1,800円以上の注文で送料無料

ひきこもりの弟だった の商品レビュー

3.4

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2022/05/26

主人公にもその相手にも暗い過去があって、でも乗り越えて…みたいなわりと分かりやすい話かと思ったけれど、綺麗にハッピーエンドにならない感じが良かった(心が暖まるような感動物語を読みたいときには向いていないかも)。兄からの手紙のすっっっごく鬱屈した感じがリアル。今っぽい。

Posted byブクログ

2021/09/02

何も知らない出会ってすぐの二人が結婚する話。家族の描写を読んでいるとどうにももやもやしてくる。 2021/9/2

Posted byブクログ

2021/02/20

彼が独り背負って生きてきた事。 誰かに非がある訳ではないが、各々が抱えている物が大きく繊細であったからこそ起きた事なのかもしれないな。 感情を押し殺し日々を暮らしていたら、いつの日か全ての感情の出し方を忘れてしまい上手く自分を表現できないのだろうな。

Posted byブクログ

2021/01/22

表紙が印象的で購入。初めてタイトルを見たときはひきこもりの弟がいる兄の話だと思っていたが、実際は兄がひきこもりの弟の話。千草(主人公の妻)がした『3つの質問の3つ目』が二人を繋げることとなる。 構成は大きく分けて2つ。今と昔が交互にでてくるので混ざらないよう注意。 犬好きな人はあ...

表紙が印象的で購入。初めてタイトルを見たときはひきこもりの弟がいる兄の話だと思っていたが、実際は兄がひきこもりの弟の話。千草(主人公の妻)がした『3つの質問の3つ目』が二人を繋げることとなる。 構成は大きく分けて2つ。今と昔が交互にでてくるので混ざらないよう注意。 犬好きな人はあんまし見ないほうが良いかもしれない。

Posted byブクログ

2020/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

誰もがある程度共感しうる部分。 - 共依存。 - 周りの人に対する反面教師的な考え方。 - 何でもない日常への渇望? - 幼少期の経験が自分の性格にもたらす影響。 - 他者を愛することと、道具や自分の足りないものを埋めるための道具として利用することの違いとは。 見たいなものがあるので、ここら辺に少しでも考えがある人は共感しやすいのかなぁと。 ストーリー自体は、割かし、シンプルなので、伏線祭りみちな小説が好きな人にとっては、少し物足りないかもと思ってしまうかもしれません。

Posted byブクログ

2020/02/08

テンポが良くて読みやすかった。 何が言いたいのかはよく分からなかった。他の人の感想を見た感じ、きっと私は恵まれているのだと思う。

Posted byブクログ

2020/01/11

キャッチコピーにもあるけど、当たり前って思えることが幸せだって言われなきゃ気づけない。 普通の物語だったって感想を持てた方はきっと、周りの人間にすごく恵まれている。

Posted byブクログ

2019/12/12

私とは全て真反対なものだったので、とても衝撃的な物語だった。 寂しい気持ちになったが、前向きにもなれる

Posted byブクログ

2019/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

傑作。高校生・大学生の課題図書にすればいいと思う。刺さる人には痛いくらいに刺さるし、刺さらない人にもきっと何らかの感慨をもたらすだろう。 Webで書き下ろしの番外編が読めるので必読。 ↓ https://promo.kadokawa.co.jp/hikikomori/

Posted byブクログ

2019/04/13

僕はこの本を評価したいのか、したくないのか正直わからない。 ひきこもりの兄とその弟。兄との接し方ががわかっていない母。父はいない。そんな家庭で育った弟の物語。 小さな子どもの頃は大好きだった兄が、年齢を重ねていくにつれ仲が悪くなり、ついにはお互いを憎み合う関係に。弟は自立でき...

僕はこの本を評価したいのか、したくないのか正直わからない。 ひきこもりの兄とその弟。兄との接し方ががわかっていない母。父はいない。そんな家庭で育った弟の物語。 小さな子どもの頃は大好きだった兄が、年齢を重ねていくにつれ仲が悪くなり、ついにはお互いを憎み合う関係に。弟は自立できない兄とそれを容認する母を、兄は人並みの生活を送る弟を。同じ血が通っているというだけで仲良くできるわけではない。 弟は家族の影響を受けて人を愛するということができなくなってしまっています。人を好きになる、愛するってどういうことなんでしょうか。私もはっきりとしたことはわかりません。 そんな弟が出会うのが家庭環境に難がある千草。会ったその日に結婚を決めた2人。物語は現在の弟と千草の話、昔の弟家族の話が交互に出てくる。 『この本を読んで何も感じなかったとしたら、それはある意味で、とても幸せなことだと思う』。 帯の言葉です。とても不思議な読書体験です

Posted byブクログ