首折り男のための協奏曲 の商品レビュー
すべて完全に繋がっているのかと思いきや、そうではなかったり。 要所要所に登場する人物同士は糸のように絡み合い、どこかで繋がっている。 時空の歪み、自分によく似た人間…わからないままのこともある。
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表題通り「首折り男」なる人物が犯人と思われる何件かの殺人事件のお話…かと思いきや 実はいろんな文芸誌に投稿された短編を集めた本でした。 読んでいる間に登場人物(主要)も背景も変わっていきます。ほんの少し、本当にほんの少し要素要素が各話で登場するのでそれを拾うのが面白いかも。 後半は首折り男の行動描写もほぼなく、そのまま終わるという本の構成自体、そしてタイトルとの兼ね合いで好みや評価は分かれることでしょう。 ただし、各話を独立した短編として読んだとしても十分面白いので、私は満足しました!特に合コンの話が好きです。
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20240804 読了。 元々バラバラだった短編が何となくつながり合うように後から調整した本らしい。読みながらそんな感じがした。 どれも面白かったけど、『月曜日から逃げろ』と『合コンの話』が良かった。
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久方ぶりに読書再開 その一発目に首折男 前に積読になってたからだけど、復帰作としては伊坂幸太郎作品しかありえない。文字が流れるように入ってくる。 しかし経験値0からのリスタートの自分にはこんな展開かな?という予想能力が無さすぎた。一章からいろんな視点があって、いつもの伊坂作品な...
久方ぶりに読書再開 その一発目に首折男 前に積読になってたからだけど、復帰作としては伊坂幸太郎作品しかありえない。文字が流れるように入ってくる。 しかし経験値0からのリスタートの自分にはこんな展開かな?という予想能力が無さすぎた。一章からいろんな視点があって、いつもの伊坂作品ならこれ最高のタイミングで交差くるな〜と思ってたら、交わるような交わらないような。微かにかするんだね。っていう部分を噛むことで味を感じる作品だったとは… 口に物を入れた瞬間麦茶で流し込んでしまった。味覚を取り戻していきたいところ
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流し読みできなかった。 サラリと読んで数日経つと忘れる事多々な私が途中何度もページを戻し確認しながら読んだ珍しい1冊。 パズルみたいな本だった。 読んで戻って納得して進む、そんな感じ。 時間軸のズレた感じだったり、首折り男・探偵をはじめ登場人物の魅力だったり、読み応え十分。 個人...
流し読みできなかった。 サラリと読んで数日経つと忘れる事多々な私が途中何度もページを戻し確認しながら読んだ珍しい1冊。 パズルみたいな本だった。 読んで戻って納得して進む、そんな感じ。 時間軸のズレた感じだったり、首折り男・探偵をはじめ登場人物の魅力だったり、読み応え十分。 個人的には首折り男の妙な魅力に取り憑かれた。 小説を満喫。
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連作短編と呼んで良いのか悩むところ。うっすら繋がってる短編集。 回収しきれていない謎は多いけれど、結果、どの話も面白かった。 首折り男もしくは黒澤が出てくる別の話も読みたいなあ。
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伊坂幸太郎だから最後色々繋がっていくのかと思ったら拍子抜け。結局、首折男の言う時空のねじれもよく分からなかったし。 最後に期待して読んだけど、微妙だった。 神様が隣の部屋で仕事しながら時々様子見に来てクワガタ助けたり懲らしめたりするのは、わからんでもないけど、自分でその環境作...
伊坂幸太郎だから最後色々繋がっていくのかと思ったら拍子抜け。結局、首折男の言う時空のねじれもよく分からなかったし。 最後に期待して読んだけど、微妙だった。 神様が隣の部屋で仕事しながら時々様子見に来てクワガタ助けたり懲らしめたりするのは、わからんでもないけど、自分でその環境作っておいて懲らしめるのも残酷だ。
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どのエピソードも好きだけれど、 『人間らしく』の「この腰巾着が」という窪田の発言と、神様は隣の部屋で仕事をしているという考え方、『合コンの話』の佐藤さん、がとくにお気に入り。 『月曜日から逃げろ』は、お洒落だなぁ。 チャップリンの『給料日』も観てみよう。
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3分の2あたりまで読んで放置してたんで再度読み始めた時にはそれまでの登場人物の関係が分からなくなってた。まあ伊坂幸太郎なんで最後怒涛の如くすべての話が繋がるんだろうと思ってがんばって読んだのに…ある意味すごいどんでん返しくらったよ。当分伊坂幸太郎はいいや。
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タイトルを見て最初に思ったこと、、、 殺し屋の話! でもまあ読み進めていくと、殺し屋シリーズではないのか( ・∇・) 首折り男だからてっきり別の小説とかに出てくる暗殺部隊のメンバーとか自殺屋的な話かと思ってた\(//∇//)\ 今回は単話で書いてあるから首折り男がいろんな形で登場(゚∀゚) 途中出てきた?って思う話もあった( ゚д゚) あとこの本の前にホワイトラビットを読んでたからわかったけど、その本に出てきた人達が出てきてた(・Д・) いきなりの登場でびっくりよ!
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