として抜かりなく仕上げたのはさすがだと思う。また、書籍化してくれたことで、後追いで楽しむことができたのは感謝。

Posted byブクログ

2020/07/24

思わず声を出して何度も笑ってしまった 作家さんって個性が爆発してるな〜 いいわ〜 一人ひとりの人生のマイルールが面白い 若林さんのツッコミが光ってた 村田沙耶香、海猫沢めろんはぶっ飛び具合が光ってた ドクターが「お薬、出しときますね」と言うように 〇〇な方たちに「ご本、出しとき...

思わず声を出して何度も笑ってしまった 作家さんって個性が爆発してるな〜 いいわ〜 一人ひとりの人生のマイルールが面白い 若林さんのツッコミが光ってた 村田沙耶香、海猫沢めろんはぶっ飛び具合が光ってた ドクターが「お薬、出しときますね」と言うように 〇〇な方たちに「ご本、出しときますね」と紹介された沢山の本は興味深く、今後是非読んでみようと思う。

Posted byブクログ

2020/05/01

コロナで部屋から出られないわ、母親は意外な重病で手術待ちだわ、10年前に別れた人から難しい電話がかかるわ…。自分の耳は昨日の夜からひどい耳鳴りでろくに聞こえないわ。まあ怒涛のようでこのひと月、大学の勉強どころではなく、さりとて本もろくに手に取れず、コミックを読んでばかりだったが、...

コロナで部屋から出られないわ、母親は意外な重病で手術待ちだわ、10年前に別れた人から難しい電話がかかるわ…。自分の耳は昨日の夜からひどい耳鳴りでろくに聞こえないわ。まあ怒涛のようでこのひと月、大学の勉強どころではなく、さりとて本もろくに手に取れず、コミックを読んでばかりだったが、やはり紙の本を読みたくなって、体調を見ながらゆるゆる読んでいた。2020年、5月の1冊目の読了本。 本を読むのが好きとあらば、書評やブックガイドの本も、当然大好物。なのに私はこの番組を知らなかった。人気漫才コンビ『オードリー』の若林さんがホスト役で、小説家の方を招いてトークをなさっていた、同名の番組を文字に起こした本だ。最近人気の作家さんのお名前がずらりと並ぶ。私が読んだことがある方って、どなただろう。 朝井リョウさん 西加奈子さん 角田光代さん このお三方は拝読したことがある。でも皆さん、ブクログでもよくお名前を拝見する人気作家さんばかり。本当ならちゃんと予習をしてから読めばよかったのかもしれないが…。知らないなら知らないで、興味持ったら読めばいいよね、と、さっさとページを開いてしまった。のっけからエッジの利いた対談が面白い。 若林さんは、『感じのいい人』『頭が良くて』『いい人だけど結構冷たいところは冷たい』という印象が、やっぱり今回も強まった。本を、大事に『ご本』と呼ぶ、この番組の感じに、すごくそういう側面が出ていると思う。好きな芸人さんのお一人なので、終始気持ちよく拝読しつつ。流石に売れっ子の芸人さん。言うところははっきり仰るし、マイルドにしなければいけないところは、丁寧に舵を取る。プロのお仕事を感じてしまった。彼が人気者なのも、きっと落ち着いて読書をする時間に、色々考えているからだろうと勝手に想像する。 各回最後に、ゲストの作家さんからお勧めの一冊が紹介され、それを若林さんが、視聴者、ないし読者に出してきてくださる、というスタイル。忘れると惜しいので、書き留めておく。 『シェア』加藤秀行 文藝春秋 『エドウィン・マルハウス』 スティーブン・ミルハウザー 河出書房新社 『あなたを選んでくれるもの』 ミランダ・ジュライ 新潮クレスト・ブックス 『恋愛小説集』(無印/日本作家編)岸本佐知子 講談社 『高瀬舟』森鴎外 集英社文庫 『死の棘』島尾敏雄 新潮文庫 『辻』古井由吉 新潮文庫 『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』桜庭一樹 角川文庫 『きりぎりす』太宰治 新潮文庫 『村に火をつけ白痴になれ』栗原康 岩波書店 『輝ける闇』開高健 新潮文庫 『ライン』村上龍 幻冬舎文庫 こうみると、皆さん歯ごたえのある本を読破しておられる。『あなたを選んでくれるもの』の訳者は岸本佐知子さんだが、岸本さんの携わった本が2冊入っているのも面白いところだ。島尾ミホさん関係の本は、近年の大ベストセラーになったし…。本に対する嗅覚が鋭いのだろうな…。知らない本がいっぱいあって、かえっていい感じにワクワクした。どんな気持ちの時に読もうか。それにしてもこの番組、もう一度観ることは出来ないのかな。是非再放送なり、新たな番組として放映して欲しい。

