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時が見下ろす町 の商品レビュー

3.1

29件のお客様レビュー

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2018/03/22

長岡さんの、連続短編集。 大きな時計のある昔から変わらない百貨店が見下ろす町での様々な物語が綴られている。 章ごとに時代も背景もガラリと変わり前後するので、ちょっと混乱しつつ。 長岡さんの話には大抵伏線があるので、それに目を光らせながら読むのが楽しいです。 また、心理学や化学が...

長岡さんの、連続短編集。 大きな時計のある昔から変わらない百貨店が見下ろす町での様々な物語が綴られている。 章ごとに時代も背景もガラリと変わり前後するので、ちょっと混乱しつつ。 長岡さんの話には大抵伏線があるので、それに目を光らせながら読むのが楽しいです。 また、心理学や化学が絡んでいたり。 今回もなるほど!と唸ることばかりでした。

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2018/02/25

ひとつの町を切り取って、その中で繰り広げられている日常が描かれている。 ひとつの話が終わるごとに、ゾクッとするような感覚に襲われた。

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2017/11/09

一つの街を舞台に短編がまとめられている。 どうせなら他の小説みたいにつながる話にしたら面白かったのに時系列もばらばらで思い付きで書いた感じかな

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2017/10/21

 何だか興味が持続していかない。  謎に魅力を感じにくいからか。  読者を選ぶ感じ。  つながりは、巧みなんだけど。

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2017/08/05

定点観測的なミステリー風連作短編集。 第一章 白い修道士 第二章 暗い融合 第三章 歪んだ走姿(フォーム) 第四章 苦い確率 第五章 撫子の予言 第六章 翳った指先 第七章 刃の行方 第八章 交点の香り の8編収録。 時間軸が過去に遡って行くという手法はありきたりながら、百貨店...

定点観測的なミステリー風連作短編集。 第一章 白い修道士 第二章 暗い融合 第三章 歪んだ走姿(フォーム) 第四章 苦い確率 第五章 撫子の予言 第六章 翳った指先 第七章 刃の行方 第八章 交点の香り の8編収録。 時間軸が過去に遡って行くという手法はありきたりながら、百貨店前の土地という定点観測的なところが面白かったです。 登場人物がいくつかの章でリンクしているのもありきたりなので、全体で一つの大きな物語になっていて、各章ごとで少しずつ全体像が明らかになる感じであったらもっと面白と思います。 素材がよさそうなだけにちょっと残念です。

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2017/07/24

この作者の作品は、どちらかといえば、合わないのですが、今回は、ゆる~く繋がっている短編集だったせいか、あまり違和感なく読めた。が、やはり、読後のスッキリ感はあまりない。

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2017/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集。一応、繋がりがあるのかしら? 登場人物はリンクしているような気がします。  『白い修道士』が良かったです。小道具も効いていて、最後にやられた感がありました。  他の作品は正直分かり難いです。オチがよく分からないので全体もボヤーっとした印象で終わった気がします。

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2017/05/13

時計がシンボルの百貨店周辺での出来事。過去へ遡る連作短編と気付いてからは「以前は○○として使われていた」みたいなことを気にしながら読んだ。できすぎな部分もありつつ、頭のいい人がたくさんいるなと感心。

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2017/04/28

同じ町で起きた出来事というつながりの連作短編集。時が遡っているので、つながりがわかりにくかったが、独立した話だとしても面白かった。白い修道士が一番好きかな。

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2017/03/29

短編集。 時代は変化するものの、同じ場所を舞台に繰り広げられるミステリー8編。 【収録作品】白い修道士/暗い融合/歪んだ走姿/苦い確率/撫子の予言/翳った指先/刃の行方/交点の香り。 一編一編は読み易いのだが、それゆえ他の話にもリンクして登場する人物などを流してしまいそうになる。...

短編集。 時代は変化するものの、同じ場所を舞台に繰り広げられるミステリー8編。 【収録作品】白い修道士/暗い融合/歪んだ走姿/苦い確率/撫子の予言/翳った指先/刃の行方/交点の香り。 一編一編は読み易いのだが、それゆえ他の話にもリンクして登場する人物などを流してしまいそうになる。途中何度か確認しながら読んだが、見落としてしまった部分もあるかなと。すべてを楽しむには、頭の中に登場人物相関図が必要。

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