刺青の殺人者 の商品レビュー
これでもかというほど主人公が苦難に見舞われる展開が続きお腹一杯になってしまう。蛍光タトゥーのさそりを全身に彫ろうとするサイケな形成外科医は、脳腫瘍によって人格変化しているのか、もともとサイコパスなのか。計画性に富んでいるように見えて、終盤では破綻の多い犯行となってしまっている。そ...
これでもかというほど主人公が苦難に見舞われる展開が続きお腹一杯になってしまう。蛍光タトゥーのさそりを全身に彫ろうとするサイケな形成外科医は、脳腫瘍によって人格変化しているのか、もともとサイコパスなのか。計画性に富んでいるように見えて、終盤では破綻の多い犯行となってしまっている。それが残念なところであった。
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シリーズ第2作。 ヴァルター警部とエヴァリーン弁護士がそれぞれの立場から殺人事件に関わることとなり、章ごとに視点が変わりながら話が進んでいく。 前作同様、緻密な構成で、東欧そしてドイツと舞台を移動しながら話がテンポよく進み、全てが収斂していくラストまで全く飽きることなく読み進む...
シリーズ第2作。 ヴァルター警部とエヴァリーン弁護士がそれぞれの立場から殺人事件に関わることとなり、章ごとに視点が変わりながら話が進んでいく。 前作同様、緻密な構成で、東欧そしてドイツと舞台を移動しながら話がテンポよく進み、全てが収斂していくラストまで全く飽きることなく読み進む。 話しの完成度が高く、セバスチャン・フィッツェック、ヘニング・マンケルらと並ぶストーリーテリングの巧さを堪能できるので、他の作品も期待大。
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非常に整理整頓されていて、無理なく物語がすすんでゆく。のだが、450ページ目位で主人公2人が会うんだが、それ、別に意味ないな。なーんか前作と同じく広範囲に同じ犯人が事件を起こしていて、さも意味がありそうに、チェコやらドイツやらオーストリアやらの地名わんさか出てくるけど、それも別に...
非常に整理整頓されていて、無理なく物語がすすんでゆく。のだが、450ページ目位で主人公2人が会うんだが、それ、別に意味ないな。なーんか前作と同じく広範囲に同じ犯人が事件を起こしていて、さも意味がありそうに、チェコやらドイツやらオーストリアやらの地名わんさか出てくるけど、それも別に国をまたぐ必要なんて全くないし。わかったぞ。私がこの本嫌いな訳。脚本みたいだからだ。日本でドラマ化するなら喘息刑事は西島秀俊さん、女弁護士は井上真央さんだな。もうこのシリーズ読まないぞ!
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全身の骨が折られ、血が抜かれた若い女性の遺体が、ライプツィヒの貯水池で見つかった。娘の遺体を確認した母ミカエラは、犯人を捜し出し、姉と共に家出したままの妹娘を探し出そうとする。事件を担当する上級警部ヴァルターは、暴走するミカエラに手を焼きつつ調べを進める。一方ウィーンの弁護士エヴ...
全身の骨が折られ、血が抜かれた若い女性の遺体が、ライプツィヒの貯水池で見つかった。娘の遺体を確認した母ミカエラは、犯人を捜し出し、姉と共に家出したままの妹娘を探し出そうとする。事件を担当する上級警部ヴァルターは、暴走するミカエラに手を焼きつつ調べを進める。一方ウィーンの弁護士エヴァリーンは、女性殺害の嫌疑をかけられた医師の弁護依頼を受けていた。『夏を殺す少女』続編。ドイツで爆発的な人気を博した話題作。 ややホラーの味わいもある、シリーズ第二作。ページターナーとしての腕は確かです。
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「夏を殺す少女」の続編です。 犯人がわかりやすかったので☆x3 相変わらず登場人物が魅力的な作品。 前作と同じく弁護士エヴェリーンの活躍を楽しみにしてたのですが、本作は娘を探すミカエラがヴァルターと活躍するので、エヴェリーンの活躍が薄い印象。 エヴェリーンの彼氏、パトリックが残念。 エヴェリーンボロボロの状態で次回作はあるのだろうかと心配。 ヴァルターは相変わらずの終始親切っぷりがすごい。娘のヤスミーンの性格がああなるのも分かる気がする。 次回作も期待です。
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「夏を殺す少女」の続編。相変わらずドイツの刑事とオーストリアの弁護士の話が交互に書かれ、徐々に収束していく。二人が一緒になるのは前回と同じく終盤、またありがちな恋愛関係に全くなりそうにないのも良い。 ただパトリックは残念。 次作あるかな?期待。
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オーストリアのミステリー。「夏を殺す少女」の続シリーズ。 あらすじ 若い女性の死体がドイツで発見される。喘息持ちの刑事ヴァルターは、姉妹の母親ミカエラに振り回される。ミカエラは自分で妹娘を見つけようとしていた。一方、オーストリアでは、敏腕弁護士のエヴェリーンが、殺人容疑の医師に会っていた。二人の事件はサソリのタトゥー、しかも血液と燐光のインクにかんけいするらしい。 毎回思うが、この作者のミステうリーには、あんまり緻密さがない。今回も、最後までヴァルターがミカエラに振り回されるラブロマンスかと思った。歴史的で美しい町並みも出てくるし。でも、ストーリーと登場人物に勢いがあって、ついつい読み進めしまう。
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妻を亡くしたシングルファーザーでぜんそく持ちの刑事と猪突猛進型の女性弁護士が、三年の時を経てふたたび出会う『夏を殺す少女』の続編。 ヴァルターは被害者の母に協力するため警察機構のルールをはずれて捜査を進めるが、警察に全幅の信頼を置いているわけではない彼女に騙され振り回されながら...