Posted byブクログ

2020/02/02

ご本、出しときますね? 編:BSジャパン/若林 正恭 人としての「小説家」の面白さは、その人が書く作品とはまた別次元のものだ。面白いといっても、芸人の面白さとはまた違う。 本書は、お笑いコンビオードリーの若林 正恭出演する「小説家さんとのトーク番組」を編集し抜き出したものであ...

ご本、出しときますね? 編:BSジャパン/若林 正恭 人としての「小説家」の面白さは、その人が書く作品とはまた別次元のものだ。面白いといっても、芸人の面白さとはまた違う。 本書は、お笑いコンビオードリーの若林 正恭出演する「小説家さんとのトーク番組」を編集し抜き出したものである。 出演者に西加奈子氏、朝井リョウ氏、村田紗耶香氏等豪華メンバーがいる。 私は本は読むがその大半はいわゆるビジネス書である。しかし、そんな私でも読んだことのある作品の著者達が出演している。 内容は最高におもしろい。本を読むのもおもしろいがそれを書いている著者達がこんなにおもしろいとはびっくりである。もちろん聞き手である若林氏の腕や編集の方が優れているということはあるが、やはりきらりと光るものがなければこれほど引き込まれることはないと思う。 著書を読みたい気持ちと著者を知りたいという気持ち。本との新たな付き合い方を教えてくれた一冊となった。

Posted byブクログ

2020/02/01

作家だから、というわけでもなく、世の中にはいろんな考えの人がいるんだなぁとほっとさせられた。自分の中にあるちょっとした黒い、あるいは口に出せない、出すほどでもない、あるいはうまく言葉にできない気持ちや考え方に似た考えを見つけては、そうそうそれ!と共感。声に出して笑っちゃったところ...

作家だから、というわけでもなく、世の中にはいろんな考えの人がいるんだなぁとほっとさせられた。自分の中にあるちょっとした黒い、あるいは口に出せない、出すほどでもない、あるいはうまく言葉にできない気持ちや考え方に似た考えを見つけては、そうそうそれ!と共感。声に出して笑っちゃったところもあり(光浦さん面白い!)。 やっぱり、もわっとした気持ちや現象を言語化できる作家という才能ってすごいなぁと確認した感じ。 そして、若林さんのことも、聞き方や返しやツッコミが冴えてて、ますます好きになりました。作家さんたちもとても魅力的。登場した作家さんの本も読んでみようと思った。

Posted byブクログ

2019/10/09

2019.09.15 BSテレビでやっていた、小説家と若林のトーク番組。 なぜBSなんだ、見たいのに… 作家さんも若林もみんな一癖二癖あって 感性や話も面白い お勧めの本も、ニッチでマイナーなもの(メジャーな作品もあるけれど)小説をいくつか知った上でのインタビューは違う面白さが...

2019.09.15 BSテレビでやっていた、小説家と若林のトーク番組。 なぜBSなんだ、見たいのに… 作家さんも若林もみんな一癖二癖あって 感性や話も面白い お勧めの本も、ニッチでマイナーなもの(メジャーな作品もあるけれど)小説をいくつか知った上でのインタビューは違う面白さがある。

Posted byブクログ