鬼滅の刃(5) の商品レビュー
弱い隊員がどんどん死んでいく…作戦とか全くないのか?人手不足で戦術まで手が回らなくて、新人が死んでったら、悪循環じゃない? ところで、鬼が群れないとか、共食いとか、どうなってるんだろう。 竈門家にはやっぱり何かあるみたいだね。炭治郎、ピンチに次ぐピンチ…頑張って!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
伊之助VS父蜘蛛、炭治郎VS累。凄絶を極めた「那田蜘蛛山篇」がここに決着する。炭治郎が勝機を掴むたびにそれを累に覆されるスリルがたまらないし、ラストに1話まるまるかけて描かれた、累が人間だった頃の悲哀には涙。 『――本物の絆を、俺はあの夜、自分自身で切ってしまった――』 炭治郎に斬られる鬼たちはいつも、悲しみ故に狂って罪を犯し、斬られることで贖罪し、最期に炭治郎のやさしさで救われて、逝くのである。
Posted by
死闘の連続で息もつかせぬ展開。那田蜘蛛山編はやはり傑出して面白いと思う。個人的にはヒノカミのシーンよりも、累の過去の回想が好き。一緒に地獄へ行こうと言ってくれる累の両親とのやり取りに泣いた。炭治郎と冨岡さんの2年ぶりの再会と、炭治郎が累に情けをかける場面のセリフもすばらしい。正...
死闘の連続で息もつかせぬ展開。那田蜘蛛山編はやはり傑出して面白いと思う。個人的にはヒノカミのシーンよりも、累の過去の回想が好き。一緒に地獄へ行こうと言ってくれる累の両親とのやり取りに泣いた。炭治郎と冨岡さんの2年ぶりの再会と、炭治郎が累に情けをかける場面のセリフもすばらしい。正義感と優しさ、慈愛の心、だが怒る時は怒る炭治郎のメリハリのある性格がこの巻に全部表れている。 柱が本格的に参戦してその強さを見せつけ、笑顔のまま怒る胡蝶しのぶの独特の魅力も全開。圧倒的に惹きつけられる。また、アニメを見てから読むとアイキャッチの絵のほとんどが原作の扉絵から選ばれているのがわかる。白黒のみのシンプルな絵の良さが際立つ。巻末の吾峠先生の、「努力は基本的には報われない」という言葉にも共感した。カバー下の絵など細かいところまで楽しめて、作者の細やかな気遣いを感じる。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
毒飼い大好きなんですよね…『Slay the Spire』でも専らサイレントちゃん推しでしたし。なのでこの巻読んでますます胡蝶しのぶさんが好きになりました。要所要所で言ってる台詞が相当外道でしたが(拷問のくだりとか)、それはそれで魅力です。そして蜘蛛の擬似家族、どいつもこいつも厄介でしたが、鬼殺隊のぶつけ方が実に上手いなあ、と。分断を余儀なくされる展開からの義勇さん・しのぶさん参戦の流れはとても胸熱でした。そしてサイコロステーキ先輩ってこれか…!言い得て妙過ぎて酷いな。イキリから10秒以内で死ぬ猪突猛進ぶり。
Posted by
元々人間だった鬼を人間が殺さなければならない不条理が切ない。鬼だって人間だったのに。鬼も生き延びるには人間を食べなければならない。 人も生き延びる為に動物や植物を食べて暮らしている。 読んでいくとやり切れない気持ちが募るが、人間だって鬼と重なる部分は少なくないのではないか。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
冨岡さん強すぎ 炭治郎をかばう禰豆子を見た累が 竈門兄妹の絆に憧れる 累の過去が悲しいな。 身体が弱かった累を無惨によって鬼にしてしまう。 殺人を犯した我が子の責任を両親がとろうとした。 一家で無理心中しようとしたみたいだけど 累はそれを“偽物の絆”と捉えて断ち切った。 母は負い目を感じながらも謝りながら死に 家族の絆を自ら切ったことを悔やんでいた。 その虚しさと悲しさのあまりに 偽物の家族を作っていた…ということで 家族の元へ還り謝る累。 そんな鬼すらも情けをかける炭治郎。 心情を汲み取る優しさが良いね
Posted by
え…まってまって、アニメでしのぶさん登場時、ゼロ距離挨拶と、あと馬乗りでなめあげるが如きシーンありませんでしたっけ。私の虚妄?アニメ見返さなきゃ。アニメ追加だとしたら、ありがとうアニメ作った人。 あとやはりねずこの耳元で囁くお母さん美しいな。
Posted by
禰豆子の異能、炸裂〜! 動きがしなやかでカッコいいです。 なるほど、鬼にもいろいろと そうなるに至った過去があるのね。 しのぶさん、さりげなく めっちゃ怖いこと言ってるし。
Posted by
強い絆で結ばれている者は信頼の匂いがする 格が違う 一太刀の威力が違う 天地ほど差がある 息の仕方があるんだよ どれだけ動いても疲れない息の仕方 鮭大根 私は薬学に精通しているんですよ 凪
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
家族愛に泣きそうになる。泣きたくなる。累のように、失って気づく家族の愛、そして、後悔や悲しみは半分共感、半分教訓だな。鬼はもともと人だった。鬼も炭治郎たちも、柱も、人間らしさが魅力だと思う。
Posted by