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なぜアマゾンは1円で本が売れるのか の商品レビュー

3.3

14件のお客様レビュー

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2020/12/12

1980年代後半に登場したワープロ、90年代のウインドウズ95、そしてインターネットの実用化によるメディア革命...と、なかなか興味深い内容なのだが、肝心のお題=『なぜアマゾンは1円で本が売れるのか?』に対する答えがほとんど書かれていない。アマゾンが世界で展開する物流戦略や、今後...

1980年代後半に登場したワープロ、90年代のウインドウズ95、そしてインターネットの実用化によるメディア革命...と、なかなか興味深い内容なのだが、肝心のお題=『なぜアマゾンは1円で本が売れるのか?』に対する答えがほとんど書かれていない。アマゾンが世界で展開する物流戦略や、今後のビジネスモデルの分析・予測などを期待していた読者には肩透かしとも思える内容で、もしかするとタイトルの付け間違いなのか、または意図的にストレートな回答を避けて読者の想像力に委ねたのかも知れない。副題の『ネット時代のメディア戦争』がタイトルならば充分に説得力があったと思わせる一冊。

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2019/05/30

他の方も指摘しているようにタイトルと内容が合っていませんが、これからのメディアの動きを考える上では重要な歴史が多く書かれていました。 出版に限らず、テレビやネットも含めた幅広い内容が良かったです。

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2018/08/18

ほぼ既出の話だったけど可能性の部分が各所に書かれていた。丹羽一彦(1998)の「メディア-人間-メディア」の説明、しっくりきた。

Posted byブクログ

2017/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2017年刊。著者は恵泉女学園大学人間社会学部教授のフリージャーナリスト。  タイトルと内容は九分九厘関係ない。  本書は、いわゆる出版・報道業界、中でも新聞とTVが、インターネットの黎明から確立、拡充に伴い、如何に翻弄され、自らの立ち位置を模索してきたか。それを解説する書だ、  かように手垢のついたテーマは内容もそれなり。日本経済新聞社のオンライン新聞「創刊」の過程と、ニコニコ動画におけるユーザーアップのコメントとの同時視聴の特異性が目を引くくらい。  この内容で書籍化をGOしたプロデューサーは誰なんですか?。

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2017/05/29

タイトルの話はほんの少しで、メインはメディアの歴史の概観。後半はニコニコ動画の話。最近は教育に乗り出してるとか。時代は動いている。

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2017/05/06

文章表現とデジタル、ジャーナリズムとウェブ。著者の武田さんは一貫して、このテーマに取り組んでおられる。新たに様々な取材を加え、知見をさらに広げている。ライターである私が今後どのようにして活動していったらいいのか。その参考に大変なった。

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2017/05/04

ジャーナリストである著者がメディアが発信するコンテンツの現在までの変遷とその在り方について多くの方への取材をもとに書いた一冊。 新聞や書籍などの活字コンテンツにはじまり、ネットやスマホなどのネットニュース、テレビ、ニコニコ動画などの動画コンテンツなど目まぐるしく入れ替わるメディ...

ジャーナリストである著者がメディアが発信するコンテンツの現在までの変遷とその在り方について多くの方への取材をもとに書いた一冊。 新聞や書籍などの活字コンテンツにはじまり、ネットやスマホなどのネットニュース、テレビ、ニコニコ動画などの動画コンテンツなど目まぐるしく入れ替わるメディアについて取材や歴史を知ることによって今どのような状態にあるのかを本書によって詳しく知ることができました。 活字印刷の歴史や電子書籍の裏側やニコニコ動画を運営するドワンゴ社のことなど本書で深く知れる部分も多くありました。 デジタルやネットなどの普及で従来普及していた書籍などのコンテンツの在り方が様変わりするターニングポイントであるとともにその瞬間にコンテンツを提供するメディアがどの様に生き残りをかけて闘うのかなど時代の流れに合わせて何気なく日々接しているコンテンツについて裏側を知れた一冊だと感じました。

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2017/04/23

題名は完全に釣り。全体の1割もアマゾンの話がない。 しかも、その謎解きも間違っているどころか、矛盾している。 筆者の理屈ではアマゾンに全く売り上げが上がらないどころかキャッシュアウトしている分赤字。 それから全体的に筆者の知識をひけらかすだけの、冗長すぎる過去の歴史懐古が多すぎ...

題名は完全に釣り。全体の1割もアマゾンの話がない。 しかも、その謎解きも間違っているどころか、矛盾している。 筆者の理屈ではアマゾンに全く売り上げが上がらないどころかキャッシュアウトしている分赤字。 それから全体的に筆者の知識をひけらかすだけの、冗長すぎる過去の歴史懐古が多すぎる(カサ増し?) それを全部飛ばせば、ネットの振り返りという意味では、良いと思う。全体の5割ぐらいか、読むべきは。

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2017/04/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

書籍発行点数 60年代初頭1万点程度が、2012年に8万点を超える。 書店の収容能力を超えている。 amazon 送料257円。成約料60円+手数料販売価格の15%。 成約数を増やせる「安価順」などのプラットフォームとして設計。 勝つにはamazon以上の即時性。 DNP honto 紙と電子のハイブリッド。 学術雑誌 投稿者が製作費を払い、無料でネット公開。 電子書籍 読みたいときに買う。 買っても読まれないという消費が減る。 読み放題という新たなマネタイズ。 日経NBO 理系記者。雑誌市場から弾かれた外部著者。 Fヤマグチ、小田嶋隆。 会員登録による顧客データベースと広告。 世帯年収平均877万円、女性12%、課長以上2.7万人。 課題は、顧客データベースの更新。 SNSや、次の1万人のためのオタク的な握力のある書き手の起用。 スマホニュース 不特定多数がクリックしたくなる見出し。 さらに若者は「スマートニュース」へ。 コンテンツをいじらない。 自動に選択し自動レイアウト。 放送 送りっ放し。 ニコニコ動画、コメントが主、動画が従。 非同期型メディアのインターネットで疑似同期体験実現。真性同期へ。通信と放送の融合。

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2017/03/30

タイトルの答えは確かに書かれているけれど、ほんの数行。副題となっている「ネット時代のメディア戦争」にあまり興味のない私としては、なんだか釈然としない。タイトルと中味が違いすぎるでしょ。

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