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経済は地理から学べ! の商品レビュー

3.9

56件のお客様レビュー

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2018/02/28
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従来の地理の概念が覆された。本来、その国の地形や資源という土台があり、その結果として必然的な経済の発展があることがわかり、興味深かった。

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2017/09/20
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地理とは地球上の理 知識がつながりひとつの物語となる。 現代社会そのものを学ぶ 地理と歴史はクルマの両輪 経済は土地と資源の奪い合いがベース 景観 地理学では様々な要素が関わりあって物語が成り立つこと 視点 1 自然 エネルギー 2 スケールメリット 3 資源 地勢リスク 4 距離 物理、時間、経済、感覚 良い土地 面積が広い、雨が多い、鉱物資源豊富 立地 パートナー、時差、流域の河口 人手か機械か パイプラインと地勢リスク 資源 発言力、レアメタル、アルミと電力 貿易 物流距離とコスト、同じ国で輸出も輸入も 航空連合とハブ&スポーク路線 人口 日本は教育と人口ボーナスで資源不足を補う 米の人口支持力、アジアの台頭 東京、大阪、名古屋と平野や遠浅海岸 神戸、横浜の港湾都市 人口密度とインターネット 文化 資源がないと奪い合いではなく協業 食文化、芋と豚、ニュージーランド酪農 世代交代が持続可能な経済発展の最重要 インドにも牛肉食ニーズは2億人

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2017/08/30

地理学の面白いところをかいつまんだ本という感想。朝に1,2くらい記事を読めばいいのでは?という感じ。 ただ、賃金や要素賦存量の話は経済学でゴマンと行われているのに、それを援用して「地理学で経済も説明できる!」と言ってしまうのは拡大解釈というか、傲慢ではないだろうか? イマイチ...

地理学の面白いところをかいつまんだ本という感想。朝に1,2くらい記事を読めばいいのでは?という感じ。 ただ、賃金や要素賦存量の話は経済学でゴマンと行われているのに、それを援用して「地理学で経済も説明できる!」と言ってしまうのは拡大解釈というか、傲慢ではないだろうか? イマイチ地理学のことがわからなかったが、学問的体系がなさそうな分野だと感じた。

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2017/08/15

最近、地理や地政学の本が増えてきた印象があります。私も大学で地理を専攻していたからかもしれませんが。地理学入門の序章という感じでしょうかね。(経済地理学は深掘りするともっともっと面白いですよ!) この本に書かれている通り、地理は自然科学にも人文科学にもまたがる学際的な性格を持つ学...

最近、地理や地政学の本が増えてきた印象があります。私も大学で地理を専攻していたからかもしれませんが。地理学入門の序章という感じでしょうかね。(経済地理学は深掘りするともっともっと面白いですよ!) この本に書かれている通り、地理は自然科学にも人文科学にもまたがる学際的な性格を持つ学問分野です。歴史、哲学なども同様です。 地理学的な見方でものを見ると、また違った視点で考えることができて面白いと思います。農業の分野についての記述や感覚距離が遠い国の話は興味深く読みました。 著者もあとがきで書かれていましたが、大学入試で地理が必須でない学校が多いために、高校でも地理を教えていない学校も多いのはとても残念なことです。 著者は代々木ゼミナールの先生ですので、高校生や中学生にぜひ読んでもらい、地理の面白さに気付いてくれる方が多くなるといいなと思います。

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2017/07/29

代々木ゼミのカリスマ講師が執筆した「地理」という学問をもっと大きな視野から捉えて、そこから特徴的な国の経済を解説した作品、。 「地理」というと自分も学生自体の暗記科目で、世界一長い川とか生産量一位の国などをバラバラに覚えるだけのイメージであったが、これらの情報をつなぎ合わせること...

代々木ゼミのカリスマ講師が執筆した「地理」という学問をもっと大きな視野から捉えて、そこから特徴的な国の経済を解説した作品、。 「地理」というと自分も学生自体の暗記科目で、世界一長い川とか生産量一位の国などをバラバラに覚えるだけのイメージであったが、これらの情報をつなぎ合わせることで、それぞれの国特徴を捉えている点は非常に面白い視点であったが、個人的には内容が薄い感じがした。 もっと「地理」的側面を掘り下げて各国の特徴を掘り下げて、そこから現在の経済につなぎ合わせると面白い作品になると思った。筆者が経済ではなく地理の専門家なので、経済的な側面での薄さが出てしまっているのかもしれない。

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2017/07/26

私は歴史が好きです。世界がどのように発展したのか、覇権がどう推移したのか近代の歴史は全て記録されています。 世界の国を旅するにあたりこの歴史を知っているかどうかで旅の深みが変わります。そしてその歴史と双璧をなすのがこの地理なのです。国と国の関係、産業の発展、気候、宗教、民族、移民...

私は歴史が好きです。世界がどのように発展したのか、覇権がどう推移したのか近代の歴史は全て記録されています。 世界の国を旅するにあたりこの歴史を知っているかどうかで旅の深みが変わります。そしてその歴史と双璧をなすのがこの地理なのです。国と国の関係、産業の発展、気候、宗教、民族、移民、すべて地理に基づく理由があるわけです。 自分もまだまだ知らないことがあってなるほどと思うと同時に世界への興味がさらに増しました。おすすめ。

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2017/07/11
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決して浅いわけではないのだけど、深くはないんだよね…。 例えば、P52からのスペインに関する記述で、スペインは「ヨーロッパにおいて比較的賃金水準が低い国」だったから、「ドイツやフランスの自動車企業はスペインの低賃金労働力を活用すべく、生産拠点として多くの向上を進出させる」とあるのだけど、ではなぜドイツやフランスに比べてそもそもスペインは賃金水準が低かったかの説明はなし(解説がある国もある…P63でメキシコにはちゃんと「アメリカ合衆国ほど労働組合が強くないので、賃金上昇の抑制が働く」っていう解説があったりする)。 また、2004年に自動車生産台数が減少した話からいきなり2015年の話にすっとんでしまい、その間の2012年の欧州債務危機でスペインが大変だったことへの言及がない。 「経済」を掲げているのに、ちょっと説明が荒すぎるのではないのかな?という思いは、他の国の解説でもそこここに感じられた。第5章の「文化」のあたりになると、もう雑学本な感じが否めなかったし。参考になるところもあっただけに、残念な感じが強く残りました。

Posted byブクログ

2017/07/07

地理を知ることは世界を知ることだった。本来教育の目的は、正解を教えることではなく正解を見つけられるようにすることや選択肢を増やすこと。

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2017/06/20
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経済=4つの距離 物理距離=出発地~目的地 時間距離=移動にかかる時間 経済距離=移動にかかる費用 感覚距離=同じものを見ていても違う感覚を持つ 地理=現代世界そのものを学ぶ科目 地理&歴史=自動車の両輪/どちらも必要 2022年度高校=地理総合&歴史総合/必修

Posted byブクログ

2017/06/15
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教科書のように硬い感じではなく、筆者のなかでの恐らく厳選したトピックスを紹介する内容でし。 世の中の全く関係ない無さそうなことでも、実は繋がっているとことを書いてあり、それを紐解く補助線を筆者は提示します。 気に入ったのはドイツの気候と料理の話。ジャーマンポテトとウインナーとビールには理由があったとのこと。 気になる人は是非読んでみてください。

Posted byブクログ