吾輩も猫である の商品レビュー
夏目漱石没後100年&生誕150年記念出版。 「いつか、猫になった日」 赤川次郎/「妾は、猫で御座います」 新井素子/「ココアとスミレ」 石田衣良/「吾輩は猫であるけれど」 荻原浩/「惻隠」 恩田陸/「飛梅」 原田マハ/「猫の神さま」 村山由佳/「彼女との、最初の一年」...
夏目漱石没後100年&生誕150年記念出版。 「いつか、猫になった日」 赤川次郎/「妾は、猫で御座います」 新井素子/「ココアとスミレ」 石田衣良/「吾輩は猫であるけれど」 荻原浩/「惻隠」 恩田陸/「飛梅」 原田マハ/「猫の神さま」 村山由佳/「彼女との、最初の一年」 山内マリコ テーマが「吾輩は猫である」なので当然なのだが、大半が「私は猫である」から始まり、猫が一人称で飼い主を語るという作り。 よく似た話が多かった。 ・一味違ったのは赤川次郎。赤川氏はどんなアンソロジーでも赤川次郎だ。ミステリー仕立てで面白かった。 ・恩田陸も少し毒があって面白かった。 ・一番良かったのは山内マリコ、芸大生に拾われた猫、彼女の怠惰な生活を批判しながらも、彼女の内面を推し量り、卒業と引越しにホロリとくるものがあった。 ・荻原浩はなんと4コマ漫画だった。 (図書館)
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漱石センセの小説にちなんだ、猫が主人公の目線の短編集。 猫の気持ちにクスッとしたり・・・ ついつい漱石センセの偉業と比較してしまい、物足りなさも感じたり・・・ 赤川次郎の作品が、印象に残った。
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夏目漱石没後100年&生誕150年記念出版。 猫好きの人気作家8名による猫アンソロジー。 好きな作家さんばかりのアンソロジーで、自分的に非常にお得だった一冊。 この本とは全然関係ないけど、新井素子さんの最新SFが早く読みたい。
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結構好きな作家さんが多かったので借りてみた。 赤川次郎さんは久しぶりに読んだけど、一番読みやすかった。 なんか、らしいな~って。 石田衣良さんのも良かったし、うん、みんな良かった。 どれもその作家さんの色が出てたように思う。 っていうか荻原浩さんってマンガ描くの??知らなかった...
結構好きな作家さんが多かったので借りてみた。 赤川次郎さんは久しぶりに読んだけど、一番読みやすかった。 なんか、らしいな~って。 石田衣良さんのも良かったし、うん、みんな良かった。 どれもその作家さんの色が出てたように思う。 っていうか荻原浩さんってマンガ描くの??知らなかった。
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猫のデザインの小物をつい手に取ってしまうのと同じ感覚で読んでみた猫がテーマのアンソロジー。 通い猫アルフィーの奇跡が印象に残っていたせいか、悪くはないけど・・・というのが正直な感想。 猫目線の物語って、夢落ちと同じで、ありきたりになりやすく難しいのかも。
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まさに我輩も、猫であるなアンソロジー。 愛くるしい猫たちがたくさんです、 山内マリコさん目当てで。 荻原浩さんの四コマ風なやつがゾッとした笑。ゴキブリは好き。コリコリした食感最高とゴキを食べた猫をチュッチュする飼い主の描写にゾッと笑
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猫の目から見た社会、特に人間を観察。冷静に観るって、見るからに犬より猫の方が向いてるようだ。2017.5.25
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中学生の時にハマっていた赤川次郎さん! 表紙が可愛い♪ アンソロジーは気にはなってるけどなかなか手が出せてない作家さんのものも手軽に読めてよいです♪ 面白かったです!
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楽しかった!好きな作家さんたちが、「我輩も猫である」と、猫の視点で描くお話はどれも個性があって、そうそう、わかるわかるとうなずくことばかり。 きっと作家のみなさん、猫の魅力にいつもやられているのだろうと思われる
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石田衣良さんの「ココアとスミレ」、恩田陸さんの「惻隠」よかったな。今目の前にある時間を大切にしたいなー。
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