本屋、はじめました の商品レビュー
2019/02/18 図書館 リブロで働いていた書店主のはなし。 本屋の開業の大変さが伝わる。 広島パルコのパルコブックセンターの店長されていたらしい。 その当時,通い詰めて,感化された書店だけに,ああ,こういう思い入れの強い店長が仕切っていたのかと,後付の納得感。
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自伝形式な部分と数字の部分があって、本屋が作られる過程を想像しやすかったです。今度行ってみたいです。
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書店を開くまでの話。エッセイ。非常に具体的。 環境が良すぎると満足して本などの文化的なものを渇望しなくなる 読書の人口のすそ野を広げるよりも今読んでいる人に続けて読んでもらう 本を考えるいい一冊でした。
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・書店の店頭では、その時代を自由に編集し、提案することができる。 ・本にはお金を出さないけれど、イベントにはお金を出すという人は多い。 ・店が小さくても、その中に多様な世界を抱え持つことになり、見る人にとっては「こんな知らないことがあったのか」という発見が多くなる。 ・ウェブサイ...
・書店の店頭では、その時代を自由に編集し、提案することができる。 ・本にはお金を出さないけれど、イベントにはお金を出すという人は多い。 ・店が小さくても、その中に多様な世界を抱え持つことになり、見る人にとっては「こんな知らないことがあったのか」という発見が多くなる。 ・ウェブサイトで一番見られるのは「アクセス」 ・本屋の売り上げは、多くの会社の給料日である25日を境に伸び始め、月末月初までは割と良く、懐具合が寂しくなってくる月半ばにかけて減っていく。 ・思った以上に、人は誰かに何かを薦められたがっている。 ・著者が書くしかなかった「切実な本」ほど売れている。 ・本屋の仕事は「待つ」に凝縮される。ひたすらそこに居続けるのが、本屋の仕事の本質。 ・良いと思う本を選び、紹介して、それがお客さまに売れて行くという、他の小売業では当たり前のことが形に。
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本屋を開店するまでの経歴や準備、考え方まで。 事業計画書も余す所なく公開。 まだ分からないところも多く、時間をかけて実績を積みたい。
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荻窪にある書店「Title」がどのようにして出来上がったかの話。巻末には事業計画書まで付録でついており、本屋を開業しようとする人には、これ以上の参考書はないのではなかろうか。また、書店づくりを考えている人だけでなく、「好きなこと」を仕事にして、食べていこうとしている人たちにも、大...
荻窪にある書店「Title」がどのようにして出来上がったかの話。巻末には事業計画書まで付録でついており、本屋を開業しようとする人には、これ以上の参考書はないのではなかろうか。また、書店づくりを考えている人だけでなく、「好きなこと」を仕事にして、食べていこうとしている人たちにも、大いに参考になるだろう。
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180910*読了 あと少しで読み終わる、というところで息子が生まれ、1年ほど読み終われずにいた本。 自分で本屋さんを作る、本を売るということには漠然とした憧れを抱く。しかし、ふわふわと思い描いているうちはいかにもスムーズにやっていけそうな気がするけれど、実際は綿密な計画が必要だ...
180910*読了 あと少しで読み終わる、というところで息子が生まれ、1年ほど読み終われずにいた本。 自分で本屋さんを作る、本を売るということには漠然とした憧れを抱く。しかし、ふわふわと思い描いているうちはいかにもスムーズにやっていけそうな気がするけれど、実際は綿密な計画が必要だし、開店準備から本の発注や管理から、実際の営業、イベントの企画まで、大変なことばかり。でも、楽しそう!楽しんでやっておられる!!やっぱり本屋さんっていいなぁ!と、本と本屋さんが大好きなわたしには、読んでいてワクワクとさせられる本でした。 どんな形でやっていくかは分からないけれど、本を作ることも本を売ることも、本屋と捉えるならば、わたしもいつか本屋になりたい。
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たまたま店内に入ったことのある「Title」という本屋さんのご主人が出版した本なので、読んでみた。 大手本屋のリブロの池袋店まで経験したご主人が、本屋を始める前の経験、実際に本屋を始めるまでの裏事情も含めた話を書いており、「本屋とは何か」ということを考えさせられた。 先日は訳...
たまたま店内に入ったことのある「Title」という本屋さんのご主人が出版した本なので、読んでみた。 大手本屋のリブロの池袋店まで経験したご主人が、本屋を始める前の経験、実際に本屋を始めるまでの裏事情も含めた話を書いており、「本屋とは何か」ということを考えさせられた。 先日は訳もわからず本屋をのぞいただけの自分ではあるが、次はなんだか本屋で本を買いたくなったり、奥さんが淹れたコーヒーを飲みたくなった。読後に不思議と本好きを暖かくしてくれるような本だった。
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ラジオの公開収録で聞いた語り口そのままの誠実かつ丁寧な文章でした。読みながらお声が聞こえてくるようだった。 すごく面白い本で、感想は山ほどあって書ききれないほど。適当に書き連ねると… 学生時代こぐま社でアルバイトされていたんだー。 リブロ広島時代の暮らし系のイベントなどは、わたし...
ラジオの公開収録で聞いた語り口そのままの誠実かつ丁寧な文章でした。読みながらお声が聞こえてくるようだった。 すごく面白い本で、感想は山ほどあって書ききれないほど。適当に書き連ねると… 学生時代こぐま社でアルバイトされていたんだー。 リブロ広島時代の暮らし系のイベントなどは、わたし広島に住んでいたら絶対行ってたなー。大橋歩さんのアルネとか好きな感じのものがいっぱい登場。 Titleの物件探しで鎌倉に行って「何か違う」(コミュニティが狭く少し敷居が高い感じ)とご夫婦で感じられたこととか、松本は良いところだけど本屋としてのアンテナが鈍ってしまいそうだと思われたことなどは、今どこに住もうかと土地探しをする自分にも重なるところあり。興味深かった。 ブックカバーのこと、レジのこと、ほんと一つ一つよく考えて決められていて、あと、ホームページやツイッターはもちろん、レジのシステムなどにおいてもネットをすごく上手に使われているなあと。これから商売する人には不可欠なんだろうなと思った。 コツコツと、そして虎視眈々と、といってもいいようなしっかりとした企画力で開業に至ったのだなあ。 自分にしかできない仕事(本と人をつなぐ仕事)を、どこまでやれるか挑戦したいという気持ちで日々誠実に、そして戦略的に、精力的に取り組まれているんだなということが本当によくわかる本だった。 Titleはほんとにいいお店です。近くにこんなお店があるって幸せ。
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立ち行く論の具体として。 たぶん全てがそうそう上手くいっているわけではない。 しかし、きちんと経営が成り立つように続けていく。 商売でなくても、きっと同じである。 ノウハウだけでは、続けていくことはできない。
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