ついに、来た? の商品レビュー
老い、誰もが確実に、、、 でもせつなくもおかしくテンポよく書かれていたので、暗くとらえずに済む。 いつか誰かの介護をするのか、自分が介護される日がくるのか、とりあえず保留。
Posted by
自分が歳を重ねれば、親たちも老いていく。 あれ?お父さんの様子がおかしい。 でも、簡単には認めたくない。 どう向き合い、どう付き合っていくのか。 全8編。ユーモアがあり、暗くないところがいい。 (あー、分かるな)ということが多く、味方を得た感じ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
認知症をテーマにした短編集。 あるとき気づいたら、家族が認知症。 どこの家庭でも起こりうる問題を、様々な家族のパターンで描いています。 にっちもさっちもいかない状況になったり、絶望的な展開になったりするのですが、全体的に明るいです。明るいというか、暗くない。 我が家にも認知症の祖母がいますが、本書でも書かれていたように、自分の下の世話ができるうちはまだ楽です。今後のことを思うと、不安が。 どこでも、誰にでも降りかかりかねない、身内の認知症。面白いけど、ふと現実と照らして見ると、ゾッとしちゃう内容でした。
Posted by
他人事ではないなと思いながら読んでいた。 自分の両親も義母も70近い年齢になり、自分も40代になり… 親の介護、また自分が介護される側になったりと不安になりながらもサクサク読めた。 2018.2.19 読了
Posted by
Posted by
認知症の本人はさほど困らないのかもしれないけれど、周囲、特に子供は途端に身動きできなくなりそう。 こんな日がいつか来るのだろうか? ついに、来た、という日がやってくるのだろうな。 近くにいないと様子を見に行くことも簡単にできないのだろうしね〜。今から考えておかないとね。
Posted by
久しぶりの群ようこさんです。猫好き、軽いエッセイの群さん、今回はせつない、読んでて辛くなる認知症と介護の物語、短編8話です。「ついに、来た?」、2017.2発行。辛い時こそみんなが明るく助け合っていかなければなりませんね。この8話は、逃げる者あり、いがみ合う者あり、口だけ介護の者...
久しぶりの群ようこさんです。猫好き、軽いエッセイの群さん、今回はせつない、読んでて辛くなる認知症と介護の物語、短編8話です。「ついに、来た?」、2017.2発行。辛い時こそみんなが明るく助け合っていかなければなりませんね。この8話は、逃げる者あり、いがみ合う者あり、口だけ介護の者あり・・・など、妙に現実的で先の見えない辛い話が多かったです。群さんは、ご自身の気持ちを描きながら、読者に覚悟を促していらっしゃるのでしょうか。。。
Posted by
高齢家族の痴呆症に翻弄される家族達の短編集。 実父母、義父母が揃って70代半ば、かなり切実な話でした。 ただ、悲壮感が少なく、著者ならではの雰囲気で、淡々と書かれていることに救いを感じました。 各章の主人公の女性がおおらかで素敵。 遠くない未来に自分にも来ること、ここに出てく...
高齢家族の痴呆症に翻弄される家族達の短編集。 実父母、義父母が揃って70代半ば、かなり切実な話でした。 ただ、悲壮感が少なく、著者ならではの雰囲気で、淡々と書かれていることに救いを感じました。 各章の主人公の女性がおおらかで素敵。 遠くない未来に自分にも来ること、ここに出てくる人達のようにおおらかに老いた親たちに対していけたらいいな、いかなければならないなと思います。 昨今の介護事情も理解できました。 もしかしたらバイブルになりかねない本、とも思いながら読み終えました。
Posted by
短編でとても読みやすく、病院の待ち時間で読了。 気が付いた時にはすでに親は介護が必要な状態。その先には地獄が・・・ 全体に明るくサラッとしてる。現実もこうありたいけどねえ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
子育ても終わりが近づいてきた自分にとって、身につまされるなんてものではない。現実です。どーすればいいんでしょう?覚悟したい、明るく行きたい、助け合いたい、とは思うんですが、キレイ事なんですよね。
Posted by