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まぬけなこよみ の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2018/07/08

約8年、私より生まれが遅い津村さん。 そうやんな。と思うこともあるけど、 へぇーそおなんか。と思うところも多々。 当たり前やんか!と思うのだけど、 何も残らない、潔さも良いところ。

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2018/06/23

 それにしても、心とはいったいなんなのだろう。どんなはたらきをするのか。悲しむものか、喜ぶものか。悼むものか、勝ち誇るものか。わたしは、突き詰めると、人間の中の世界が通り抜けていく場所、そうして捕まえた光のようなものを記憶して攪拌し、反射する場所を心というのではないかと思う。 (...

 それにしても、心とはいったいなんなのだろう。どんなはたらきをするのか。悲しむものか、喜ぶものか。悼むものか、勝ち誇るものか。わたしは、突き詰めると、人間の中の世界が通り抜けていく場所、そうして捕まえた光のようなものを記憶して攪拌し、反射する場所を心というのではないかと思う。 (P.280)

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2018/04/09

ウェブ平凡連載、季節のエッセイ+イラスト72点、新年〜秋から冬へ。 文章メイン、小さなモノクロのイラストがついていますが、半分が絵のカレンダーのように、週替わりの壁掛けもいいかもですね。

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2018/02/28

2012年9月から2015年9月にわたってウェイブ平凡に連載された、歳時記のエッセイ。 日本には四季があり、季節の変わり目がわりとはっきりしています。その為か二十四節季や七十二候などの季節に関わる言葉が沢山ありますよね。 そのような季節の言葉をテーマに書かれたエッセイなのだから...

2012年9月から2015年9月にわたってウェイブ平凡に連載された、歳時記のエッセイ。 日本には四季があり、季節の変わり目がわりとはっきりしています。その為か二十四節季や七十二候などの季節に関わる言葉が沢山ありますよね。 そのような季節の言葉をテーマに書かれたエッセイなのだから、さぞ情緒あふれるものなのだろうと思ったのだけれどちょっと違っていました。どちらかというと過去の思い出が多かったようです。あ、つまらなかったという訳ではないです。 日々色々なことに深く思いをはせている方のようで、「あーわかる」と言うものから「そこまではちょっと」というものまで。かと言えば、子どもの頃は結構破天荒のような感じもそこはかと。 なんにせよ、物書きさんはやはり観察力が鋭いというか感性が豊かというか、物事を見る目が違うなと感じました。

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2018/01/21

教えてもらった本。 季節の言葉やモノをテーマにエッセーを書いたものなんだけど、季節を感じるエトセトラがある時もあれば、ない時もあって終始ゆるゆるしてる。 特に共感出来たのが、社会人になってから休みを全力で休もうとする心境。そう有効活用しようとあれこれやって結局休めてない感じ...

教えてもらった本。 季節の言葉やモノをテーマにエッセーを書いたものなんだけど、季節を感じるエトセトラがある時もあれば、ない時もあって終始ゆるゆるしてる。 特に共感出来たのが、社会人になってから休みを全力で休もうとする心境。そう有効活用しようとあれこれやって結局休めてない感じ!寝たいとか言いながら土日寝てないっていうあの感じ!というかまさにそれという時もあるんだけど。

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2017/09/15

季節の移り変わりを書いた エッセイって 普段は忘れてしまうのですが はっと 時折思い出すんですよね ああ あの作家も こんなこと書かれていたなぁ って 故郷がかぶると 余計に まるで 自分の思い出だったかのように うまく混ざってしまいます

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2017/09/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

*骨正月、猫の恋、祇園祭、渡り鳥、おでん…芥川賞作家がめぐる一年、七十二候。四季のことばから生まれた脱力系歳時記エッセイ* まぬけというか、ヘタレというか、とほほというか。いずれにしても、津村ワールドにどっぷり浸かれること間違いなし。気楽に読めるとは言え、こんな風に季節のうつろいを観察したり、一つのことを吟味して的確に表現できるなんて、やっぱり素敵な作家さんだなあと改めて思う。エッセイは、くよくよマネジメントが全く合わなかったので嬉しい誤算。

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2017/07/25

エッセイと言うのは文学性もさることながら、書いた方の人間性に触れることが一番の喜びと思います。そして、その人間性に感動出来たらもう最高です(^-^) 街なかで、お年寄りとそのお孫さんと思しき二人連れを見かけるたびに、心底うらやましくなり、後ろをついていきそうになるw。(人生のなか...

エッセイと言うのは文学性もさることながら、書いた方の人間性に触れることが一番の喜びと思います。そして、その人間性に感動出来たらもう最高です(^-^) 街なかで、お年寄りとそのお孫さんと思しき二人連れを見かけるたびに、心底うらやましくなり、後ろをついていきそうになるw。(人生のなかでの、その時間の短さを知ったからなのだと思う)津村記久子さん「まぬけなこよみ」、2017.4発行、七十二候(季節の言葉)に合わせたエッセイです。ぶらんこで一回転するのが夢だったとかw。その思いだけで敬服いたします(^-^)

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2017/07/23

何やら毎回お題があって、それをテーマにして書かれているエッセイでした。好きなお題は熱量がハンパなくあり愉快なんですが、そうでもないお題は困った感じで頑張って絞り出して書かれている所があり、その落差が面白かったなぁ、と。

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2017/07/16

これだけまとめて記久節(私が勝手に名付けました。鰹節より美味しい)を読むと、嬉しいやら楽しいやら、ただ読みあたりには注意すること。オカヤイヅミさんのイラストが、モノトーンでまたいい!

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