死体は笑みを招く の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ドイツの女性作家、ネレ・ノイハウスのオリヴァー&ピアシリーズ第二弾。 動物園で切断された死体が発見される。死体は環境保全運動の活動家であり、政治家をはじめ各方面でトラブルを起こしていた一方で、一部の若者から熱烈な支持を受けていた… 一作目「悪女は自殺しない」より断然面白い。 オリヴァー&ピアシリーズといいつつも、一作目はピアにそこまで焦点が当たらず、キャラクターとしても薄味だったのが、今作ではピアがメインでがっつりと肉付けされる。 このシリーズの特徴なのか、登場人物のプライベートがしっかりと描かれる。容疑者二人を天秤にかけて揺れるピアとか、初恋の相手と仲良さそうな容疑者に嫉妬するオリヴァーとか笑。特にピアは、警察として良いんかいなと、ハラハラさせられる。 事件そのものは、活動家の死体発見というつかみから、二転三転して意外なところに持っていかれる。終盤まで犯人が予想もできず、ミステリとしても良い。 順当に翻訳されて嬉しいシリーズ。難点は、ドイツミステリあるあるだろうけど、登場人物の名前が全く覚えれないこと笑。しかもこのシリーズ、巻によっては登場人物表だけでなんと四ページもあるので…何はともあれ、追っていきたいシリーズ。
Posted by
終盤で二転三転、伏線回収しながら結末に向かう終盤は圧巻、読後はとても満足度が高い。ただ読んでる途中は人の名前が覚えられずきつい、登場人物が多いのと内容詰め込みまくるからこんなに覚えられないのか?
Posted by
何組かの親子関係の絡み合いが複雑だが面白かった。 ピアやオリヴァーは事件の関係者に恋愛感情を持ちまくって大丈夫なのか?という感じがした。人としての好き嫌いで見過ぎなように思えるというか…。事件の難しさや犯人の狡猾さではない部分で苦戦するのはなんだか焦ったいと感じた。
Posted by
Theドイツミステリーの刑事オリヴァー&ピアシリーズの第2巻ですよ! ミスリードの仕方がちょっとぎこちなくて、下手くそか!思いましたよ でね、ちょっとあらためてドイツミステリーの特徴ってやつを調べてみたんですね ①社会派プラス警察小説 「日常に潜む闇」みたいなのを描...
Theドイツミステリーの刑事オリヴァー&ピアシリーズの第2巻ですよ! ミスリードの仕方がちょっとぎこちなくて、下手くそか!思いましたよ でね、ちょっとあらためてドイツミステリーの特徴ってやつを調べてみたんですね ①社会派プラス警察小説 「日常に潜む闇」みたいなのを描く 警察の捜査を軸に環境問題や社会問題、地域社会の問題などを絡ませる ②田園ミステリ どことなくのどかで静かな風景の中で、陰惨な犯罪が発生する 田舎の濃い人間関係の中で秘密が暴かれていく ③緻密でリアルな捜査描写 鑑識や法医学、心理分析なんかも丁寧で、職業としての刑事がリアルに描かれる 派手なアクションシーンは控えめ ④キャラが普通に悩む 刑事たちが超人的ではなく、私生活がぜんぜんダメだったり、トラウマを抱えていたり ⑤”悪”より”人間”が主役 犯罪の原因が「サイコな犯人」とかではなく、「どうしようもない人間の弱さ」だったり「社会の構造」に起因していることが多い なるほど〜 このシリーズの特徴とぴったり一致するね 特に主人公をつとめるオリヴァーとピア、この上司と部下がふたりとも間違えまくるんよね でもお互いの間違えをめちゃくちゃぴったり補い合って、事件を解決に導くんだよな〜 2作目にして思わず「よ!名コンビ」と言ってしまいました
Posted by
環境活動家の死体が動物園の近くで見つかり、被害者が反対していた道路問題の汚職やさまざまな問題が明るみになってくる これも登場人物多いから、読んでて少し時間が空くと誰が誰なのかわからなくなってくる。この本に関しては回収されない伏線が多いのが気になる。帯に左手左足が切断された遺体あ...
