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いつも「時間がない」あなたに の商品レビュー

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42件のお客様レビュー

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2024/10/11

読了後時間が経ってしまったが感想メモ。 時間やお金の欠乏を感じると人は判断力が下がってしまう。これは、脳が太鼓の昔狩猟をしていた際に空腹を感じている時と同じ働きをしてしまうからだそう。 貧すれば鈍するという言葉通りで、負のループに入らない様にする事・欠乏を認識した時は自身の判...

読了後時間が経ってしまったが感想メモ。 時間やお金の欠乏を感じると人は判断力が下がってしまう。これは、脳が太鼓の昔狩猟をしていた際に空腹を感じている時と同じ働きをしてしまうからだそう。 貧すれば鈍するという言葉通りで、負のループに入らない様にする事・欠乏を認識した時は自身の判断力が下がっている事をメタ認知する事が重要と感じた。また、欠乏を感じている人がその様な状態になっている事を理解し対応する事が同じく重要と感じた。

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2024/08/31

欠乏が引き起こす弊害について、述べられた本。お金、時間の欠乏が引き起こす負のループは誰もが分かりやすいが、何故そのループを先手を打って止めようとしないのか。 それは欠乏が人間の処理能力を低下させ、視野狭窄に陥ってしまうことにあると。 自分も仕事で時間の欠乏に陥った経験が多かったた...

欠乏が引き起こす弊害について、述べられた本。お金、時間の欠乏が引き起こす負のループは誰もが分かりやすいが、何故そのループを先手を打って止めようとしないのか。 それは欠乏が人間の処理能力を低下させ、視野狭窄に陥ってしまうことにあると。 自分も仕事で時間の欠乏に陥った経験が多かったため、非常に腑に落ちる内容だった。 自分なりに極端な結論をに言ってしまうと、効率を求めてリソースを切り詰めてギリギリを狙うと、小さな割込みが発生すると破綻してしまう。効率を求めず、何時も余裕しろ(スラック)を持っておくことが、欠乏の負のループに陥らない為に重要だ。

Posted byブクログ

2024/07/18

冒頭は、余裕がない箇所を事例交えて解説。 無いから近視的な行動を行う。その日暮らし。 なので、スラック(スペース)を用意勝利という内容。 やり方としてスケジュールを以下に実施するか。が学びになりました。 ライトなビジネス書ではないので、流し読みしながら見返しが必要かもしれませ...

冒頭は、余裕がない箇所を事例交えて解説。 無いから近視的な行動を行う。その日暮らし。 なので、スラック(スペース)を用意勝利という内容。 やり方としてスケジュールを以下に実施するか。が学びになりました。 ライトなビジネス書ではないので、流し読みしながら見返しが必要かもしれません。

Posted byブクログ

2024/05/12

忙しさが忙しさを呼ぶ。貧困が貧困を呼ぶ。 人は資源の欠乏に直面するとその資源で眼の前の問題を切り抜けようと、精一杯やりくりするために処理能力を集中する(集中ボーナス)。 しかしそれ以外のことはほったらかす(トンネリング)。 何とか眼の前の問題を切り抜けたと思ったら、次にほったらか...

忙しさが忙しさを呼ぶ。貧困が貧困を呼ぶ。 人は資源の欠乏に直面するとその資源で眼の前の問題を切り抜けようと、精一杯やりくりするために処理能力を集中する(集中ボーナス)。 しかしそれ以外のことはほったらかす(トンネリング)。 何とか眼の前の問題を切り抜けたと思ったら、次にほったらかされた別の問題が火を吹く。 なぜ欠乏に直面するか?豊かな時に資源を浪費するから。また、浪費していなくとも、想定外のショック(外的要因による資源の消費)に乗り切れるだけの余裕が無い場合。 欠乏に備えるには。特に豊かな時にショックを乗り切れるだけの蓄えを持つこと。金銭面では貯蓄や保険。時間面では?リマインダー、余裕時間や予備日。 印象的だった例: アメリカのとある病院ではオペ室がいつも満杯で調整に多大な労力を掛けていた。この問題を解決したのは『常にオペ室を1つ空けておくこと』だった。この事例がシンプルでとても分かりやすかった。 本書で特に重要なテーマとなっているのは貧困について。だからタイトルを見て手に取ると少し内容が違う印象を受けるかもしれない。しかし忙しさについても触れられており、スケジュールの立て方や日々の生活をするうえで参考になる考え方があり興味深かった。

