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はじめてのジェンダー論 の商品レビュー

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19件のお客様レビュー

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2021/04/25

全部読み切るのにすごく時間をかけてしまった… 全編通してとてもわかりやすいし、作者の言葉遣いに気を遣っているのも伝わって好印象。初めて読む本としていいと思う。 1番覚えているのは、出席番号の男女別の話。男子の後女子のものがほとんどだが、こう言う些細なところにも男女での差別(?)優...

全部読み切るのにすごく時間をかけてしまった… 全編通してとてもわかりやすいし、作者の言葉遣いに気を遣っているのも伝わって好印象。初めて読む本としていいと思う。 1番覚えているのは、出席番号の男女別の話。男子の後女子のものがほとんどだが、こう言う些細なところにも男女での差別(?)優劣が出ている。どちらでも支障が本当にないのなら廃止すべき。

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2021/03/09

性別とは何か?をいろいろなテーマから解説してくれています。例が分かりやすく、なるほどなと思えることが多いです。参考図書の紹介も充実しているので、ここから広げてさらに勉強しようと思えます。ジェンダー論の入門書としておすすめできる本です。

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2021/01/06

初めてジェンダー論を学ぶという友人にまずは薦めるとても好きな本。参考文献の紹介も豊富で、この本をきっかけに興味のある分野を深めていくことができると思う。 この本を初めて読んだ時、自分のジェンダーに対する価値観が刷新されて感動した。自分が無自覚だったけれど様々なことにジェンダーの視...

初めてジェンダー論を学ぶという友人にまずは薦めるとても好きな本。参考文献の紹介も豊富で、この本をきっかけに興味のある分野を深めていくことができると思う。 この本を初めて読んだ時、自分のジェンダーに対する価値観が刷新されて感動した。自分が無自覚だったけれど様々なことにジェンダーの視点を加えられると知ってびっくりした。 フェミニズムに否定的な人にぜひ読んでもらいたい。

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2020/12/17

社会学部の友達に「社会学部一年が読むような本だね」と言われて紹介されたが、本当に読みやすい本だった。ジェンダーに関して網羅的に触れており、また読書紹介も充実しているため、その分野でわからないことがあった時は何度でも読み返して確認してみると良いと思った。 家に一冊置いてあると安心な...

社会学部の友達に「社会学部一年が読むような本だね」と言われて紹介されたが、本当に読みやすい本だった。ジェンダーに関して網羅的に触れており、また読書紹介も充実しているため、その分野でわからないことがあった時は何度でも読み返して確認してみると良いと思った。 家に一冊置いてあると安心な気がする。

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2020/11/19

大学教科書に採用されているのは納得。ジェンダー論を学び始めるにあたってベースや出発点となりそうな基本的なテーマと丁寧な解説、そして豊富で多岐にわたる読書案内付き。 最初の読み物としてはこの上ない物だと思うし、ここから知的好奇心が刺激され、また引用されていた資料や文献へと興味が自然...

大学教科書に採用されているのは納得。ジェンダー論を学び始めるにあたってベースや出発点となりそうな基本的なテーマと丁寧な解説、そして豊富で多岐にわたる読書案内付き。 最初の読み物としてはこの上ない物だと思うし、ここから知的好奇心が刺激され、また引用されていた資料や文献へと興味が自然と広がってゆくと思う。初学者や、学び直したい方はぜひ。

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2020/11/08

本当にわかりやすく、かつ詳しく書かれている。ジェンダーについて知りたい人はまずこれを読むと良いと思う。カテゴリごとにおすすめの本が紹介されていて助かる。

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2020/10/17

女性差別なんてもうないからフェミニズムは必要ないだのLGBTも今は普通だしもう権利運動なんて必要ないだのいう人たちに全員読ませたい。いや、食べさせたい。

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2020/04/30

日本の身近な事例を中心にジェンダー論を俯瞰する入門書。 といっても、理論的なところが薄いわけではない。誰がどんな理論を考えたみたいな話は少ないのだが、ジェンダー論を考えるときに重要になる基本概念やキーワードは一つ一つわかりやすく、丁寧な言葉で定義されている。 社会構成主義的な...

日本の身近な事例を中心にジェンダー論を俯瞰する入門書。 といっても、理論的なところが薄いわけではない。誰がどんな理論を考えたみたいな話は少ないのだが、ジェンダー論を考えるときに重要になる基本概念やキーワードは一つ一つわかりやすく、丁寧な言葉で定義されている。 社会構成主義的な考えもしっかり踏まえていあるのだけど、これだけわかりやすく、ロジカルに話しが展開されているところが素晴らしいと思った。 ロジカルということでは、自然科学的な話しもしっかりカバーされているところが、納得性を高めているな。 自然科学的な「知」を批判するわけでなく、それを重視したうえで、社会的な構成の議論を展開している感じ。 このくらい丁寧に解説されて、やっとジェンダー論って、こんなことを問題にしようとしていたんだとわかった気になった。

Posted byブクログ

2021/01/05

ちがう立場の人々にちょっと不公平なかんじはあるが、それ以外はそつがなくうまいものだ。とてもえらい。基本書。

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