作家と楽しむ古典 の商品レビュー
『無類の竹好き、男のアホさを書く作家。そんな僕が[竹取物語]の現代語訳を依頼されたんだから、もちろんお引き受けしました』と語る森見登美彦さん 石上麿足を『中学や高校のときにいた、ちょっと思いこみの激しい優等生』とイメージしたり 和歌をポエムとして訳したり 『古事記には、勝利を...
『無類の竹好き、男のアホさを書く作家。そんな僕が[竹取物語]の現代語訳を依頼されたんだから、もちろんお引き受けしました』と語る森見登美彦さん 石上麿足を『中学や高校のときにいた、ちょっと思いこみの激しい優等生』とイメージしたり 和歌をポエムとして訳したり 『古事記には、勝利を祝い、人の強さを誇る話は少ない。いつも敗れた者に寄りそい、人の弱さを嘆きます』池澤夏樹さんの古事記 古典の現代語訳が載っているのかと思っていたら、作家さんたちのインタビューだったりの裏話の本でした
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百人一首について語った小池昌代さんの解説が、僕の感性ととても一致しており、自分の感じたことを解析もしてくれた。
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作家が翻訳した作品について、テクニックや翻訳きた際の感想などを書いた本。 てっきり作品によって翻訳された作品がたくさん読めると思っていたのですが、おそらく講演会があった際の対談した内容がそのまま本になったような形です。 作家さんの言葉でここが好き、難しいなど書かれていてそれはそれ...
作家が翻訳した作品について、テクニックや翻訳きた際の感想などを書いた本。 てっきり作品によって翻訳された作品がたくさん読めると思っていたのですが、おそらく講演会があった際の対談した内容がそのまま本になったような形です。 作家さんの言葉でここが好き、難しいなど書かれていてそれはそれで面白かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
古事記 712年 天武天皇の命により 池澤夏樹 神様の血縁関係 歴史 神話 伝説 系譜 歌謡 なる=勝手に生まれてきたもの ヤマトタケル 弱いものへの共感 日本霊異記 平安初期 日本最古の仏教説話集 伊藤比呂美 ブロークンな漢文 性を書く博愛主義 くながひ=杭を交える、つっかえる(婚、愛婚) とつぐ=戸を継ぐ(交通) 竹取物語 平安前期 森見登美彦 かぐや姫が地球に来た理由は不明 帝さえも拒否し、世の中のルールをすべて拒否して帰っていく 宇治拾遺物語 鎌倉初期 町田康 原曲を再現するのではなくカバー曲、メロディーもムードも変えない 原文から聞こえてくる音以外は付けない 百人一首 奈良から鎌倉初期 小池昌代 たくさん言葉を費やさないといけないのが現代詩、一行で済むのが和歌
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古典文学を訳すにあたり、作家たちがどう読み取って現代語訳に落とし込んだか、その思考の一端に触れることができる。 訳された作品だけでも面白いが、本書も合わせることでより読み易くなったと感じる。 是非一緒に読んでもらいたい。
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学生のときに古文をかじっていたから楽しく読めた。勉強していて良かった。 古文を古文のままで理解できない自分としては、現代語訳に頼ったり自分なりに訳したりしながら読むわけだけれど、どうしても型にはまった蓄語訳は分かるのやら分からないやらはっきりとしないと言うことが起こる。そこが楽し...
学生のときに古文をかじっていたから楽しく読めた。勉強していて良かった。 古文を古文のままで理解できない自分としては、現代語訳に頼ったり自分なりに訳したりしながら読むわけだけれど、どうしても型にはまった蓄語訳は分かるのやら分からないやらはっきりとしないと言うことが起こる。そこが楽しむことを目的として古典を読む際の障りとなってしまうので、こういう訳者のカラーが表れている現代語訳は面白い。 古文って行間を読む楽しさが詰まっているのだと分かる。町田康はやりすぎの感もあったが。 自分は森見登美彦、妻は町田康が好きなので、両者の需要が一致した一冊だった。 両作家が現代語訳を手がけた作品の方はまだ買ってないけどもそのうち買うと思う。
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眠くなってきたので手短に。 去年、池澤夏樹さん個人編集の「日本文学全集08」を読みました。 ほかでもない、十数年追いかけている作家、町田康さんの「宇治拾遺物語」が読みたかったから。 いや、爆笑しました。 古典を読んでこんなに笑ったのは初めて。 中学、高校時代に出合っていたら、古典...
