すべての教育は「洗脳」である の商品レビュー
自分の人生の決断を自分自身で行い、その判断に責任を持つ。 そうしたくない人はリスクを避けるため変化を望まない。しかし、21世紀の現代は技術も価値観も生活様式も変化し続けているため、対応できなければ負の格差を受ける。だから変化しないことは却ってリスクであるとも言える。 変化は様々...
自分の人生の決断を自分自身で行い、その判断に責任を持つ。 そうしたくない人はリスクを避けるため変化を望まない。しかし、21世紀の現代は技術も価値観も生活様式も変化し続けているため、対応できなければ負の格差を受ける。だから変化しないことは却ってリスクであるとも言える。 変化は様々な面で起こる。例えば幸福の多様化である。従来は国家間競争に勝ち抜くための工場的な価値観が主流だった。みんなが同じ幻想を持っていて、そこを目指せばよかった。しかし時代は変わり、国家というフィクションの力が薄れることになった。これからは感情のシェアがキーポイントになる。個々人の好きや楽しいという感情が人を動かし、幸せの価値観が細分化する。 ところが、現在の学校では、依然として画一的な教育を行なっている。従来の工場的な発想のままである。それでは、この先の「変化」に対応できない。だから、堀江氏は脱・学校論を説いたのだ。 重要なのは、大きな感情を生み出すような「没頭」をすること。そして、時代の変化を全力で受け止める覚悟だと言える。
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ホリエモンって感じだけど、まあまあ面白かった。 学生時代に読みたかったかなあ。 洗脳の枠からはみ出てみると、意外とどうってことはない。
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この時代、もはや学校、教師、教科書は要らないと断言する堀江貴文さん。 一理あるとは思います。 今迄、読んだ堀江さんの本で一番面白いかも知れません。 社会の要請により、従順な家畜を量産する機能を担ってきた学校教育。 確かにそうした側面はあるでしょう。 ただ、現在の社会の要請が、...
この時代、もはや学校、教師、教科書は要らないと断言する堀江貴文さん。 一理あるとは思います。 今迄、読んだ堀江さんの本で一番面白いかも知れません。 社会の要請により、従順な家畜を量産する機能を担ってきた学校教育。 確かにそうした側面はあるでしょう。 ただ、現在の社会の要請が、従来のジェネラリストから、制度疲労による閉塞を打破するような画期的なアイデアを持つスペシャリストにシフトしてきているとすれば、それは従来とは異なる、学校教育の本来の理想の実現を後押しするものでもある事もまた事実だと思います。
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「所有」のために「やりたくないこと」に従事すふ時代は終わった。 自分を没頭まで追い込むための最良の方法は「自分で決めたルールで動く」こと。 手軽にレアな人材になることで、そのことを踏み台に着実にステージへ進む。→1万時間の法則を掛け合わせる→タグを3つ(例、世界一周、ハーレー...
「所有」のために「やりたくないこと」に従事すふ時代は終わった。 自分を没頭まで追い込むための最良の方法は「自分で決めたルールで動く」こと。 手軽にレアな人材になることで、そのことを踏み台に着実にステージへ進む。→1万時間の法則を掛け合わせる→タグを3つ(例、世界一周、ハーレー、暗算得意) 今この瞬間、どんな生き方ができたら幸せかを考え抜いて、それに対して何に資本を投じるかを考える。それが没頭する力を解放する。
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学校や会社は国や会社に従順な人材を作る洗脳する(される)場で、自分のやりたいことをやった方がいいと唱える本。やりたいことは「没頭」するまでやって「レア人材」になることが大事。これまでの経歴は思い出で未来予測はできないので今やりたいことをやるべし、と言う考え方は極端だけど、その時が...
