菜の花食堂のささやかな事件簿 きゅうりには絶好の日 の商品レビュー
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地元の野菜をふんだんに使ったランチが評判の『菜の花食堂』 オーナーの下河辺靖子先生は、定休日を利用して、月二回、料理教室を開いている。 小さな相談事を解決するうち、なんだか先生は名探偵とうわさされるようになって… シリーズ第2弾。 自転車事故、転売、転載と、読者も遭遇するかもしれない問題を扱って、美味しく夢のある作品であるが、現実的でもある。 そして、子供には、小さな頃から段階を追って、多少厳しくてもきちんと理解させていかなくてはならない事柄がある、と実感した。 今回もまた、先生のプライベートと急展開にびっくり! 『きゅうりには絶好の日』 料理教室の生徒・瀬川桃子さん、ママさんバレーで鍛えた元気な40代。 赤い自転車が気になって仕方がない、と靖子先生に相談する。 近所のおばあさんが猛スピードの自転車と接触しそうになり、よけた瞬間に転倒して怪我をしたというのだ。 『ズッキーニは思い出す』 物心つかない頃にいなくなった母親が、昔してくれたこと、遠くでしてくれたこと。 切なくて温かい家族のお話。 『カレーは訴える』 菜の花食堂は、近所の神社で年一回行われる大きな「野川マルシェ」に出店することになった。 ドライカレーとミニサラダのセット、プリンを売る。 地域に根を下ろしている、と幸せな気分になる優希。 しかし、カレーだけでご飯はいらないという女子高生、タッパーにカレーだけ10人前入れて!という主婦など、謎の買い方が… マルシェは初めてだけど、こんな買い方もあるの? 『偽りのウド』 料理教室の生徒・大倉あおいさんの家は大きな農家。 ウドを栽培しているが、高級食材と敬遠せず、もっと食べてほしいと、料理教室のテーマにリクエストする。 教室は大好評で、生徒さんたちはだいぶウドに対する意識が変わったようだ。 しかし、大好評のそのレシピが… 『ピクルスの絆』 和泉香奈さんが突然、「先生の弟子にしてください!」と言ってきた。 先生は、お給料も払えないし、この先そんなに事業を大きくするつもりもないし…と迷う。 12月、定例とは別にちょっと変わった趣向の料理教室を開くことになった。 料理をイベントとして楽しむパーティーのようなもの。 参加者の小島さんという男性は、先生に謎解きを持ちかける。
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夏野菜レシピ!美味しそう~♪料理が 特異ではない 私は 菜の花食堂で 修行がしたい!!そのうえ 謎解きがあるなんて 興味深げ!!
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【収録作品】きゅうりには絶好の日/ズッキーニは思い出す/カレーは訴える/偽りのウド/ピクルスの絆 日常の謎と料理。ライトミステリ。
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シリーズ第2弾 月に2回料理教室を開く菜の花食堂の靖子先生と、お手伝いをしている優希 ささやかな事件というか事情が先生のアドバイスでとかれていきます。 まだ続きそうなので次も楽しみにしてます。
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シリーズ2巻目。 自分の精神状態にも影響されるのだろうけど、こちらの方がより面白く感じた。 短編集(全5作)だが、"ズッキーニは思い出す"では泣かされた。歳のせいか涙もろい。でも、たまに泣くのは気持ちが良い。 最終作の書下ろしでは、前巻同様に主人公の出自に深く...
シリーズ2巻目。 自分の精神状態にも影響されるのだろうけど、こちらの方がより面白く感じた。 短編集(全5作)だが、"ズッキーニは思い出す"では泣かされた。歳のせいか涙もろい。でも、たまに泣くのは気持ちが良い。 最終作の書下ろしでは、前巻同様に主人公の出自に深くかかわる内容だった。"そう来たかー!"という展開に、気持ち良く読了する。 著者の作品は、臨場感を感じながらも抵抗感なくするすると読める。多分、未だ最終巻ではないだろうと思うので、次を楽しみに待ちます!
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シリーズ第二弾、短編連作。 ランチ営業と料理教室を開催してる小さな食堂が舞台の、料理と日常の謎の話。 主に舞台は料理教室で、1つの食材で何品も作る方式。 この献立は普通に参考になる。 今作は、こういう職業ならではの困った部分をテーマとして取り上げられた話が多い。 実際にこういうこ...
シリーズ第二弾、短編連作。 ランチ営業と料理教室を開催してる小さな食堂が舞台の、料理と日常の謎の話。 主に舞台は料理教室で、1つの食材で何品も作る方式。 この献立は普通に参考になる。 今作は、こういう職業ならではの困った部分をテーマとして取り上げられた話が多い。 実際にこういうことが起きるんだろうなあと読んでて気づかされる。 主人公がどういう人なのかが少しずつわかってくる。
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旬のものを食べるのって、やっぱりいいんだな。 野菜の選び方、扱い方をもっと知りたくなった。 靖子先生の過去が明らかになる今作、次もありそうで楽しみ。
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出てくるお料理がおいしそうで、先生のキャラクターが魅力的で好きなシリーズになりました。 シリーズ2冊目。 日常ミステリもシビアなものもあるけれど、読んでいて面白かった。 料理教室も今後は展開があるのかな? 先生の謎も徐々にあきらかになってきて気になります。
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シリーズ第2弾 ランチだけのお店を営みお休みの日に料理教室を開く靖子先生は相変わらずふんわりやわらか。料理教室の生徒さんたちの抱える謎を今回も鮮やかに解いていく日常ミステリー。 今回はマルシェに出店したり貸し切り料理教室を開いたりと精力的。そこから新たな展開が開ける事に。こんなお...
シリーズ第2弾 ランチだけのお店を営みお休みの日に料理教室を開く靖子先生は相変わらずふんわりやわらか。料理教室の生徒さんたちの抱える謎を今回も鮮やかに解いていく日常ミステリー。 今回はマルシェに出店したり貸し切り料理教室を開いたりと精力的。そこから新たな展開が開ける事に。こんなお店が近くにあったらなぁ。まだ続きそうなので次にも期待。
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料理教室の生徒が抱える悩みを絡まった糸を優しく丁寧にほぐすかのように解決に導く靖子先生。 助手の優希もそんな先生に助けられた一人です。 最終章では、靖子先生自身が心の中に閉まっていた過去に対峙しなければならなくなります。 先生の戸惑いからの解放の手助けをする優希。 助けられた人が助けてくれた人を助ける側になる。当たり前のことで今更言及することではないのかもしれませんが、全編を読んで、そんな人間関係っていいなと改めて思い、じんわり温かい気持ちになりました。
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