大事なことに集中する の商品レビュー

カル・ニューポート(著者),門田美鈴(訳者)

2024/08/18

※感想
例がくどくて読みにくいので、大事な事に集中する、そのためには…という本書の意図からするとエッセンシャル思考を読むほうがいいかも。
内容は悪くないです。
価値ある成果を生み出せる習慣を身に着けて、集中して仕事するには、、という内容。
ＡＩに仕事を奪われない、価値ある仕事ができるようになろう。

以下、要約

ディープ・ワーク
あなたの認識能力を限界まで高める、注意散漫のない集中した状態でなされる職業上の活動。こうした努力は新たな価値を生み、スキルを向上させ、容易に真似ることができない。

シャロー・ワーク
あまり知的思考を必要としない、補助的な仕事で、注意散漫な状態でなされることが多い。こうした作業はあまり新しい価値を生み出さず、誰にでも容易に再現することができる。

ネットワークが発達してそのデジタルツールがディープワークからシャローワークへと向かわせている。
ディープワークを優先することで【機械に仕事を奪われない「価値ある自分」になる】

集中して取り組むための戦略が必要
➔仕事のスタイルに合わせてディープワークを取り入れる
丸一日没頭できたる＝修道士的な生活
多種の仕事（サラリーマンなど）がある人は、朝2時間前後など
移動先でまとまった時間を確保て切るならそれを（ただしこれは切り替えが上手い人でないと難しい）

目標設定する際「何を」「どのように」の部分を分けて考え、目標を絞って行動を細分化
進捗を定期的にチェック

自分の脳に休息を与える
休息時間が洞察力を高める
自然の中ですごすことで集中力が高まる
夕方以降にする仕事は、通常それほど重要ではない
やらない時間、終わりにするシャットダウン時間を大切に。

優先順位の高いディープワークを見極める
★厳しい期限を自分に課し、公言する！
・生産的に瞑想する

雑念を取り払う
ネットの誘惑に負けない
あえて退屈な時間をすごす
SNSから離れる
楽しみのためにSNSやネットを使わない

シャローワークを減らす
避けられないものを見極める
無駄なシャローワークにはノーと言う
全ての活動を深度評価

連絡が取りにくい人になる

※断れる人のほうが信頼されるし良い仕事を頼まれる。取捨選択の思考能力と意思がたるからだと思う

2023/06/20

▼memo------------------------------------------------------------

・私は退屈な状態が心地よく、それは意外なほど実りあるスキルになりうる。

・あなたが気が散る行動に費やす合計時間をなくしたり減らしたりするのではなく、少しでも退屈しそうになった時、こうちた期の散る事(スマホ)を「しないように抵抗する」ことだ。

2022/12/31

ディープワークとは集中した状態で一定の時間作業すること。
ディープワークするためには、デバイスを離すこと。
ほとんどの人は惰性で過ごしている。

2022/10/31

自分にとって役に立つ引用ベスト3

3『ディープワークにとりかかる最も容易いし方法は、それを単純な一定の習慣にすること…毎日ディープワークに取り掛かる時間を定めること』

学校の時間割は、集中力や習慣の維持とってどれだけ効率的なシステムだったかを、自分の１日を自分で決めるようになって初めて知った。

2『「何をする必要があるかは分かっている。わからないのは、それをどのようにやるかなんだ」インテルCEOアンディ・グローブ』

問題の本質は「何が必要」かもしれないが、問題解決の本質は「どのようにするか」だよなあということを妙に納得させられた一文。どのようするかまで踏み込んで考えること、そしてアイデアを試してみることを忘れないようにしたい。

1『マイナスの影響を上回るプラスの影響があると判断したツールのみ使い続ける』

本の中ではツールの例としてツイッターの話があるが、それに限らず、お金や時間、新しい取り組みなど幅広く応用できる考え方。
いいことを思いついた時にはマイナス面を過小評価しがち(確証バイアス)になりやすいので、そこも気をつけたい

2022/05/04

シャローワークを減らし、ディープワークに時間をかける。そのためには30分単位で予定を立てて時間を確保する。決まった時間に決まった場所、入り込むためのルーティンを用意する。マルチタスクをしない。その時間帯にはネットを使わない、やるべき量を決める。注意力を奪うものとの戦い。
121冊目読了。

2022/01/28

ディープワークをする時間をルーティン化する、時間を決める。
「何を」と「どのように」を分ける。
最も重要な目標に絞って実行する。一日の予定で、残り時間に何をすれば、自分にとって意味があるかを問う。

2021/10/03

スマホの登場や仕事のやり方により、より集中しにくくなっていることを痛感している。
1日30分でもいいから、深く集中して作業する時間を確保していきたいと思う。

2021/06/23

・一日に3～4時間、週に5日、中断されることなく焦点を定めて集中する
・新しい経済下で成功する二つの能力　①難しいことを素早く習得する能力　②品質も速度も一流レベルの生産能力　
・成果を最大にする働き方＝費やした時間×集中度
・余暇は単なる休みや気まま悪習などではない。それは身体にとってのビタミンDと同じように頭脳にとって不可欠なもの。
・初心者にとっては極度の集中は一日一時間ほどが限界。熟達者は4時間。
・その日の仕事が終わったら、仕事上のどんな些細なことでもあなたの注意の領域に侵入させないこと。就業日の終わりに厳しいシャットダウンの儀式を行うこと。
・仕事外の時間はよく考えて使うべきであり、使うことができる。重要なのは、夜間や週末をどうするか前もって考えておくことだ。

2021/03/08

ディープワーク、シャローワークの二つの分類に分け、いかにディープワークを増やし、シャローワークを減らすかが書かれている本。

2021/01/03

現代人はついシャロー・ワーク(誰でもできるような雑務的な仕事)が多くなりがちだし、そちらに目がいってしまう。だけど、本当に大事なのはディープ・ワーク。つまり、全集中して仕事することでクリエティブな生産を高めることができる。

で、ディープ・ワークをするための戦略とかも書いてあるんだけど、抽象的だから自分に合ったものを見つけるのが大変そう。

とりあえず、環境面が大事そうだし、環境面から取り掛かってみようと思う。だから、これプラス環境の整え方を学べる本も読んでおいた方がいいのかなぁ。