パレードの明暗 の商品レビュー
石持さんの作品は、あなたには殺せませんに続いて2作目の読了。 座間味くんシリーズがいくつか出ているのを知らずに、これが自分にとってシリーズ1作目となりましたが、それでも違和感なく読めて面白かったです。 あなたには殺せませんのように、1つの設定で話が始まり、こういう話かなと思ったら...
石持さんの作品は、あなたには殺せませんに続いて2作目の読了。 座間味くんシリーズがいくつか出ているのを知らずに、これが自分にとってシリーズ1作目となりましたが、それでも違和感なく読めて面白かったです。 あなたには殺せませんのように、1つの設定で話が始まり、こういう話かなと思ったらそれが覆されるというか、違う見解が示されるという構成でとても面白いです! 石持さんの作品はとてもクセになってしまう 面白さがあります。
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座間味くんシリーズ第4弾は、大迫警視長と座間味くんに女性警察官の南谷巡査が加わって展開される7つの連作短編。 新宿の某大型書店で待ち合わせ、大迫警視長がささっと店を予約して美味しいものを食べに行くというお約束の展開に、このシリーズに帰ってきたという喜び。 そして、いつものよう...
座間味くんシリーズ第4弾は、大迫警視長と座間味くんに女性警察官の南谷巡査が加わって展開される7つの連作短編。 新宿の某大型書店で待ち合わせ、大迫警視長がささっと店を予約して美味しいものを食べに行くというお約束の展開に、このシリーズに帰ってきたという喜び。 そして、いつものように解決済みの事案を語る大迫に対し、座間味くんが違う角度からの解釈を加えていくや事象が一転、ガラリと姿を変える瞬間がこのシリーズの醍醐味。 今回はそこに、正義のためなら猪突猛進の南谷巡査の成長譚という側面も織り込み、なかなか爽やかな読後。 ただ、10年くらい前の作品とはいえ、周りが見えず突っ走る、見ていて危なっかしい、といった女性警察官の描き方がちょっと気になったかな。 それにつけても、大迫警視長のように素敵なお店をさらりと決めてくれるお友達が欲しいなぁ〜
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座間味くんシリーズの最新刊が出たので、読むのを前にシリーズ作品を振り返ってみた。 ああ座間味くん、こんなキャラクターだったなぁと懐かしく読んだ。 特別機動隊勤務の南谷結月巡査が上司に勧められ、警視長の大迫と座間味くんと食事をしながら大迫が聞いた様々な事件の話を聞く。 大迫はその...
座間味くんシリーズの最新刊が出たので、読むのを前にシリーズ作品を振り返ってみた。 ああ座間味くん、こんなキャラクターだったなぁと懐かしく読んだ。 特別機動隊勤務の南谷結月巡査が上司に勧められ、警視長の大迫と座間味くんと食事をしながら大迫が聞いた様々な事件の話を聞く。 大迫はその事件の顛末から南谷にありがたい教訓を垂れるのだが、座間味くんの見解は全く違っていて…というパターン。 大迫が心地よく部下である南谷に講釈を垂れているところを座間味くんが毎度全く違う解釈を始めるのだから大迫は堪らないだろう。 だがそこで憤慨したり気分を害することなく『聞こうか』と落ち着いて座間味くんに話を促すところはさすがキャリア組。 座間味くんの推理は面白い。 同じ事件でも少し見方を変えるだけで違う構図が見えてくる。短絡的な事件が実は巧妙に練られた計画だったり、失敗と思われた出来事が実はその時出来た最良の方策だったり。逆に嫌な気持ちになる話もある。 ただこれはあくまでも大迫の話を聞いただけの座間味くんの個人的見解であって、真実かどうかは分からない。だが石持さん作品なのでそれで良いのだ。 いずれにしても南谷としては雲上人である警視長と美味しい食事を楽しめ(最初は緊張で味わえなかったようだが)て、様々な事件の話を聞いて座間味くんによって視界も拡がり、有意義な時間であることは違いない。 最後には南谷の転機もある。 座間味くんシリーズを追いかけている方には、座間味くんのプライベート含めその後が知れて楽しいと思うが、個人的には座間味くんと一緒だと食事が楽しくないなぁと思ってしまう。ごめんなさい、これも個人的見解です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
