観察力を磨く名画読解 の商品レビュー
自分の活動であるVTSに役立ちそう…と思って借りてみた。 実際、研修で使った作品も何度か出てきて、凄く面白かった。 「何を感じてもいい」と提供するVTSとは違う立ち位置ながら、ファシリテーションをするための準備には、物凄い役立つと思う。 もちろん日常においても。
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目に映った情報を注意深く客観的・分析的に(言語化可能な情報に変換しながら)観察する方法。 その材料として名画?を使っているだけで、名画鑑賞の本ではない。 読み物としては面白いし、実際に読み物的な本。半分ぐらいは、こんなことがあった、というような挿話(実話、実例)が占めており、実際...
目に映った情報を注意深く客観的・分析的に(言語化可能な情報に変換しながら)観察する方法。 その材料として名画?を使っているだけで、名画鑑賞の本ではない。 読み物としては面白いし、実際に読み物的な本。半分ぐらいは、こんなことがあった、というような挿話(実話、実例)が占めており、実際の観察方法のノウハウだけが整然と書いてあるマニュアル本ではない。 それがいかにもアメリカの本っぽく、また、独特の読みにくさ(いや、読めば面白いんだけどさ)がある。 でも面白い本です。読んでも観察眼が鍛えられるってことはないと思うけど(無理!)、また時間あるとき読みたいなー。
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美術本かと思ったら、認知の本。主に平面絵画を取り上げているが、そこでのディテールおよび本質をどれだけ観察できるかと現実の観察を結びつけている。 芸術作品はとかく主観で判断してしまうが、それをできるだけ客観でみる。数値や他の人にわかる情報の形にする。 何が描かれているか、何が描かれ...
美術本かと思ったら、認知の本。主に平面絵画を取り上げているが、そこでのディテールおよび本質をどれだけ観察できるかと現実の観察を結びつけている。 芸術作品はとかく主観で判断してしまうが、それをできるだけ客観でみる。数値や他の人にわかる情報の形にする。 何が描かれているか、何が描かれていないか、何を知るべきかという問いを出す。
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絵画の鑑賞方法を解説した本かと思っていたが違った。絵画や写真などを題材にして、物事を観察することの重要さ、観察したことの分析と、自分が知覚した事を伝えるコミュニケーション手段についてを解説する。仕事の役に立つのはもちろん、子どもに読ませて観察力を強化してあげたい。本書でも「見る」...
絵画の鑑賞方法を解説した本かと思っていたが違った。絵画や写真などを題材にして、物事を観察することの重要さ、観察したことの分析と、自分が知覚した事を伝えるコミュニケーション手段についてを解説する。仕事の役に立つのはもちろん、子どもに読ませて観察力を強化してあげたい。本書でも「見る」と「観察する」はまったく異なることだと主張し、観察することの重要性を説いている。すべてのページで大事なことが書かれており、とても濃厚な一冊となっている。翻訳もこなれていて読みやすい。本書を読み終えたあとは、周りの景色が違って見えるし、他人の行動もより客観的に見ることができる。世の中がつまらないと思っている人も読んだ方がいい。自分の回りがとてもカラフルでエキサイティングだと認識するだろう。いい本に出会った。
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今までの絵の見方を変えてしまう。すぐに感情的になってしまう私ですが、一呼吸置いて客観的に見ることができるようになるのではと思わせる本です。
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日経新聞 書評 山本貴光 12.11.16 烏兎の庭 第五部 書評 4.23.17 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/bunsho/Mary.html
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