1,800円以上の注文で送料無料

検察側の罪人(下) の商品レビュー

3.6

86件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    37

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2020/02/01

面白かった キムタク×ニノの映画原作 映画も見ましたが、こちらは「正義」のあり方を問う作品となっています。 そして、下巻です。 物証がない中、かたくなに蒲田の事件を否定し続ける松倉に尋問する気持ちが切れてしまった沖野 捜査も、浮上してきた人物の足取りを追いかけることに そんな中...

面白かった キムタク×ニノの映画原作 映画も見ましたが、こちらは「正義」のあり方を問う作品となっています。 そして、下巻です。 物証がない中、かたくなに蒲田の事件を否定し続ける松倉に尋問する気持ちが切れてしまった沖野 捜査も、浮上してきた人物の足取りを追いかけることに そんな中、松倉の逮捕見送りとなる寸前に、蒲田の事件の凶器が発見され、松倉は逮捕されます。 当然その凶器は..ですが 松倉の犯行と確信できない沖野は、検察をやめて松倉を弁護する立場に! そして、冤罪を告発しようとします。 この辺、ちょっと違和感ありますね。 いきなり、そんな展開? とはいえ、そこはエンターテイメントとして... 裁判の中で沖野は松倉の冤罪を証明できるのか? 沖野は冤罪の真相を突き止めることができるのか? そして、最上はどうなるのか? といった展開です。 最上の正義、沖野の正義、そして苦悩が描かれています。 これ、映画の結末と本書の結末が異なります。 キムタクには本書の結末を演じさせられないか..(笑) 楽しめました。 映画も面白かったので、映画も併せてお勧め!

Posted byブクログ

2019/12/06

あなたの大事な人が殺されて犯人が不起訴処分で刑を問われなかったらどんな思いですか? 検察として働く最上が殺人の容疑で重要参考人の男・・・ 忘れもしない不起訴処分で悠々自適に暮らしていた男だった お前を法で裁く!と意気込む最上 取り調べているうちに男は犯人ではないことに気づく...

あなたの大事な人が殺されて犯人が不起訴処分で刑を問われなかったらどんな思いですか? 検察として働く最上が殺人の容疑で重要参考人の男・・・ 忘れもしない不起訴処分で悠々自適に暮らしていた男だった お前を法で裁く!と意気込む最上 取り調べているうちに男は犯人ではないことに気づく後輩の沖野 そして真犯人が現れそれに対し最上がとった行動とは?

Posted byブクログ

2019/11/27

強引な部分も多々ありましたが下巻はイッキ読み。 読後感はよくないけど納得のラストかな。 映画のほうも機会があれば観てみたい。

Posted byブクログ

2019/11/25

上巻読み終わって、正直これが映画化って脚本不足なんだなぁと思いました。今読み終わって、なぜ罪を犯してまでしなければならなかったかという回収に感想ががらりと変わりました。こうなることがわかってたんだと。弁護士さんの号泣にもらい泣き。沖野さんが見る最後の善と悪のコントラストが秀逸。内...

上巻読み終わって、正直これが映画化って脚本不足なんだなぁと思いました。今読み終わって、なぜ罪を犯してまでしなければならなかったかという回収に感想ががらりと変わりました。こうなることがわかってたんだと。弁護士さんの号泣にもらい泣き。沖野さんが見る最後の善と悪のコントラストが秀逸。内容に対して言葉違いかもしれませんが楽しい時間を頂き幸せです。

Posted byブクログ

2019/11/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ネタバレ的な題名と映画化されたこともあり、ミステリーかと思って読んだところ筋書き通りに進む進む。橘さんだけが唯一の謎要因。でもヒューマンドラマと思えば十分面白い。

Posted byブクログ

2019/09/19

なかなか評価が難しい 最上よりも沖野に感情移入 最上の立場にたっても果たして同じ行動を取るとは思えない 映画は意味不明だったので小説の方が楽しめる

Posted byブクログ

2019/09/12

老夫婦刺殺事件と23年前の時効事件の容疑者、松倉を巡るベテラン検事の最上と新米検事の沖野の物語。 若干回りくどいぐらいに丁寧な描写が印象的なのですが、その中で肝心の最上のある行動がどうにも腑に落ちず、 最後まで物語に入り込めませんでした。 「価値観は人それぞれだ。最上にも、最上自...

老夫婦刺殺事件と23年前の時効事件の容疑者、松倉を巡るベテラン検事の最上と新米検事の沖野の物語。 若干回りくどいぐらいに丁寧な描写が印象的なのですが、その中で肝心の最上のある行動がどうにも腑に落ちず、 最後まで物語に入り込めませんでした。 「価値観は人それぞれだ。最上にも、最上自身の価値観がある。」 なんて言い訳めいた一文では理解できず。 他の部分はかなり丁寧に描いているだけに、そこだけ際立って稚拙に感じられたのが残念です。

Posted byブクログ

2019/08/18

ミステリー小説としてストーリーを楽しむというよりは、なぜこのような犯罪を誘発させたのかを考えながら味わう小説だと思います。 ご都合主義的な展開ですが、この小説が最後の数ページのためのものであると思えば、展開はすっきりしていて良かったと思えます。読後感はあまりよくありませんが。

Posted byブクログ

2019/08/09

下巻は一気読み。読み始めたら続きが気になって何も手に付かず。しかし、読後感はモヤモヤッとする。法を犯してまでの正義の結末は仕方ないといえば仕方ないのだが。松倉はやっぱり嫌な奴。映画も見てみたいです。

Posted byブクログ

2019/06/01

ストーリーのキーである最上の学生時代が、映画では始めの方で明かされていたが、原作では後半になって明かされた。 映画の方はその順番で説明しないと最上の動機がさっぱりわからないし、原作では後半で謎を解かないと面白みがなくなる。 その他、映画と原作でいろいろ違っているところはあるが、...

ストーリーのキーである最上の学生時代が、映画では始めの方で明かされていたが、原作では後半になって明かされた。 映画の方はその順番で説明しないと最上の動機がさっぱりわからないし、原作では後半で謎を解かないと面白みがなくなる。 その他、映画と原作でいろいろ違っているところはあるが、映画のキャスティングはぴったりだったし、あれはあれでよかった気がする。

Posted byブクログ