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高い窓 の商品レビュー

4.1

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

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2025/12/02

チャンドラーの乙な文体がたまらない。 お話としては刮目すべき大きな唸りはない。 ハードボイルドだからこその優しさを発見できた気がした。

Posted byブクログ

2024/12/27

▼なんとなく <フィリップ・マーロウをイチから再読して、続けて原りょう作品をイチから再読しよう計画>進行中。マーロウ長編第3作。高い窓。 ▼いつも通り金持ちの腐敗した家族関係。そして前作「さらば愛しき人よ」にも通じる、しょーもない奥さん。それに心を支配された娘。高い窓から、セク...

▼なんとなく <フィリップ・マーロウをイチから再読して、続けて原りょう作品をイチから再読しよう計画>進行中。マーロウ長編第3作。高い窓。 ▼いつも通り金持ちの腐敗した家族関係。そして前作「さらば愛しき人よ」にも通じる、しょーもない奥さん。それに心を支配された娘。高い窓から、セクハラ上司を突き落とした記憶。その弱みを握る男。強請。徐々に明らかになる、過去からの隠された真実・・・。 ▼これまでの3作の中では、「第2作」「第3作」は普通にミステリとして面白かったか・・・。いや、第3作がいちばんそういう意味ではかっちりしていたような気もします。ただたしかに、辻褄を超えた、よくわからない<マーロウ節>みたいな響きはやや薄かったかも。でも満足です。ということはつまり、語り口そのものでかなり満足してしまっているのだろうな、と思いました。

Posted byブクログ

2024/04/13

希少金貨ブラッシャー・ダブルーン(どれほどの価値か私は知らない)の盗難から始まった今回の事件には、お金の絡む裏も裏の裏もありました。ハードボイルド感は薄めです。タイトルの「高い窓」の意味が最後の方でやっとわかったのですが、ミセス・マードックという人の不可解さが印象に残りました。

Posted byブクログ

2022/10/17

2度も映画化されているという名作。ミステリとしての完成度も高かったです。ただし、ミステリ好きとしてこの作品を見て読んでいるわけではないので、そこまで謎解きやプロットが面白いわけではなく。 マーロウが出ている、それだけで話や文章が魅力的になります。 マール・デイヴィス嬢に対する騎士...

2度も映画化されているという名作。ミステリとしての完成度も高かったです。ただし、ミステリ好きとしてこの作品を見て読んでいるわけではないので、そこまで謎解きやプロットが面白いわけではなく。 マーロウが出ている、それだけで話や文章が魅力的になります。 マール・デイヴィス嬢に対する騎士道的な扱いには涙が出るくらい。あまりにもロマンチックすぎる優しさですね。

Posted byブクログ

2022/10/03

チャンドラー作品の読破2作目。 希少な硬貨の行方を巡るところから、次々と事件が発生。 翻訳が村上さんということもあいまって、とても文体が生き生きとしていた。

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2021/06/14

メモ 他の作品とは違ったヒロイン?が印象的。(他の作品も含め、そもそもヒロインというくくりでいいのかは謎。)

Posted byブクログ

2021/04/29

3作目を読み終わった。そしてやっと気付いた。 マーロウは、ただお酒を飲んで殴られているだけじゃなくて、ちゃんと事件の真相に辿り着くし、ヒロインを傷付けることはない。 探偵ものだから、やっぱり殺人は起こるのだけれど、登場人物が魅力的だから、とても面白く読める(屑も出てくるけど) ...

3作目を読み終わった。そしてやっと気付いた。 マーロウは、ただお酒を飲んで殴られているだけじゃなくて、ちゃんと事件の真相に辿り着くし、ヒロインを傷付けることはない。 探偵ものだから、やっぱり殺人は起こるのだけれど、登場人物が魅力的だから、とても面白く読める(屑も出てくるけど) そして、やっぱり皮肉っぽいところが、村上春樹訳にぴったりだなぁと思う。

Posted byブクログ

2020/11/01

全体に地味ではあるが、複雑すぎないプロットで読みどころがわかりやすい点、マードック夫人やマールなど印象的な登場人物が多い点がシリーズでも出色。樋口有介『夏の口紅』はこの作品の影響を受けているのではないかと勘繰っているのだがどうだろう。

Posted byブクログ

2020/04/10

妙な一家の妙な依頼。細かいパーツが組み合わされ、最期に明らかになる事実。ヒロインが珍しく悲惨な目に遭わないので良い。

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2022/09/06

前二作に比べて地味だが、ミステリー要素が強く、暴力描写もないので、落ち着いた雰囲気が新鮮。脇役に至るまで登場人物のキャラクターが濃いので、彼らと対峙するマーロウの駆け引きも殊更ウィットに富んでいる。相変わらず緻密な描写が積まれているが、人物も情景も自ずと立体的になり、一度味わうと...

前二作に比べて地味だが、ミステリー要素が強く、暴力描写もないので、落ち着いた雰囲気が新鮮。脇役に至るまで登場人物のキャラクターが濃いので、彼らと対峙するマーロウの駆け引きも殊更ウィットに富んでいる。相変わらず緻密な描写が積まれているが、人物も情景も自ずと立体的になり、一度味わうとこの文体から逃れられない。終盤は所謂ご都合主義的展開だが、収まるべく所にきちんと収束する。とある文芸評論家の方が『ハードボイルドは男性用のハーレクインロマンス』と評したようで、マーロウの振る舞いに痺れる私的には言い得て妙な気も…。

Posted byブクログ