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2024/03/29

最後の結論に内容が集約されている。何事も余裕もって行う事が重要と認識した。ただ余裕がありすぎると行けないので、適度なスラックを常に確保する必要がある。これは言うの簡単だけど、実際実行するのは難しい。日常で欠乏を感じたら、一度立ち止まりスラックを確保するにはどうすれば良いか考えたい...

最後の結論に内容が集約されている。何事も余裕もって行う事が重要と認識した。ただ余裕がありすぎると行けないので、適度なスラックを常に確保する必要がある。これは言うの簡単だけど、実際実行するのは難しい。日常で欠乏を感じたら、一度立ち止まりスラックを確保するにはどうすれば良いか考えたいと思う。

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2024/03/02

最後まで読み切るのが難しい本。 書いてあることはかなり重要で、納得のいくことが多い。しかし、何回も同じような話をしたり、くどい部分もかなり多い。だから途中からだいぶ飛ばして読んだ。 とにかく欠乏が人には起こり、そのことで、色んなことに支障をきたすでという内容。 回りくどいが、...

最後まで読み切るのが難しい本。 書いてあることはかなり重要で、納得のいくことが多い。しかし、何回も同じような話をしたり、くどい部分もかなり多い。だから途中からだいぶ飛ばして読んだ。 とにかく欠乏が人には起こり、そのことで、色んなことに支障をきたすでという内容。 回りくどいが、下記などは自分にも当てはまっており、ハッとさせられた。たまにパラパラと読み返しても良いかもしれない。 ○翌日に重要なプレゼンを控えたパパは、休日に娘と公園で遊んでる時さえ、浮かない表情をして、頭のどこかでプレゼンの事を考えている。

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2024/02/02

とにかく「スラック(余裕・スペース)」を持ちましょう。欠乏は判断をにぶらせ悪循環を生みます、という本。 だから「いつも「時間がない」あなたに」というタイトルで、”「時間がある」あなた”になる方法が書いてあるのかと思って読むと、全然そんなことなくて、結構ぶ厚い本を「結論」の章まで...

とにかく「スラック(余裕・スペース)」を持ちましょう。欠乏は判断をにぶらせ悪循環を生みます、という本。 だから「いつも「時間がない」あなたに」というタイトルで、”「時間がある」あなた”になる方法が書いてあるのかと思って読むと、全然そんなことなくて、結構ぶ厚い本を「結論」の章まで読んで、具体的な方法なんてほとんどないまま終わってしまうのでビックリする。オチのない映画を見た気分になる。 で、337ページも読み進んだあげく、解説の人に 「さぞや有効な時間活用術が書かれているに違いない、と期待に膨らませながら本書を読み進めるのはお勧めしない」 とか言われても、「だから「時間がない」のに読んでるんだから、そういうことは最初に言えよ!」という感想しか出てこない。そういう意味では完全にタイトル詐欺。でも「時間がないあなたに」と言ってるだけで、「時間不足が解決する」とはヒトコトも言ってないので、嘘はついてない。ずるい。 タイトルの横に書いてある「欠乏の行動経済学」というのが本当のタイトル。そもそも原題も「「時間がない」あなたに」なんて言ってない。で、欠乏による少しの良い影響(締切があることによる火事場のクソ力、終わりかけの歯磨き粉のチューブを大事に使う=集中ボーナス)と、多くの悪い影響(お金がない人に限って多重債務者になってさらにお金がなくなる(集中によりもっと大事なことが押し出されるトンネリング)など)の例やレポートがひたすら出てくる。 で、それを読んだ後に「時間やお金がない」=スラック(余裕・ゆとり)がないと、それにより処理能力が落ちて、さらに厳しいことになるのです!、というイメージを刷り込まれて、結果的にこの本を読んだ日は無理やり仕事を終わらせて早く帰れたので、なんだかんだ意味がある本ではないかと思った。 フォードが昔、週60時間労働を40時間労働にして、週6日勤務を週5日勤務にしたほうが結果的に生産性が上がることを証明したように、時間がない人こそ余裕を持たないと、永遠に時間はできないのだ、ということみたいです。 これについては前に読んだ「限りある時間の使い方」の本で「「しっかり休んだ方が生産的に働けるというが 「なぜ経済のため」という理由で人生を正当化しなければならないのか。全く意味がわからない」」 と言ってて、それも確かに!、と思ったので色々難しいところです。 ひとまず時間の使い方の本を読むのに時間を使いすぎな気がします。 「時間がないと言ってる人は、時間があるときに何もしない」とか「100ドルの買い物で、ほかの店で50ドルの値引きがあると聞けば、54%の人が他の店に行くが、同じ50ドルの値引きでも、1000ドルのときはわずか17%しか他の店に行かない」など、行動経済学に基づいた身につまされる話が多くて面白かった。

