シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱 の商品レビュー

高殿円(著者)

2023/10/21

最近、SHERLOCKを観たばっかりだったから現代版ということで色々比較しながら読んだ。ミステリを期待して読むと希望に沿わないかもだけど、ライトに読むぶんには楽しめた。キャラ周辺の未回収の部分も多いから続き読む。

2023/09/05

現代のロンドン・ベーカー街に住む女性版ホームズとワトソン、という設定なのだが、女性版007の現代ホームズといった感じのほうが近いかな。

2023/07/02

緋色の研究については、
憂国のモリアーティ、BBCのシャーロックで大筋を知っているのでけっこう大胆なアレンジだな……と思った。あとモリアーティとの関係性も。
カフェが赤毛同盟なのはいいのか……

2023/05/05

装丁が綺麗な本はそれだけでポイントが高い。なので内容が「うーん」でもまあいいやくらいの気持ちでいたが、いやいや結構楽しめた。「あえて」性別逆転させて描くだけの理由や気概もしっかりとあったし。
一応、『緋色の研究』を読み直してから本書を読んだが、もちろんメイントリックこそ違うものの、元ネタ上に登場する場所や被害者の名前などもちょいちょい現れるのでちゃんとパスティーシュとしても楽しめる。後半は本家というよりはドラマ「SHERLOCK」めいた捕物帳展開になるのはご愛嬌。
ワトソンがアフガン戦争のトラウマを何らかの形で引き摺っているのも「SHERLOCK」の1話を想起させるが、どうやらジョー・ワトソンの場合まだアフガンでの彼女の行動に明らかになっていない部分があるようで、これは果たして続刊で明かされるのだろうか。

2023/03/31

シャーロック・ホームズの男女逆転版。⁡
本家は読んだことがなかったので、そちらを読んでいればもう少しおもしろかったのかも。⁡
続編につながるような部分もあったので、いつか読んでみよう。⁡
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ストーリー展開にも、その後に分かるタイトルの意味にも、軽く衝撃。設定はユニークでおもしろかった。⁡
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高殿円さんの「上流階級」がかなりおもしろかったので手にした一冊だったけど、こういう作品も書かれるのかーと興味がわいた。⁡

2023/01/01

シャーロック・ホームズの女性かつ現代版小説。
もちろんワトソンやレストレード警部も女性に変わっています。原作小説を読んだことが無いので、お話自体がどこまで変わっているかはわかりませんが、ライトに読める小説だと思います。犯人がわかってからの疾走感は楽しかったです。現代版とはいえ、少しSFチックなツールも登場し、2022年時点では現実離れのシステムも出てきます。原作版とどこが変化しているのか読み比べたくなりました。

2022/08/08

百合ホームズとかコミケとかガッツリ書いてあるのに
ギョッとしたけど元々同人誌発表でしたか。
シャーリーもジョーも周りの人々も謎だらけで未回収。
続いてるのかな？やっぱりホームズにはワトソン必要ね。

2022/08/05

めちゃくちゃおもしろかった
シャーロックホームズをただ性別を変えたわけではなく別キャラとして性格なども変化させ
別作品ながらもホームズ作品の余韻を残す感じは
素晴らしかった
ラストにワトソンに実は秘密があったり
タイトルの緋色の憂鬱の意味が女性ならでは
だったりとなかなか面白かった
次作も読んでおりまた新しい作品を出してほしいと
心から願う

2021/06/18

女性版かつ現代版のシャーロックホームズ。
Huluの『ミス・シャーロック』が好きで、女性版のシャーロックホームズ小説があると知り、手に取ってみた。
SFチックでキャラも面白く、とても読みやすかった。ミステリーに関しても、そこまで複雑ではないため、軽く読むことができる。
個人的にはとても好きな作品。

2021/03/10

シャーロック・ホームズはコナンの映画でみた知識しかなかったけど、とても読みやすく凄く楽しめた。皮肉っぽい言い回しや作中の街や温度やしつどにロンドンっぽい雰囲気も感じられて旅した気分になれた。