ひなた弁当 の商品レビュー
チャプターズ書店の書店主である森本さんが紹介されていて、気になっていた一冊です。 ------------------------- リストラ、 転落、 大逆転!! 業績悪化による人員削減。 50歳目前の出向命令。 キツすぎる仕事に、 心の病を自ら疑い始めたが……。 -----...
チャプターズ書店の書店主である森本さんが紹介されていて、気になっていた一冊です。 ------------------------- リストラ、 転落、 大逆転!! 業績悪化による人員削減。 50歳目前の出向命令。 キツすぎる仕事に、 心の病を自ら疑い始めたが……。 ------------------------- 帯の紹介通り、 前半は人員削減の対象になるところから始まります。 会社も人間も信じられないし、 コツコツと頑張って貢献してきた人でも、 ある程度の年齢が行って、 こうなるとバッサリいかれるんだな…と、 明日は我が身のような気持ちで読みました。 会社は冷酷で、 家族ともすれ違うし、 あちこちで不協和音が響くなか、 必死に何とかしようとする主人公が 読んでいて本当に切なかったです。 落ちる描写が長かった分、 「これかも」と主人公が見つける場面と、 その先の後半はホッとしながら読めました。苦笑 読後が良くて、 お仕事小説を探している方にはお勧めです!
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山本さんの作品は、ちょいちょい読んでるな。 今作は、五十目前でリストラされた会社員の芦溝さんが、ひょんなことから弁当屋をやる話。 なかなか仕事が見つからない中で、ふとドングリを見つけ、調理してみたことからアイデアが浮かび、そこから野草や魚釣りをして、それを食材に弁当屋をやるとい...
山本さんの作品は、ちょいちょい読んでるな。 今作は、五十目前でリストラされた会社員の芦溝さんが、ひょんなことから弁当屋をやる話。 なかなか仕事が見つからない中で、ふとドングリを見つけ、調理してみたことからアイデアが浮かび、そこから野草や魚釣りをして、それを食材に弁当屋をやるという。 途中の野草や魚釣りの解説が、そこまでいる?魚釣りの解説本やん。と言うくらい色々書いてあった。 最後の方の怒涛の展開は、思わず笑ってしまうほど。 人生なんて、良い意味でも悪い意味でも何が起こるかわからないからね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いまいち冴えない50近い営業職のサラリーマン、リストラされ、家族の手前、毎日公園や図書館へ〜のくだりでは切なくて読むのやめようかとも思った。 人生、大逆転ホームランの結末に他人事ながら涙ぐみそうになり思わずこの文庫を抱きしめていた。
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ブクログの「あなたへのおすすめ」に 表示されていたので、 ポチりました。 前半のうまく行かずに回り出すまでが 少し長かったのですが、 後半はあっという間。 タイトルの「ひなた弁当」は、 本書の2/3ぐらいのところで ようやく名前が出てくるぐらいなので… ハッピーエンドですが...
ブクログの「あなたへのおすすめ」に 表示されていたので、 ポチりました。 前半のうまく行かずに回り出すまでが 少し長かったのですが、 後半はあっという間。 タイトルの「ひなた弁当」は、 本書の2/3ぐらいのところで ようやく名前が出てくるぐらいなので… ハッピーエンドですが、 ハッピー部分をもう少し長くしても 個人的にはよかった気がします。
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やや出来すぎた話だなぁと思いつつ読み進めてみたが、最後はホッコリした気持ちと前向きな気持ちになって最後のページを閉じることができた。 どんな人でも、何かのため…ではなく、興味持ったもの、好きになり夢中になれるものを持つ大切さを学んだ。 進路をどうしようかと迷う学生や今後どんな...
やや出来すぎた話だなぁと思いつつ読み進めてみたが、最後はホッコリした気持ちと前向きな気持ちになって最後のページを閉じることができた。 どんな人でも、何かのため…ではなく、興味持ったもの、好きになり夢中になれるものを持つ大切さを学んだ。 進路をどうしようかと迷う学生や今後どんな人生を歩みたいだろうかと考える人にオススメしたい1冊だった。
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大人のファンタジー。 この作品を30代の時に読んでも面白くなかったかもしれない。自分が主人公の年齢と近いため、共感するかは別として、その心情はよく理解できたのだと思う。 本作を読む時に注意しなくてはならないのは、色々と突っ込んではいけないという事。 そんなに都合良く大株主と知...
大人のファンタジー。 この作品を30代の時に読んでも面白くなかったかもしれない。自分が主人公の年齢と近いため、共感するかは別として、その心情はよく理解できたのだと思う。 本作を読む時に注意しなくてはならないのは、色々と突っ込んではいけないという事。 そんなに都合良く大株主と知り合いになるかよとか、引きこもりが立ち直ったら父親が新聞記者でコラムに掲載ってどんだけ都合のいい設定だよとか、そういう無粋な突っ込みはNGだ。 何故ならこれはリストラにあった冴えない中年が成功する御伽話でありファンタジーなのだから。 間違っても読者諸氏は、もし自分がリストラにあったらドングリを拾うところから始めようなどと思わないように。
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押しが弱い住宅販売営業マンが50歳を目前にリストラされる。再就職もままならず、野生の草や魚を採集し、隠された料理の才能が目覚めて弁当屋を始めて、メディアにも取り上げられて、あれよあれよの大成功。 いかにも日本人が好きなストーリーで、そんなに現実はうまくいくまいと思いつつも、こんな...
押しが弱い住宅販売営業マンが50歳を目前にリストラされる。再就職もままならず、野生の草や魚を採集し、隠された料理の才能が目覚めて弁当屋を始めて、メディアにも取り上げられて、あれよあれよの大成功。 いかにも日本人が好きなストーリーで、そんなに現実はうまくいくまいと思いつつも、こんな人生があってもいいかなとほっこり思わせてくれる一冊でした。
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運の悪いサラリーマンが会社を実質解雇され、自然の草と川魚から人気のお弁当を作り出すと言う信じられないストリートだか、実話と思うリアリティの感動作。
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次回作まで読むほど、面白かったです! 知識不足、念入りに読んでないだけかもしれないが、拾った薬草とか衛生的に大丈夫?と思ってしまった。どこかに描写があれば気にせずに読めたなーと思いまして。そこまでの配慮はいらないかもしれないが、気になってしまいました!
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サラリーマン時代の苦い思いと重なり嫌だったがさきえと読み進んで行きました、主人公にしっかりせいよと腹たつ所が、ドングリから新たな展開、最後は他者に影響を与える様な人間だろうかと自分を振り返る。
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