ひきこもりの弟だった の商品レビュー
とっても切ない作品でした。切り口が斬新で、内容も心に刺さる作品でした。結末は、・・・ 一読の価値ありです。
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もし啓太が弘樹に「学校に行け」「仕事を探せ」なんて言わなければ、あんな風にはならなかったのに。 もし弘樹が昔の弘樹だったら大人になっても昔の弘樹。 千草とも一緒に幸せになってほしかった。 そういえば、最後の所では啓太は誰と結婚したんだろう。 新人社員の白井麻美? それとも、千草? 相手が千草じゃなくっても・・・・・啓太と千草にはずっと幸せでいてほしい。
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もう読むの何回目かわからない。小説の中でいっちばん好き。全シーン好き。全登場人物に厚みがあって好き。 タイトルがダブル(トリプル?)ミーニングになってることに読み終わったあと気づいて戦慄した。 感情の言語化上手すぎて、私の感情のレパートリー広がりました。とにかく好きです。
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出会ったばかりの人と結婚した、引きこもりの兄を持つ弟の話。主人公に感情移入し過ぎてめちゃくちゃしんどい。兄も母も同僚も酷い、そんな中妻の千草が救い。薄氷を踏むような2人の関係が、ずっと続いてほしい。
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これまでの作品の中で、一番モヤモヤと胸糞さが入り交じる感じがした。 他の方も感じた賛否両論。 ラストも眉間のシワが残る感じ。 おっちゃん的には星2。千草が健気だったからの星2。
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タイトルから引きこもりの弟がいる兄か姉のお話だと思ってたのですが、〝引きこもりの兄〟がいる弟のお話でした。 序盤での3つ目の質問が気になって夢中で読んでしまいました。過去と現在が交互に描かれているのですが、心が痛い。過去がとにかく辛いです。親族に同じような方がいたので何となく分かりますが、そうなんですよね。長男だから、今は辛いだけだから…貴方が言うから…。妙にリアルで読むのがとても辛かったです。 愛ってなんだろうね。難しい。最後、啓太は千種とお別れして別の奥さんと…お母さんとも和解して子供もいて…幸せそうでよかったですが、千種と幸せになって欲しかったです。
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母や兄と過ごした子どものころの日々がかなり丁寧に描かれていたため読んでて辛かったんですが、ぐいぐいと惹きこまれてページをめくる手が止まりませんでした。終わり方は賛否両論ありそう。
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恋愛小説読もーって軽い気持ちで読んだら号泣した。帯にある三秋縋さんのコメント「この本を読んで何も感じなかったとしたら、それはある意味でとても幸せなことだと思う」がまさに的確。多くの人が読んで何も感じない人生であって欲しい。
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最初から最後まで分からなかった 自分には合ってなかっただけなんだろうけど、それでもこの本は誰かに勧められない (魅力と面白さを語れないから)
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お互いに足りないものがあって、それを埋めるように結婚した二人。そして、互いに幸せになるために別れた。 この別れを悲しいものと捉えるか、幸福への一歩と捉えるかは人それぞれだと思うが、私は前者で捉えた。 折角、出会えたのだから、この二人で幸せになって欲しいと心から願った。
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