眠くなってきたので手短に。 去年、池澤夏樹さん個人編集の「日本文学全集08」を読みました。 ほかでもない、十数年追いかけている作家、町田康さんの「宇治拾遺物語」が読みたかったから。 いや、爆笑しました。 古典を読んでこんなに笑ったのは初めて。 中学、高校時代に出合っていたら、古典が好きになっていたに違いありません。 本当は古典って面白いものだと思うんです。 それを恐らく研究者や学者たちが、無用に格調高いものにしてきたんでしょうなぁ(恨み節)。 あ、で、本書はその日本文学全集で各作品の新訳を手がけた作家たちによる講義集。 もちろん、町田康さんの「宇治拾遺物語」の講義も含まれています。 私は、町田さんが、どんな手法でこの新訳に取り組んだのかに興味を持って読みました。 「破格な翻訳です。でも、ただ形を壊そうとか、元の話を裏切ってやろうとか、とにかくむちゃくちゃやればいいとかいうわけではないんです。原文を読んで、おもしろい、楽しい、なんでこうなるの? と思った気持ちがやっぱり大事です。そして自分で訳してみて、この訳文ええやんけ、とおもしろがれる気持ちが大事です。単なる破壊じゃあ、なかなか楽しくできませんから。」 誠実だなぁ、町田さん。 そこに惹かれます。 あ、他の作家の講義は斜め読み(すみません)。 古典に興味のある方もない方もどうぞ。
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図書館の新刊コーナーで目に留まって、よく分からず借りてみたのですが、学生時代眠いだけの古典の時間がうそのように楽しめた。読メの感想を見て知ったのですが、日本文学全集なるものがあるのですね。メモメモ…。私が勝手にギラギラしてそうで苦手だなと思っていた町田康さんの文章がユーモアがあり...
図書館の新刊コーナーで目に留まって、よく分からず借りてみたのですが、学生時代眠いだけの古典の時間がうそのように楽しめた。読メの感想を見て知ったのですが、日本文学全集なるものがあるのですね。メモメモ…。私が勝手にギラギラしてそうで苦手だなと思っていた町田康さんの文章がユーモアがあり面白かったので、町田さんの本とともに日本文学全集も読んでみたくなりました。
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池澤夏樹編集の日本文学全集を何冊か読んだので、気になって買いました。 『古事記』『日本霊異記』辺りは、男女の……とレビューでは言えないようなワード満載で、初っ端からこの勢いか!とビックリする。 でも、そんな赤裸々な『古事記』が日本のどこか源に流れているような気がして、ちょっと好...
池澤夏樹編集の日本文学全集を何冊か読んだので、気になって買いました。 『古事記』『日本霊異記』辺りは、男女の……とレビューでは言えないようなワード満載で、初っ端からこの勢いか!とビックリする。 でも、そんな赤裸々な『古事記』が日本のどこか源に流れているような気がして、ちょっと好き。 森見登美彦『竹取物語』も、読んだけれど、後から考えるとまだ大人しい。 かぐや姫の「地球に対するツン」発言は笑った。 どんな業を背負っているかは、地球人ごときが知る由もないこと、という解釈の仕方(ごめん、ごときとは仰ってませんが)は割とマトモで好き。 輪廻転生、盲点でした。 からの、町田康『宇治拾遺物語』! そりゃ、なんや真面目に訳してもたわ、と嫉妬もされるくらい、色んな意味でヤバい。 自分でコメディー担当と言うくらいに面白い。 何よ、「これも、ルルル、昔のこと」とは。 質疑応答の巧妙なズレ感に、なぜか爆笑してしまった自分が少し恥ずかしい。 とりあえず、ここでクライマックスを迎える。 からの、『百人一首』。 はい、落ち着きましたー。良かった。 「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の」 の静けさに、とっぷり戻ってくることが出来ました。ありがとうございます。 和歌を現代詩にどう訳すかって面白い。 あくまで解釈を基にして。 でもこういう試みが出来たらいいなあー。 あっという間に読めてしまって、笑った。 今は『平家物語』をこのまま読み進めるか、町田康『宇治拾遺物語』をフライングして読んじゃうか、悩み中。 いやー。卑怯やわ。
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