環境活動家の死体が動物園の近くで見つかり、被害者が反対していた道路問題の汚職やさまざまな問題が明るみになってくる これも登場人物多いから、読んでて少し時間が空くと誰が誰なのかわからなくなってくる。この本に関しては回収されない伏線が多いのが気になる。帯に左手左足が切断された遺体あったので、切断された部位に意味があるのかと思ったら何もなかった。 環境活動家の過激な運動、汚職問題、うまくいっていない家庭、クラッキングなど様々な問題を詰め込んでいるが、詰め込みすぎているのは否めなかった
Posted by
オリヴァー&ピア、シリーズ第二弾。 前回同様登場人物の多さと名前に四苦八苦。 でも今回はそれぞれのキャラクターがまあまあ描き分けられていたので、前ほどのストレスは感じず。 オリヴァーとピア、そして同僚たちにもようやく血が通ってきた。 ピアとソリの合わないフランクも良いスパ...
オリヴァー&ピア、シリーズ第二弾。 前回同様登場人物の多さと名前に四苦八苦。 でも今回はそれぞれのキャラクターがまあまあ描き分けられていたので、前ほどのストレスは感じず。 オリヴァーとピア、そして同僚たちにもようやく血が通ってきた。 ピアとソリの合わないフランクも良いスパイス。 ここから本の内容に触れます。 最近読み始めたドイツ発ミステリー。 登場人物たちの恋愛事情に物申す! 一作目のオリヴァーもそうだったけど、 ピア、ちょっとフラフラしすぎじゃない? 1人ならまだしも、2人いっぺんに恋愛対象として見る? それに結婚してるし。 それに事件関係者だし!もしかしたら犯人かも知れないのに。 これはドイツ国民のお国柄から来るものなのか、たまたまそんな小説に出会ってしまったのか、気になる。 気になりすぎる。 わたしは恋愛要素入ってくるのが苦手なので 今回そこがちょっと過剰に描かれていて (ちょっとうんざり)。←心の声 あと、ピアの過去が明らかになる場面で。 ピアにつきまとっていた男性の名前が 現在一緒に働いてる同僚と同じって、 ちょっといやだなぁ。 自分に傷を負わせた男と同じ名前の同僚と働くの、 つらい。。 特に意図がないのなら他の名前でよかったのでは、と思った。
Posted by
オリヴァー&ピア・シリーズ2作目。一作目同様にちょっとごちゃごちゃして読みにくい部分も。登場人物の名前が覚えにくい。ただ、ここまでは自費出版で次作からが出版社の出版で面白くなってくるようなので、次作に期待。
Posted by
刑事オリヴァー&ピアシリーズ2作目。動物園の敷地内で、バラバラ死体が発見される。環境活動家や政治汚職も複雑に絡み、容疑者も多い。煩雑なストーリーだが、ピアの恋人も今回、初登場。紳士的なオリヴァーの人間臭い面も見られ、心が和む。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
動物園でバラバラ死体が発見される。 被害者は、カリスマ高校教師で環境保護活動家。 熱い正義感と引くことを知らぬ行動力で、学生たちの圧倒的な支持を受けている半面、煙たく思う大人たちも多い。 しかし知れば知るほど彼自身、そして彼をめぐる二人の女性、さらに彼女たちに振り回される男達の、人間の嫌な面が露わになる。 前作の「悪女は自殺しない」でもそうだったけれども、狭い人間関係の中で嫌な面を見せつけながら繋がっていくのは、読んでいて結構しんどい。 被害者に心酔する高校生たちも、恋愛のもつれ、嫉妬、目的の違いなど、一枚岩ではないことがわかってくる。 今作で気になったのは、ピアの恋愛事情。 別居している夫に未練はないと言いながら、ちょっとあてにしていた部分があったり、ハンサムな高校生と後に恋人になる動物園長との間でふらふら揺れてみたり。 そんなに恋愛体質だったのか、ピア。 で、一作目からそりが合わず、4作目で首になったフランクとは2作目である今作で和解していた。 なのに、あんな勤務態度は変わらなかったんだね。 次からは発表順に読めるはずなので、人間関係のあれこれはストレスなく理解できるはず。
Posted by
オリヴァー&ピアシリーズの第二作。 自然保護活動家が殺されるが、活動家は皆から憎まれていて、どうにもやはり殺される理由が多すぎる。 シリーズを時系列で読まずに楽しんできたけど、 事件ではなく彼らの人生において、この人がここで出てくるのか!という巻。面白いのはもちろんなんだ...
オリヴァー&ピアシリーズの第二作。 自然保護活動家が殺されるが、活動家は皆から憎まれていて、どうにもやはり殺される理由が多すぎる。 シリーズを時系列で読まずに楽しんできたけど、 事件ではなく彼らの人生において、この人がここで出てくるのか!という巻。面白いのはもちろんなんだけど、やはり時系列でよみたかったなぁ……と初めて思った。
Posted by