Posted byブクログ

2024/01/13

邦名の表題に引っ張られて時間術の本だと思ってしまったが、行動経済学や心理学の理論を詰め込んだ学術的な読み物に近い印象。 時間のみならずお金、食料など何かが足りない時はそればかりに囚われてしまう「トンネリング」と火事場の馬鹿力的な「集中ボーナス」のトレードオフは前者が圧倒的に優勢で...

邦名の表題に引っ張られて時間術の本だと思ってしまったが、行動経済学や心理学の理論を詰め込んだ学術的な読み物に近い印象。 時間のみならずお金、食料など何かが足りない時はそればかりに囚われてしまう「トンネリング」と火事場の馬鹿力的な「集中ボーナス」のトレードオフは前者が圧倒的に優勢であり、様々な課題を引き起こすことが多様な事例を基に書かれている。 自分自身も仕事に追われ、タスクリストの消化ばかりに頭の中の「処理能力」を使ってしまい、本来やるべきこと(いわゆる、急がないけど大事なこと)に時間を回せなくなるケースが多い。 トレードオフの考え方を持ちながら、自分の限られた処理能力を何に使うべきなのか?また、部下や後輩に対しては彼ら・彼女らが何に追われているのか?を的確に理解した上で物事に取り組んでいきたい

Posted byブクログ

2023/12/24

欠乏はトンネリング、視野狭窄を引き起こす。 そこには集中ボーナスもあるが、マイナス面がそれを大きく上回ってしまう。 何事も遊び、余裕をもたせよう。 それができれば、この本は最初から読んでいないとは思うが。。

Posted byブクログ

2024/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「貧すれば鈍する」と言われる。常におカネや時間などの不足分に気を取られて(どんな手を使ってでも埋め合わせよう!)IQが下がってしまっているという。「まな板の法則」のように不足分に関する雑念がCPUを専有して、切るべき具材を置くスペースが狭くなるのだ。つまりピンチ度合いが増すほどに酔っ払っているくらい思考力が低下してしまうということ。本書はそんな「欠乏の行動経済学」について解説されている。 (行動)経済学からの説明は本書に譲るが、自己啓発系の本家「7つの習慣」の第一の習慣「主体性を発揮する」ためのマインドセットとしても本書は重要である。つまり「0の習慣」ともいうべきなのが「心身ともに余裕のある状態を作ること」である。本書のアドバイスに従えば、「第三の習慣」で最重要視される「緊急ではないが重要なタスク」を継続できるようになる。 行動経済学の権威であるダニエル・カーネマンが「ファスト&スロー( https://x.gd/18Q0p )」で説いた認知バイアスの「システム1」に囚われないようにするためにもまずは「余裕のある状態」に自分を置くことである。 そのためにはおカネも時間もギチギチに使い道(予定)を詰め込むのではなく3~4割程度の余裕(バッファー)を設けておきたいところだ。

Posted byブクログ