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君は月夜に光り輝く の商品レビュー

3.7

156件のお客様レビュー

  1. 5つ

    35

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

    60

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

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2017/08/09

普段の私なら絶対に泣いていたと思う。 でも何故だか涙が出てこなかった。 本を読んでいて、その内容から思い当たることがいくつかあった。 だから私は自分の心が死んでいると感じた。 大切なことを気が付かせてくれた一冊。

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2017/07/28

ううん… なんとなく"君のすい臓を食べたい"にテイストが似てる、かな。 病気モノだと近くなるものなのかもしれませんが。 その印象がちらついてどうも純粋に楽しめなかったかも。 あとがきの作者の思いとか そこは素敵だと思いました。 生きていくことを前向きに捉えた...

ううん… なんとなく"君のすい臓を食べたい"にテイストが似てる、かな。 病気モノだと近くなるものなのかもしれませんが。 その印象がちらついてどうも純粋に楽しめなかったかも。 あとがきの作者の思いとか そこは素敵だと思いました。 生きていくことを前向きに捉えたくなるかな、と。 全体的に読みやすくはあったけど 10代から離れていっているせいなのか、 なかなか共感はしづらかったです。 表紙イラストはすごく好きです(*´∀`)

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2017/07/01

生きることに意味を見出だせない岡田卓也が発光病の同級生渡良瀬まみずに逢い、彼女の死ぬまでにやりたいことを代わりに実行していく。恩人の香山彰との友情やまみずとの愛情が自然にさりげなく描かれており、読みやすく素直に楽しめる。最後は生きることにについての難しい話しに悩ませられるが、それ...

生きることに意味を見出だせない岡田卓也が発光病の同級生渡良瀬まみずに逢い、彼女の死ぬまでにやりたいことを代わりに実行していく。恩人の香山彰との友情やまみずとの愛情が自然にさりげなく描かれており、読みやすく素直に楽しめる。最後は生きることにについての難しい話しに悩ませられるが、それでも人は生きているとことを改めて想い知らされる。

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2017/05/27

十代だったらもっと楽しめたかな。作中でも触れられているけれど、いわゆるサナトリウムもの。 登場人物は若く、その苦悩の仕方もやはり若い。読後感は悪くなく、電撃の読者層には響く作品だったのかなと思う。

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2017/05/12

納得して生き、納得して死ぬ。なんて難しいんだろう。 生きている人は「死にたい」とつぶやき、死んでいく人は「「生きたい」と叫ぶ。 でも、多分生きたいんだよ。「死にたい」というその言葉すら、生きたい気持ちそのものなのだよ。 でも、必ず人は死ぬのだよ。それをどう迎えるのかは、人間のまさ...

納得して生き、納得して死ぬ。なんて難しいんだろう。 生きている人は「死にたい」とつぶやき、死んでいく人は「「生きたい」と叫ぶ。 でも、多分生きたいんだよ。「死にたい」というその言葉すら、生きたい気持ちそのものなのだよ。 でも、必ず人は死ぬのだよ。それをどう迎えるのかは、人間のまさに一生の課題なのだと思うよ。 そして、生きている人は、それを受け止めなければならない。納得しようのないことも、納得しなければ、自分が生きていけない。 生きていくしかないのだよ。

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2017/05/12

世の中にはこの世を生きたいと思っている人と、この世から無くなりたいと思っている人がいる。その2人が交錯したときになにが起こるのか?価値観、情、愛…様々な要素が入り乱れながらも起きる変動が美しい文章と共に描かれている。 命に触れる文献は哲学的な印象を持たれがちだが、この本に登場す...

世の中にはこの世を生きたいと思っている人と、この世から無くなりたいと思っている人がいる。その2人が交錯したときになにが起こるのか?価値観、情、愛…様々な要素が入り乱れながらも起きる変動が美しい文章と共に描かれている。 命に触れる文献は哲学的な印象を持たれがちだが、この本に登場する高校生たちの立ち振る舞いがそのまま感じられるようになっていて好感がもてる。

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2017/05/07

電撃小説大賞受賞作、という文言に惹かれ購入。 読みやすく、人の命の重さ、残された人たちの心の描写が上手く書かれている。 主人公たちが十代という、繊細さ・危うさ・脆さが、どこか儚くて淡い光のように瞬く。まるで、『一条の光』のように・・・。

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2017/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最近本を読んで泣かないことの方が少ないので、もちろんこれも盛大に泣いた。泣く本は電車で読むないからなかなか読み進められなくて困る。ついでに、泣くともう本の内容とかどうでもよくなって、ただただ登場人物の境遇と現実とを比べる旅が始まるので、感想も書けない。本当に困ったものだ。 そんな中1番心に残ったのは割ってしまったスノードームを修復したところ。私が小さい頃に割ってしまったあのスノードームも直せるのかなぁ…。

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2017/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

★ネタバレしてます★ サクサク読めて、泣ける本を探していて本作品に辿り着きました。 結果、大正解。 姉を3年前に亡くしている高校1年生の岡田卓也。そして、クラスメートではあるが「発光病」で余命宣告されてずっと入院生活を送っている渡良瀬まみず。この二人の切ないラブストーリー。 姉の死のせいか、卓也からは、どこか死が近くにある危うい感じを受ける。まみずの死期が近づき、卓也は自らも死を選ぼうとするが、そんな卓也に生きてもらうために、まみずは最後のお願いをする。その言葉に心打たれました。 「私のかわりに生きて、教えてください。この世界の隅々まで、たくさんのことを見て聞いて体験してください。そして、あなたの中に生き続ける私に、生きる意味を教え続けてください」 『君の膵臓をたべたい』(住野よる)や、『半分の月がのぼる空』(橋本紡)などがお好きな方は、この本もお気に入りになるのでは?、と思います。

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2017/03/20

う~ん面白かった。    これもある種の王道ストーリー。    お手本のような正道ストーリー。    これがデビュー作だって言うんだから評価せざるを得ない。    そりゃあ大賞もらいますわ。    これからこの著者がどのような道を辿っていくのか楽しみでもある。 ここが出発点。 ...

う~ん面白かった。    これもある種の王道ストーリー。    お手本のような正道ストーリー。    これがデビュー作だって言うんだから評価せざるを得ない。    そりゃあ大賞もらいますわ。    これからこの著者がどのような道を辿っていくのか楽しみでもある。 ここが出発点。      ところでこれは本当にどうでもいいことだが、絵を見る限りDあるようには見えないが盛ったのだろうか。

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