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桜風堂ものがたり の商品レビュー

4.1

257件のお客様レビュー

  1. 5つ

    83

  2. 4つ

    103

  3. 3つ

    42

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    3

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2022/06/12

人と距離をおきながら書店で働く主人公。ある事件で書店を去らなければならなくなった主人公。彼の売りたかった本を仲間達が全力で売る戦略を練る。 こんな素晴らしい関係に涙が出てしまいました。 一整くん(主人公)今まで生きてきた道が全て報われたね! 透明感のある美しいイメージのお話でした...

人と距離をおきながら書店で働く主人公。ある事件で書店を去らなければならなくなった主人公。彼の売りたかった本を仲間達が全力で売る戦略を練る。 こんな素晴らしい関係に涙が出てしまいました。 一整くん(主人公)今まで生きてきた道が全て報われたね! 透明感のある美しいイメージのお話でした。 続きもうでているようなので楽しみです(*^^*)

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2022/05/16

「涙は流れるかもしれない。 けれど悲しい涙ではありません。」 この帯を見て、軽い気持ちで手にとった1冊だった。 最初は、重く暗いと思っていた。 大好きだからこそ、離れないと行けなかった、 主人公と周りの人々の悲しみ。 胸がとても締め付けられたりもした。 全てがうまくいっている...

「涙は流れるかもしれない。 けれど悲しい涙ではありません。」 この帯を見て、軽い気持ちで手にとった1冊だった。 最初は、重く暗いと思っていた。 大好きだからこそ、離れないと行けなかった、 主人公と周りの人々の悲しみ。 胸がとても締め付けられたりもした。 全てがうまくいっているわけではないが、 少しずつ、幸せな方へ前を向く。 本で始まり本で繋がる。 とても綺麗なのだ。 読み終わったあと、 流れている涙は確かに悲しい涙ではないのだ。

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2022/04/28

書店員のこころ温まる話でした。 本屋に行くとPOPを見て読んでみようかなと思わせるものがたくさんあります。でも、私はもっぱら図書館派です。少し申し訳なく思います。 この本を見ると書店員さんの絶え間ない努力がとても分かりやすく描かれてました。 続編も必ず読みます!

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2022/03/26

1冊の本をめぐる心温まる物語です。 ちょっと奇跡の連続すぎてお腹いっぱいな感じもしますが… 書店員さんの仕事、本を売るとはどういうことかを知ることができて面白かったです。

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2022/03/10

2つの書店を中心にまわる温かく優しい物語。本好きの人にはグッとくる作品だと思う。あとがきで作者が書店に捧げる作品と言っていたのも、まさにその通りだなぁと。(そして本屋大賞にノミネートしているところも相思相愛な感じがして良い..)登場人物それぞれが"誰かのために"...

2つの書店を中心にまわる温かく優しい物語。本好きの人にはグッとくる作品だと思う。あとがきで作者が書店に捧げる作品と言っていたのも、まさにその通りだなぁと。(そして本屋大賞にノミネートしているところも相思相愛な感じがして良い..)登場人物それぞれが"誰かのために"と行動を起こしていて、またそれが"この本のために"につながっていてなんて温かい世界なんだろうと思った。

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2022/02/16

主人公と書店をめぐる、温かな作品。 何人もの書店員さんの視点から語られ、時には、猫の視点からも物語あが展開されている。 小さい頃に、この作品を読んでいたら、将来は書店員さんになりたいと思っていたかもしれない。それだけ、心を動かされたお話でした。

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2022/01/15

『百貨の魔法』で描かれた星野百貨店。最古参のテナント・銀河堂書店で文庫担当として働く月原一整くんと、彼の周りの人達を描いた心温まる作品だ。 心温まると書いたが、月原くんがある事件をきっかけに銀河堂を辞めざるを得なくなる顛末には憤りを感じたし、全国の書店が次々に閉店していく現状には...

『百貨の魔法』で描かれた星野百貨店。最古参のテナント・銀河堂書店で文庫担当として働く月原一整くんと、彼の周りの人達を描いた心温まる作品だ。 心温まると書いたが、月原くんがある事件をきっかけに銀河堂を辞めざるを得なくなる顛末には憤りを感じたし、全国の書店が次々に閉店していく現状には深い憂いを覚えた。ぼくが昔勤めていた2つの書店も今はないが、書店員の日常が的確に描かれていて懐かしかった。 ひょんなことから桜風堂を切り盛りすることになった月原くんの今後が楽しみだ。

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2021/12/14

本屋大賞5位の桜風堂ものがたり。 本屋大賞は間違いがないのですよ、ほんとうに。 立ち上がりはすこししんどい。 でも、一整くんが少しずつ前を向き、 桜野町で立ち直る様子はさすが村山早紀さん。 優しい物語を書くとわかっていたけれど、 やっぱり泣かされる。 人っていいなあ、本っていい...

本屋大賞5位の桜風堂ものがたり。 本屋大賞は間違いがないのですよ、ほんとうに。 立ち上がりはすこししんどい。 でも、一整くんが少しずつ前を向き、 桜野町で立ち直る様子はさすが村山早紀さん。 優しい物語を書くとわかっていたけれど、 やっぱり泣かされる。 人っていいなあ、本っていいよなあ。 オウムの船長と猫のアリスもいい味出てました。 本と、書店の力をこれからも信じていきたい。 本の世界のはしっこで生きる人間として。

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2021/11/27

本屋さんの何気なく見ているディスプレイが実はこんなにも工夫されていて、裏側を見ることができたような気がしました。デジタル化が進んで電子書籍に移行してきているけれど、やっぱり本屋さんで本を買いたいな。と思える作品でした。いろんな奇跡が重なって心温まるストーリーで、桜風堂のような本屋...

本屋さんの何気なく見ているディスプレイが実はこんなにも工夫されていて、裏側を見ることができたような気がしました。デジタル化が進んで電子書籍に移行してきているけれど、やっぱり本屋さんで本を買いたいな。と思える作品でした。いろんな奇跡が重なって心温まるストーリーで、桜風堂のような本屋さんに出会えるといいなと思います。活字が苦手な私でも会話が挟まれていて、章ごとに読み仮名もあって読みやすい本でした。

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2021/11/23

書店員ってこういうことを考えて、試行錯誤して本を生き物のように大切に想って、世に送り出してくれているんだ。本屋さんで見る本は、書店員の方達が愛情を込めて売ろうという想いが込められていることが、この小説を読みながら感じた。書店員の方が、この小説を読んだ時、どんな感情が湧くのかが気に...

書店員ってこういうことを考えて、試行錯誤して本を生き物のように大切に想って、世に送り出してくれているんだ。本屋さんで見る本は、書店員の方達が愛情を込めて売ろうという想いが込められていることが、この小説を読みながら感じた。書店員の方が、この小説を読んだ時、どんな感情が湧くのかが気になった。心がホッコリする作品。

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