妻を亡くしたシングルファーザーでぜんそく持ちの刑事と猪突猛進型の女性弁護士が、三年の時を経てふたたび出会う『夏を殺す少女』の続編。 ヴァルターは被害者の母に協力するため警察機構のルールをはずれて捜査を進めるが、警察に全幅の信頼を置いているわけではない彼女に騙され振り回されながら、ドイツ、チェコ、オーストリアと駆け巡ることになる。もう一方の主人公エヴェリーンは、信頼のおけない依頼人の弁護に翻弄されていく。 フランシス・ベーコンの「復讐心に燃える者は自らの傷口をひらく」という言葉がキーワードになっており、プロローグからアクセル踏みっぱなしの展開を見せる。骨を折られ血を抜かれて殺される犠牲者達。それを追う犠牲者の母親の執念がこれまた凄い。ヒロインであるエヴェリーンの存在がかすんでしまうほどのキャラクター。彼女が主役といっても差支えないだろう、決して共感は出来ないが。 謎の解明よりサスペンスと猟奇性に重きが置かれている。作者は本国では「サイコ・サスペンスの鬼才」と呼ばれているそうな。意外な気もしたが、本作品を読んでみるとなるほど納得。面白いんだけど、可もなく不可もなくっていう感じかな。
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はぁ〜〜〜〜面白かった!! 前作「夏を殺す少女」もたいへん素晴らしかったのですが今回もよかったです!!シリーズものではあるものの前作を知らずこの本から読んでも大丈夫です。 主役はエヴェリーンとヴァルターですが前作ではどちらかというとエヴェリーン視点に比重が置かれていました。今作はヴァルターに比重があります。そんなウィーンの弁護士・エヴェリーンとライプツィヒの上級警部・ヴァルターがまた相見える。一見関係なさそうな事件の点と点が繋がって交差する様はほんと、テンション上がりますね!終盤からは怒涛で止まれずずっとハラハラしながら読んでた…。それにしてもヴァルター迂闊すぎ〜〜!!!ミカエラと事件追っていくところでは何度そう思ったか…。あとね…パトリック…パトリック…前作からの個人的な萌えキャラなんですよパトリック…。 原題では復讐の秋、前作の原題は復讐の夏となってるこの復讐シリーズ、三作目(出ると信じて)の季節はやっぱり冬かな?ああ〜次回作も楽しみです!
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楽しかったー面白かったー! 前作と同じように、ふたりが別々に事件に絡み出し、どこで交わるのかどう交わるのかとわくわく読んだ。謎が見えてくるたびに手が止められなくなる。 まさか、え、え?というぐるっと回って戻ってきた結末にいい意味で振り回された感じ。キャラもとても魅力的だった。 ...
楽しかったー面白かったー! 前作と同じように、ふたりが別々に事件に絡み出し、どこで交わるのかどう交わるのかとわくわく読んだ。謎が見えてくるたびに手が止められなくなる。 まさか、え、え?というぐるっと回って戻ってきた結末にいい意味で振り回された感じ。キャラもとても魅力的だった。 ただ、なんでー!という思いが1つだけ…。 ほんとなんで…最後まで影武者なのでは、と希望を捨てきれなかった…前作のあの幸せなラストが好きだったから辛い。 またふたりに出会えたらいいなと思う。そして互いに幸せになってほしい。
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