トヨトミの野望 の商品レビュー
読了しました。 フィクションながらも殆ど”トヨタ自動車”の奥田氏、豊田氏の人柄、判断力が容易に想像出来ました。一見華やかに見える大企業の問題を次々に解決する主人公武田氏の豪快且つ緻密な戦略には感銘を覚えますね。 #トヨトミの野望 #武田剛平 #難読な言葉も多く勉強になる #こんな...
読了しました。 フィクションながらも殆ど”トヨタ自動車”の奥田氏、豊田氏の人柄、判断力が容易に想像出来ました。一見華やかに見える大企業の問題を次々に解決する主人公武田氏の豪快且つ緻密な戦略には感銘を覚えますね。 #トヨトミの野望 #武田剛平 #難読な言葉も多く勉強になる #こんな人なかなかいない
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オーディオブックで読了。 なんというか、トヨトミ自動車はあの27兆円企業なわけですが、 恐らくは色々ぼかしつつもほぼノンフィクションな感じなのかなと。 小説としても大変面白いですし、海賊とよばれた男みたいな感じで 限りなくノンフィクションなフィクションなので、そういうことが あ...
オーディオブックで読了。 なんというか、トヨトミ自動車はあの27兆円企業なわけですが、 恐らくは色々ぼかしつつもほぼノンフィクションな感じなのかなと。 小説としても大変面白いですし、海賊とよばれた男みたいな感じで 限りなくノンフィクションなフィクションなので、そういうことが あの会社であったのかー、と思って読むと中々味わい深い。
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トヨタをモデルにした小説。トヨタという会社がどんな会社か、よくわかる。この本を読んで心底トヨタという会社がすごいなと思ったし、物語としてスリリングで面白くお勧めできる。、
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これは… 確かに文書には艶がないし、描写に安っぽい表現はあった。たまに苦笑しちゃうぐらい。笑 ネーミングが戦国武将揃えなのも私の中では少し笑ってしまった。笑 でも、だからこそ本当に伝えたい気持ちが真に迫っていて、読むページを止められなかった。 クルマ産業なんて全くわからなかった私...
これは… 確かに文書には艶がないし、描写に安っぽい表現はあった。たまに苦笑しちゃうぐらい。笑 ネーミングが戦国武将揃えなのも私の中では少し笑ってしまった。笑 でも、だからこそ本当に伝えたい気持ちが真に迫っていて、読むページを止められなかった。 クルマ産業なんて全くわからなかった私でも、これからの動向に注目していきたいと思えたし( 今はBMWが火災事故多発してるし、どうなるんでしょう…)、何より日本の見えなかった側面が見えた気がします。
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正直、筆力はチープだなと思う。特に女性の描写が安っぽくてリアリティが薄いし、激しめの語調を「ですっ」と小さい「つ」でまとめて表現するところ、また武田氏の肩を持ち過ぎているところ等々、少々浅い感じがあり、噂話をもとにある程度は想像でキャラ作りしたことが見え隠れする、筆力としてはなん...
正直、筆力はチープだなと思う。特に女性の描写が安っぽくてリアリティが薄いし、激しめの語調を「ですっ」と小さい「つ」でまとめて表現するところ、また武田氏の肩を持ち過ぎているところ等々、少々浅い感じがあり、噂話をもとにある程度は想像でキャラ作りしたことが見え隠れする、筆力としてはなんだかなーって思う部分は多い。 小説としては微妙かもしれないが、この本を書こうとした人たちの気概は素晴らしく、またクルマ産業に疎いいち社会人としては大変勉強になる内容であった。 小説というかマンガみたいな感じですね。「4時間で分かるトヨタ」みたいな。 勇気をもってこの本を世に出してくれた人たちに感謝です。
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いやーここまで書いちゃっていいの? とついつい勘ぐってしまう、ノンフィクションを超えたフィクション小説。 トヨタ自動車をモデルにした、自動車産業界の3代記。 トヨトミ→タケダ→トヨトミのプリンス、と続いていく大企業の中で、どうやってこの企業を維持していくのか。 その泥臭さや血統、...