警視庁の女性特別機動隊に所属し、羽田空港の保安検査場に勤務する南谷結月は、日々の仕事に不満を感じていた。 身体を張って国民を護るのが、警察官として最も崇高な使命だ。 なのに―。 そんな不満と視野の狭さに気付いた上官から、結月はある飲み会に同席するように言われる。 行ってみた先に待っていたのは、雲の上の人である大迫警視長と、その友人の民間人・座間味くんだった。 (アマゾンより引用) やっぱこんな感じになるんだなぁ。 もう少し違うスタイルの短編読んでみたい
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座間味くんシリーズを読むのは、おそらく2回目。 「Rのつく月〜」と同じように、ある事件を他の人から見ると別の違った真相に気づく、というストーリー。 短編なので、あっさり読みやすい。 次は座間味くんが遭遇したハイジャック事件を読みたい。
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久々の座間味くんシリーズでした。 同じ事柄でも、見方が違えばこうも違う。 というのがわかるので楽しいですね。 でも久々のせいか読むのに時間がかかってしまったな。 それにしても毎回美味しいお店に連れて行ってもらえたうえに、こんな話が聞けるなんて羨ましい。
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座間味くんシリーズ短編第三弾。 料理を楽しみながら、事件の真相を座間味くんが推理する。 今回は、座間味くんと大迫警視長に女性巡査の南谷結月が加わる。 女性の視点とか男女の違いとかが若干気になるが、安定して楽しめる。 (図書館)
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座間味くんシリーズ短編第三弾。その場にいなくてもちょっとしたことから推理してその裏側が・・・といういつものですが、やたらと「暗い真相」が多いので読んでて段々暗い気持ちになってきたり。一見明るい展開のお話も本当は・・みたいな。そしてその同じ展開ばっかりだとさすがにちょっと飽きてきた...
座間味くんシリーズ短編第三弾。その場にいなくてもちょっとしたことから推理してその裏側が・・・といういつものですが、やたらと「暗い真相」が多いので読んでて段々暗い気持ちになってきたり。一見明るい展開のお話も本当は・・みたいな。そしてその同じ展開ばっかりだとさすがにちょっと飽きてきたりも。 推理も「それはちょっとこじつけじゃないか?」と思うこともしばしばありましたし。。。
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座間味くんは毎回一言足りない。 どういうことだい?って聞かれてばっかりだ。 まあ、このお決まりの、水戸黄門的進行がこのシリーズたるところではあるが。 座間味くんの深読みが、諸手を挙げて賞賛されすぎな感がしないでも無いが、まあそれも一興。 新宿で飲み会、となると店選びに迷うことが...
座間味くんは毎回一言足りない。 どういうことだい?って聞かれてばっかりだ。 まあ、このお決まりの、水戸黄門的進行がこのシリーズたるところではあるが。 座間味くんの深読みが、諸手を挙げて賞賛されすぎな感がしないでも無いが、まあそれも一興。 新宿で飲み会、となると店選びに迷うことが多いが この本ではいいお店が多そうだ。
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機動隊員の南谷結月は熱心だが、自らを犠牲にしてでも職務を全うしたいと考えてしまうタイプだった。それを見抜いた上司の向島からある飲み会に参加するように言われる。それは大迫警視長と飛行機のテロを防いだ民間人"座間味くん"が開いている飲み会だった。 相変わらずの座...
機動隊員の南谷結月は熱心だが、自らを犠牲にしてでも職務を全うしたいと考えてしまうタイプだった。それを見抜いた上司の向島からある飲み会に参加するように言われる。それは大迫警視長と飛行機のテロを防いだ民間人"座間味くん"が開いている飲み会だった。 相変わらずの座間味くんシリーズ。事件がひっくり返るというよりはそういう見方もあるよねー的な。ひっくり返すにもネタが尽きてきたのだろうか……。座間味くん絶賛も最早慣れてスルーできるようになってきた……しかし毎回警視長が良いこと言ってくれてるのに空気台無しになって大丈夫??みたいな気持ちになるけど南谷ちゃんが素直なのでなんか丸く収まってた。素直さ大事。
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