いのちの車窓から の商品レビュー
ダヴィンチの雑誌のコラムをまとめたエッセイ。 星野さんの思考の細かさや繊細さに触れられたり、ミュージシャン、俳優としての仕事や暮らしぶりを知れるのでファン必読です。音楽だけ、ドラマだけ見てるだけではもったいない。 何かひとつのことに没頭して思考して妄想して、その時間は一瞬でワー...
ダヴィンチの雑誌のコラムをまとめたエッセイ。 星野さんの思考の細かさや繊細さに触れられたり、ミュージシャン、俳優としての仕事や暮らしぶりを知れるのでファン必読です。音楽だけ、ドラマだけ見てるだけではもったいない。 何かひとつのことに没頭して思考して妄想して、その時間は一瞬でワープしてるということみたい。 星野さんは世の中のことに一個ずつ引っかかってしまうような繊細さを持ちながら、アーティストで表現者でいること、大変なんだろうなって思った。 オールナイトニッポンでオードリー若林さんとめちゃくちゃ繊細な話を話し込んでたので興味を持ち、このエッセイを読んでからは曲も聴くようになりました。
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星野源の人が等身大で感じられる。時々、いいことを言うので、見逃せない。何かの時にまた読み返したいなと思える。新垣結衣の章は見どころ。
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とても面白かった。 星野源さんが、身近に感じた。それから、オードリー若林さんと親しいのがわかる気がした。 人見知りの話は、若林さんの本を思い出させた。 いろんなことを妄想し、観察し、考えている人なんだなぁと思った。曲を作り、芝居をして、執筆をして、ゲームを楽しみ、本を読む…。 ...
とても面白かった。 星野源さんが、身近に感じた。それから、オードリー若林さんと親しいのがわかる気がした。 人見知りの話は、若林さんの本を思い出させた。 いろんなことを妄想し、観察し、考えている人なんだなぁと思った。曲を作り、芝居をして、執筆をして、ゲームを楽しみ、本を読む…。 よくそんな時間があるなぁなんて思ったが、そういうことではないな。 いつだって世界を彩るのは、個人の趣味と、好きという気持ち。これ刺さった。 私も10代から20代は、ひとりぼっちで消えてしまいたくなっていた。とても共感した。 そう、現実逃避ではなく、現実を受け止めつつ自分の最良の道を工夫しながら進む。より楽しく、自分が納得できる道を。 あとがきも深く共感した。文章は承認欲求に基づいたエゴやナルシシズムの過剰提供が生まれやすく、表現や伝えたい想いには、不純物がつきまとう。 なるほど、言語化すると、そういうことかと納得。 私が私がって言う、自分を出さずに、 だからといって、一般的な上っ面の文章ではなくて、自分の想いを伝えたいのだけれども、突っ掛からずサラサラーっと流れるような文章を私は目指している。そういいつつも、承認欲求が現れているかもしれないが。 面白い。私も頑張ろうって思った。
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星野源さんのエッセイを読むのは二冊目。今や大スターの彼ですが、多忙な毎日を送りながらも、しっかり自分と向き合い不器用に生活している姿が赤裸々に綴られていて、数年前と変わらない等身大の源さんが垣間見れた気がしました。少し安心してしまいました。
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最初はつまらんかったけど、読むうちに曲の裏話やできた時の話、星野源というモノのナカミが見えてきたような気がした。改めてSUNを聞いた時はとても楽しかった。あと単純に星野源はかっこいい生き方してると思った。
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きっと星野源さんは乗り越えた人なんだなと。 もみくちゃになって、頭掻き回して考えて、 自分の力でステージにたどり着いた人なんだと。 なんとなくそんな感じがした
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ダヴィンチで連載していた時からたまに読んでいておもしろいなぁと思っていたのですが、まだ星野源さんをほとんど知らなかったころでした。音楽やライブ映像、出演作品を知ったあとに読んだら、作品や演技に対する眼差しが暖かく、視点が豊かでとてもよかった。
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誰にも優しくできないほど心が削れてしまった時、この本を開くとそっと寄り添ってくれます。源さんの言葉は、私のお守りのようです✉
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読みたいな、と長年思いつつも、星野源にハマりたくなくて目を逸らしていた本作。 思っていたよりもずっと軽い文体、日常に沿った内容であっという間に読めてしまった。 新垣結衣さんとの結婚を発表されたあとで思いついてすぐ行動したのがよかったのか図書館ですぐに借りられたが、やはりというか...
読みたいな、と長年思いつつも、星野源にハマりたくなくて目を逸らしていた本作。 思っていたよりもずっと軽い文体、日常に沿った内容であっという間に読めてしまった。 新垣結衣さんとの結婚を発表されたあとで思いついてすぐ行動したのがよかったのか図書館ですぐに借りられたが、やはりというかなんというか、次の予約が入っていて延長はできなかった。 新垣さんがタイトルになっているものはもちろん、個人的には大泉洋さんの話、鶴瓶さんの話、そして紅白が大好きな作家さんの話、ポケモンGOの話が特によかった。 本当に星野さん自身が彼女ら彼ら好きなものを愛しく思っていること、巡り合わせや出会えてよかったと思っていることが伝わってくるような素敵な文章だった。 かと思えばあふれるゲーム愛や芝犬への愛を語ったり、一方でその日1日のことをただ時系列に並べてみたり…いろいろな角度から楽しませてもらった。 予約をして待っている人にとってもこの本がしみじみと沁みたらいいなぁ、と思った。
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『文章』という回で、星野さん自身読書や文章を書くことが苦手だったと書かれていますが、自分も10代から20代は、ずっと同じ様に読み書きが苦手でコンプレックスを抱えていました。 そんな自分から見て、ここまで借り物でない自分の言葉で表現し、読む人の心を揺さぶる文章を書き、さらには「今...
『文章』という回で、星野さん自身読書や文章を書くことが苦手だったと書かれていますが、自分も10代から20代は、ずっと同じ様に読み書きが苦手でコンプレックスを抱えていました。 そんな自分から見て、ここまで借り物でない自分の言葉で表現し、読む人の心を揺さぶる文章を書き、さらには「今は文章を書くことが楽しい」と言える次元にまで至る、というのは驚異的であり、希望でもあります。 エッセイを書く芸能人はたくさんいますが、音楽家の余芸というレベルではありません。 音楽を作るだけでなく、まとまった文章を書くということも、星野源という音楽家の重要な部分を担っているんだな、と納得させられました。
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