いやーここまで書いちゃっていいの? とついつい勘ぐってしまう、ノンフィクションを超えたフィクション小説。 トヨタ自動車をモデルにした、自動車産業界の3代記。 トヨトミ→タケダ→トヨトミのプリンス、と続いていく大企業の中で、どうやってこの企業を維持していくのか。 その泥臭さや血統、そしてサラリーマン社長の奮闘。 どれも面白かった。最後まで引き込まれました。
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小説という名のトヨタ本。Wikipediaにも載っている程度の内容に多少の人工的な面白さ(=フィクション)。やはり「事実は小説よりも奇なり」ということ。誰か、奥田碩氏の半生を描いてほしい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かった。 武田剛平が非常に魅力的だった。 また、ZEV(Zero Emission Vehicle)規制など、外的影響に関しても時系列で書かれているので、その点でも勉強になった。
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今月から一緒に働く事になった人と、データセンターに行く途中本好きの話で盛り上がり貸してもらった本。 トヨタ自動車の三代目「奥田 碩」氏の話をフィクションとして出した様だ。話が進につれのめり込み一気に読んだ面白い。少し駆け足気味なところは物足りないが、4代目、5代目と社長が変わり...
今月から一緒に働く事になった人と、データセンターに行く途中本好きの話で盛り上がり貸してもらった本。 トヨタ自動車の三代目「奥田 碩」氏の話をフィクションとして出した様だ。話が進につれのめり込み一気に読んだ面白い。少し駆け足気味なところは物足りないが、4代目、5代目と社長が変わり行く様のドラマは興味深い。 ビジネスマンとして見ても、優秀な社員がやはり多く集まるんだろうねと思う反面、一気に大きくなった会社の苦労も垣間見え。学校でもトヨタの歴史や見学を教えたり、愛知はトヨタの城下町という感じも理解できた。とても興味深く読んだ。 同僚から天狼院書店の事も教えてもらい、書評も読んだ。なかなか、面白いことをやっている本屋のようだ。
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架空のある巨大自動車会社、トヨトミ自動車を舞台にした権力闘争とその内幕を描いた小説です。「小説・巨大自動車企業」とあるので、もちろん小説なのでしょう。 この架空の会社では創業者一族が幅を利かせていて、そんな中でも「使用人」の立場で社長になった型破りな男、武田剛平が主人公格として描...
架空のある巨大自動車会社、トヨトミ自動車を舞台にした権力闘争とその内幕を描いた小説です。「小説・巨大自動車企業」とあるので、もちろん小説なのでしょう。 この架空の会社では創業者一族が幅を利かせていて、そんな中でも「使用人」の立場で社長になった型破りな男、武田剛平が主人公格として描かれています。ギャンブル好きで、ダーティーな手段も肚を括って使いこなす姿は、上品な創業者一族とは一線を画すもので、著者は彼をかなり好意的に描いている印象です。 前置きが長くなりましたが、読み始めると非常に疾走感(とドロドロ感)があって、一気読みできる面白さです。 まるで現実の世界のように、ビジネスや社内の話以外にも政治・ロビー活動やら、他社の話やら健康問題やら、少し風呂敷を広げすぎという感もありましたが、意外にもスッと頭に入ってきて消化できたのは著者の技量でしょうか。本筋のストーリー展開と並行して、新聞記者のストーリーがつかず離れずな感じで進んでいくのも面白く感じました。著者の肩書きは経済記者だそうで。 ドロドロ展開なので、寂しい読後感を予期しながら読んだのですが、さにあらず。小説らしい爽やかな印象を残してくれました。 ちなみに、本著の中に一瞬名前が出てくるアイアコッカは、フォードとクライスラーを渡り歩いた実在する人物のことだと思うのですが、小説の中に一人だけ入り込むのはちょっと違和感を感じました。 本著を出版した講談社が無傷で済んだのか、少し気になります。
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