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猫と幽霊と日曜日の革命 の商品レビュー

3.8

35件のお客様レビュー

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2020/06/24

終盤で一気にめちゃくちゃに掻き乱された。 フィクションのせかいに多々ある乱暴な優しさがだいすき。 先に階段島や北野坂のシリーズを読んで、著者の作品は語り口がややこしいから各世界の在り方楽しみ方を掴むまでにやや時間が掛かると思っていた(読解力が弱い)。 一巻でこんなにしっくり来て...

終盤で一気にめちゃくちゃに掻き乱された。 フィクションのせかいに多々ある乱暴な優しさがだいすき。 先に階段島や北野坂のシリーズを読んで、著者の作品は語り口がややこしいから各世界の在り方楽しみ方を掴むまでにやや時間が掛かると思っていた(読解力が弱い)。 一巻でこんなにしっくり来てすき!ってなるなんて意外だ。とても嬉しい。

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2020/02/20

優しくて不思議な物語。 今春、実写化するみたいだけど、 活字じゃないと面白くなさそう。。 現実味はないけど、一気読みしてしまう面白さ。

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2019/08/25

河野裕の猫と幽霊と日曜日の革命を読みました。 サクラダリセットの1冊目でした。 主人公浅井ケイが住んでいる咲良田にはいろいろな超能力を持っている人がいます。 世界を最大3日戻すことが出来るリセットの能力、一度経験したことは絶体に忘れない能力、日時を指定して相手にメッセージを送る...

河野裕の猫と幽霊と日曜日の革命を読みました。 サクラダリセットの1冊目でした。 主人公浅井ケイが住んでいる咲良田にはいろいろな超能力を持っている人がいます。 世界を最大3日戻すことが出来るリセットの能力、一度経験したことは絶体に忘れない能力、日時を指定して相手にメッセージを送ることができる能力、猫と情報を交換することが出来る能力、5分間だけに限定されるが他の能力を無効に出来る能力。 この物語はそのような能力を持った高校生たちの物語でした。 河野裕らしく複雑に絡み合った物語でしたが、面白く読みました。 読み終わって思ったのは、ゲーム機でのリセットや、カードゲームでの矛盾したカード能力間での強度や発動タイミング順序などの体験がなければ、この物語に実感がわかないだろうなあ、ということでした。

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2018/06/30

淡く薄い描写が光る作品。サクラダリセットのころは合わないと感じていたが、静かなイメージを言葉にし、幻想的で不思議なストーリーに心惹かれてしまいました。その中で、ラスト主人公の選択は読めながらも魅力的で、読み進めていくシリーズとなりました。

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2018/06/08

階段島シリーズと同じく、特殊能力の存在を前提にしつつ人間の本質を問うような作品です。 一見するとライトノベルの雰囲気なのですが、自分の感覚と全く違う切り口で物事を捉える河野氏の視点が新鮮で引き込まれます。

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2018/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2018/4 8冊目(通算60冊目)。アニメになっていたので気になっていたのが読もうと思った動機。「能力者」が普通に暮らしている咲良田を舞台に、所謂完全記憶能力を持つケイと時間を巻き戻すことが出来るリセットの能力を持つ春埼が「死んだ猫を蘇らせたい」という村井という女性の依頼を受け紆余曲折を経て、仲間になるという話の筋。「階段島」シリーズよりは読みやすいけど、何か主人公が斜に構えた感じで嫌な感じがするが、まあこれから読むうちに慣れてくればいいかなと思う。2巻目から話がどう展開するか、読んでいきたいと思う。

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2017/10/06

能力者の集まる街「サクラダ」 ともすれば危険な能力者たちは「管理局」によってしっかりと管理され平和な日々が続くサクラダの中で起こるちょっとした事件のお話。(が今後続いていくと思われる) 主人公は過去のすべてを記憶できる能力の持ち主の男子高生と、時間を巻き戻せる(リセットできる)...

能力者の集まる街「サクラダ」 ともすれば危険な能力者たちは「管理局」によってしっかりと管理され平和な日々が続くサクラダの中で起こるちょっとした事件のお話。(が今後続いていくと思われる) 主人公は過去のすべてを記憶できる能力の持ち主の男子高生と、時間を巻き戻せる(リセットできる)女子高生。 しかし女子高生は時間を巻き戻したことすら記憶を失うので、この男子高生とコンビを組むことで初めて能力が意味を持つといった仕組み。 非常によくできたSF作品でありジュブナイルだった。 そして決して大事件にはならずあくまで登場人物のなかだけで収束する事件を描くのは、「ハルヒ」から続く角川文庫らしい作風といえる。 僕はこういうの大好きです。 続きも読んでいこう。

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2017/07/20

機会があって一巻をいただいたので、読んでみました。 ちょっと村瀬さんの能力の仕組みを理解するのに細切れに読んでたのもあって?となったところもあったけど、面白かったかと。 まだこの巻だけじゃ分からないところもあるので、折角なので続きも読んでみようかな。

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2017/07/07

力を持つ事、使う事。その意味と責任。取り返せない事。 きっと優しい事ばかりじゃないけど、それを求めて進む強さ。 哲学的な雰囲気だけど、優しい物語なんだね。

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2017/06/27

サクラダリセット原作本第1巻。 映画を観て基礎情報を知っているからさらっと読んでも設定がわかったが、これが最初だとキツイのではないか。映画を観て魅力を知らなかったら、読まなかっただろうし、挫折していただろう。春埼のところはずっと黒島結菜が思い浮かんだ。それほどぴったりだったという...

サクラダリセット原作本第1巻。 映画を観て基礎情報を知っているからさらっと読んでも設定がわかったが、これが最初だとキツイのではないか。映画を観て魅力を知らなかったら、読まなかっただろうし、挫折していただろう。春埼のところはずっと黒島結菜が思い浮かんだ。それほどぴったりだったということだろう。野々尾や非通知くんもいいキャラだった。連ドラとかがよかったな。アニメも気になる。とりあえず、映画のDVDが欲しい。 このシリーズはかなり好きだ。

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