学校や会社は国や会社に従順な人材を作る洗脳する(される)場で、自分のやりたいことをやった方がいいと唱える本。やりたいことは「没頭」するまでやって「レア人材」になることが大事。これまでの経歴は思い出で未来予測はできないので今やりたいことをやるべし、と言う考え方は極端だけど、その時が来たらいい判断ができそう。あとがきによると、これまでの著作とはずいぶん趣が違うそうだけど、だいたいホリエモンのイメージ通りでした。他の本も読んでみたい。
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ほりえもんは読んだことなかったけど、このタイトルには感じるものがあり読む。 現在の学校は扱いやすい労働者を生産する場になっている、これからは場所や常識に囚われない生き方ができるはずだという主張には激しく同意。 最近の反グローバリエーション、トランプはじめNation人が増加しつつ...
ほりえもんは読んだことなかったけど、このタイトルには感じるものがあり読む。 現在の学校は扱いやすい労働者を生産する場になっている、これからは場所や常識に囚われない生き方ができるはずだという主張には激しく同意。 最近の反グローバリエーション、トランプはじめNation人が増加しつつある状況については、著者はどう捉えてるんだろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・知識=ファクトを教えるのは理にかなってるが、常識=恣意的な解釈を含むものを教えるのはなぜか? ・従順な家畜を育てるため 本書で一番なことはこの視点だと思う。
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ただの感情論ではなく、緻密な理屈として現行の教育システムが良くないことが書かれているので納得した。これからの時代、働き方や社会のあり方も変わっていく中で、教育だけが何十年も変わらないのはおかしいと気付かされた。自分も何かに「没頭」したいと強く思った。
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戦争を経験したことのある人が言うセリフによくきくのは、学校でそう教えられていたから。軍国教育。 敗戦して、教えられていたことが根こそぎ間違っていたことを思い知らされた、と。 全員回れ右状態で、与えられている教育が適切なものから、当たり前を疑うのは難しい。それを私達のじいさんばあさ...
戦争を経験したことのある人が言うセリフによくきくのは、学校でそう教えられていたから。軍国教育。 敗戦して、教えられていたことが根こそぎ間違っていたことを思い知らされた、と。 全員回れ右状態で、与えられている教育が適切なものから、当たり前を疑うのは難しい。それを私達のじいさんばあさんは経験してきた。それなのに自分の子供は学校にやっている。ということは、戦争に従順になってしまっていた自分たちの原因がなにかわかってなかったのでは? という疑問を持った。 今にしてもこれは変わらないのかなと。世相を反映するのが学校教育。今流行のプログラミングとか英語。 学校の教育内容にまかせきりにならず親が先を見通してどんどんほかにも投資すべき学習を与えて行かないといけない。 私はお山の大将教員らに霹靂している。いまや動画ですべての知識は手に入る。平均的な知識はあるにこしたことはないし、学校は友達つくるところなので、存在は否定しない。ただ先生の言うことを必ずしも聞く必要はない。はっきりいっていい先生なんて稀だし、どちらかというとトラウマ植え付けられる系が多かった。 中学の頃三者面談で、数学を学ぶ意味が見いだせない、と質問して、どこかで使うことがあるかもしれないから、と回答された。 つかうことは、今のところ結局なかった。 余計な、自分は数学が出来ないのにどうにかしないといけないというストレスを、食らっていただけだった。 ここまでで、自分が学校大嫌いだったことを認識した。(笑)みんなはどう思ってるのか当時から不思議だったな。 というわけで、この本には色々と自分を問答に向かわせる効果があったので、読んでよかった。 教育の大切さも知ってるので、鵜呑みにはしないけど。自分の思い込みをを疑う大切さは伝わってきた。 無意識に刷り込まれたブレーキをはずせ!洗脳に気づけ!ってことです。不幸を煽る脅迫型思考には注意。 ありがとう堀江さん。時代の先を見る彼の見識は、多少なりとも信頼している。いつか彼も古くなるし、私も、古くなる。でも今はもがけるので、探索してみようと思う。
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ホリエモンの本って感じ。 何冊も読んだので、あるもので終わりにしたいと思う。 一貫した意見があって私は一応理解した気になってる。
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