なぜアマゾンは1円で本が売れるのか の商品レビュー
1980年代後半に登場したワープロ、90年代のウインドウズ95、そしてインターネットの実用化によるメディア革命...と、なかなか興味深い内容なのだが、肝心のお題=『なぜアマゾンは1円で本が売れるのか?』に対する答えがほとんど書かれていない。アマゾンが世界で展開する物流戦略や、今後...
1980年代後半に登場したワープロ、90年代のウインドウズ95、そしてインターネットの実用化によるメディア革命...と、なかなか興味深い内容なのだが、肝心のお題=『なぜアマゾンは1円で本が売れるのか?』に対する答えがほとんど書かれていない。アマゾンが世界で展開する物流戦略や、今後のビジネスモデルの分析・予測などを期待していた読者には肩透かしとも思える内容で、もしかするとタイトルの付け間違いなのか、または意図的にストレートな回答を避けて読者の想像力に委ねたのかも知れない。副題の『ネット時代のメディア戦争』がタイトルならば充分に説得力があったと思わせる一冊。
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他の方も指摘しているようにタイトルと内容が合っていませんが、これからのメディアの動きを考える上では重要な歴史が多く書かれていました。 出版に限らず、テレビやネットも含めた幅広い内容が良かったです。
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ほぼ既出の話だったけど可能性の部分が各所に書かれていた。丹羽一彦(1998)の「メディア-人間-メディア」の説明、しっくりきた。
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2017年刊。著者は恵泉女学園大学人間社会学部教授のフリージャーナリスト。 タイトルと内容は九分九厘関係ない。 本書は、いわゆる出版・報道業界、中でも新聞とTVが、インターネットの黎明から確立、拡充に伴い、如何に翻弄され、自らの立ち位置を模索してきたか。それを解説する書だ、 かように手垢のついたテーマは内容もそれなり。日本経済新聞社のオンライン新聞「創刊」の過程と、ニコニコ動画におけるユーザーアップのコメントとの同時視聴の特異性が目を引くくらい。 この内容で書籍化をGOしたプロデューサーは誰なんですか?。
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タイトルの話はほんの少しで、メインはメディアの歴史の概観。後半はニコニコ動画の話。最近は教育に乗り出してるとか。時代は動いている。
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文章表現とデジタル、ジャーナリズムとウェブ。著者の武田さんは一貫して、このテーマに取り組んでおられる。新たに様々な取材を加え、知見をさらに広げている。ライターである私が今後どのようにして活動していったらいいのか。その参考に大変なった。
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ジャーナリストである著者がメディアが発信するコンテンツの現在までの変遷とその在り方について多くの方への取材をもとに書いた一冊。 新聞や書籍などの活字コンテンツにはじまり、ネットやスマホなどのネットニュース、テレビ、ニコニコ動画などの動画コンテンツなど目まぐるしく入れ替わるメディ...
ジャーナリストである著者がメディアが発信するコンテンツの現在までの変遷とその在り方について多くの方への取材をもとに書いた一冊。 新聞や書籍などの活字コンテンツにはじまり、ネットやスマホなどのネットニュース、テレビ、ニコニコ動画などの動画コンテンツなど目まぐるしく入れ替わるメディアについて取材や歴史を知ることによって今どのような状態にあるのかを本書によって詳しく知ることができました。 活字印刷の歴史や電子書籍の裏側やニコニコ動画を運営するドワンゴ社のことなど本書で深く知れる部分も多くありました。 デジタルやネットなどの普及で従来普及していた書籍などのコンテンツの在り方が様変わりするターニングポイントであるとともにその瞬間にコンテンツを提供するメディアがどの様に生き残りをかけて闘うのかなど時代の流れに合わせて何気なく日々接しているコンテンツについて裏側を知れた一冊だと感じました。
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題名は完全に釣り。全体の1割もアマゾンの話がない。 しかも、その謎解きも間違っているどころか、矛盾している。 筆者の理屈ではアマゾンに全く売り上げが上がらないどころかキャッシュアウトしている分赤字。 それから全体的に筆者の知識をひけらかすだけの、冗長すぎる過去の歴史懐古が多すぎ...
題名は完全に釣り。全体の1割もアマゾンの話がない。 しかも、その謎解きも間違っているどころか、矛盾している。 筆者の理屈ではアマゾンに全く売り上げが上がらないどころかキャッシュアウトしている分赤字。 それから全体的に筆者の知識をひけらかすだけの、冗長すぎる過去の歴史懐古が多すぎる(カサ増し?) それを全部飛ばせば、ネットの振り返りという意味では、良いと思う。全体の5割ぐらいか、読むべきは。
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タイトルの答えは確かに書かれているけれど、ほんの数行。副題となっている「ネット時代のメディア戦争」にあまり興味のない私としては、なんだか釈然としない。タイトルと中味が違いすぎるでしょ。
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