みかづき の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
長くて8割ほどで挫折…教育とか子供とかに興味がないせいだと思うが。。 吾郎さんは素敵だなぁ、こんな教師ばかりだったらなぁと思った 千明のガッツもすばらしい 蘭ちゃんが好きだな
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読みながらとても沢山の事を考えました。年金を頂く年になり自分の人生を振り返る機会も増えました。戦時中と戦後すぐのこと以外は全て経験した内容でした。田舎の農家の次女として生まれ、決して多くの人達が裕福では無かった時代に親兄弟のいる中でそれが普通だと思い育ちました。今なら問題になりそ...
読みながらとても沢山の事を考えました。年金を頂く年になり自分の人生を振り返る機会も増えました。戦時中と戦後すぐのこと以外は全て経験した内容でした。田舎の農家の次女として生まれ、決して多くの人達が裕福では無かった時代に親兄弟のいる中でそれが普通だと思い育ちました。今なら問題になりそうな体罰?もあった学校生活に何も疑問も不平不満も持たずに大人になりました。そして親になった時、三人の娘達を学習塾にやらないと決めて、読み書きそろばんが大切との思いで習字と珠算は習わせました。自分の手で子育てしたいという思いがあり、働くのは娘達がある程度年齢がいってからにしました。勉強しなさいと言われずに育ったこともあり、自分の子供にも言いませんでした。もし必要が有ったら自分から塾に行きたい言った時は行かせようと思っていましたが誰も要求しないまま学校も終えて今はそれぞれ家庭を持ってます。孫の子育てには口出し無用ですね。私自身はそんな子供時代と子育てでした。子育ても教育もこれが正解はないでしょう。皆様々な考えを持ち時代に合わせながら、子育てはこの本のタイトルのようにいつも発展途上なのだと感じました。
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「教育」=「生きる力」、自分が導き出したと思っていた事は既に昔から色々な人が考え、試行錯誤しながら現在の社会、学校、塾などがある。自分は子供の頃は特に大人は絶対だという思い込みの元、色々な人と関わって自分が疑問に思ったことを言えずに居た。それでは「生きていなかった」事と同じであ...
「教育」=「生きる力」、自分が導き出したと思っていた事は既に昔から色々な人が考え、試行錯誤しながら現在の社会、学校、塾などがある。自分は子供の頃は特に大人は絶対だという思い込みの元、色々な人と関わって自分が疑問に思ったことを言えずに居た。それでは「生きていなかった」事と同じであることと改めて繋がった。今迄の事よりもこれからを考えて行きていきたいと思わせる作品。
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本当の意味での「教育」とは何なのか。 本作のキーワードである「教育」。 時代と共に変化するところもあれば、不変的な要素もある「教育」。 それを取り巻くいち家族の人間模様。 この本のタイトルである「みかづき」が作中でどのような意味を成しているのか、それが読み進め読み進め…それが...
本当の意味での「教育」とは何なのか。 本作のキーワードである「教育」。 時代と共に変化するところもあれば、不変的な要素もある「教育」。 それを取り巻くいち家族の人間模様。 この本のタイトルである「みかづき」が作中でどのような意味を成しているのか、それが読み進め読み進め…それが繋がり、最後に分かって心が明るくなった。 皆がそれぞれ「みかづき」なのかもしれない。
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★★★★☆2017年本屋大賞第2位!!思わぬ大作に出会いました!いつも安心の吾郎先生、助平吾郎にはハラハラさせられました。強引な猪突猛進型千明先生には振り回されました。一郎が教育の道に引き寄せられるところは胸が熱くなりました。そうか、これは吾郎先生の自伝だったのですね!
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教育と家族がテーマで、戦後から現代までの教育の変遷も知ることができる。 登場人物も個性的で、読んでいて面白い。 家族であり続けることは大変なことだと思った。 それぞれに葛藤を抱え、そして助けられ、気付かされながら、成長していく。 この本のタイトルがなぜ「みかづき」なのか。読...
教育と家族がテーマで、戦後から現代までの教育の変遷も知ることができる。 登場人物も個性的で、読んでいて面白い。 家族であり続けることは大変なことだと思った。 それぞれに葛藤を抱え、そして助けられ、気付かされながら、成長していく。 この本のタイトルがなぜ「みかづき」なのか。読んでいくととても納得がいきます。 分厚い本なので今まで読むのをためらってきましたが、もっと早く読めば良かった!!と思うほどでした。 教育関係者や、子を持つ親に読んで欲しい1冊です。 この本を読み終わると心が満たされます。清々しいような、熱い気持ちが残るような、尊敬の念のような…。 素晴らしい本に出会えて良かったです。 ありがとうございました。
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教育に興味があって、子育てが落ち着いたら、今後の人生で教育に携わる仕事をしようか悩んでいる。 そんな私に、やっぱり教育って素敵だな、と思わせてくれた本。 国分寺さんの「いいか、一郎。自分の好きでやるなら、君もわくわくとやれ。」がとても心に響いた。 「教育は、子どもをコントロール...
教育に興味があって、子育てが落ち着いたら、今後の人生で教育に携わる仕事をしようか悩んでいる。 そんな私に、やっぱり教育って素敵だな、と思わせてくれた本。 国分寺さんの「いいか、一郎。自分の好きでやるなら、君もわくわくとやれ。」がとても心に響いた。 「教育は、子どもをコントロールするためにあるんじゃない。不条理に抗う力、たやすくコントロールされないための力を授けるためにあるんだ。」 しばしば、教育を与える人間が支配的な、偉そうな、雰囲気がある中で、この言葉はとても刺さった。私もこうありたいし、自分の子育てでも、何度も思い返したい言葉。
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常に何かを求めて前進し、新月のように尖っている大島千明さんと、おっとりと穏やかな夫大島吾郎さんには、3人の娘がいる。塾の経営を中心に、子どもたちとの関わりや、夫婦の姿が描かれた作品。 そういえば私が子供だった頃、塾は特別な子が通っていた。文部省も確かによく言っていなかった。京成...
常に何かを求めて前進し、新月のように尖っている大島千明さんと、おっとりと穏やかな夫大島吾郎さんには、3人の娘がいる。塾の経営を中心に、子どもたちとの関わりや、夫婦の姿が描かれた作品。 そういえば私が子供だった頃、塾は特別な子が通っていた。文部省も確かによく言っていなかった。京成線沿線に住んでいたこともあり、谷津遊園は懐かしかった。 ずっと変わらない吾郎さんの優しさがとても好きだ。
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はじめの頃はなかなか読み進められなかったですが、家族がバラバラになってからまた集結していく様子すごく面白く、読むスピードが加速しました! 自分が知ってる地名がたくさん出てくるのも懐かしい感じでした。 一郎がメインの話では、現代の問題点に私もできることはないものかと胸が熱くなりま...
はじめの頃はなかなか読み進められなかったですが、家族がバラバラになってからまた集結していく様子すごく面白く、読むスピードが加速しました! 自分が知ってる地名がたくさん出てくるのも懐かしい感じでした。 一郎がメインの話では、現代の問題点に私もできることはないものかと胸が熱くなりました。 私は塾に行ったことはないけれど、みんなが行っているのを羨ましく思っていたことを思い出しました。 官民連携、もっと広まるといいなと思います。
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塾をテーマに進んでいくが、子供の教育や家族の関わり方などたくさんのトピックが詰め込まれており、朝ドラを見ているようでとても面白かったし感動した。 長いけどするする読める。 私も満月を目指して頑張っていきたい。
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