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テニスプロはつらいよ の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2021/04/28

スポーツドキュメンタリー本としては 超面白い一冊でした❗ これからプロテニスプレーヤーを目指す若い世代には 必読の一冊だと思います‼️

Posted byブクログ

2020/03/29

テニス選手、いや個人スポーツの選手としてプロとして自立するためには、いかに戦略思考とマーケティングが必要か?がはっきり描かれている一冊。鍛えればいい、練習すればいい、だけではのし上がれない世界があり、いかに成長マインドセットをもって、総合的に賢く強くなるか?を問う一冊。フェンシン...

テニス選手、いや個人スポーツの選手としてプロとして自立するためには、いかに戦略思考とマーケティングが必要か?がはっきり描かれている一冊。鍛えればいい、練習すればいい、だけではのし上がれない世界があり、いかに成長マインドセットをもって、総合的に賢く強くなるか?を問う一冊。フェンシングの太田や錦織選手などはそこがうまいのだろう。足りない部分を埋める、助けるサポート体制の重要性も問われる。スポーツでお金がまわる必要性が日本にはある。

Posted byブクログ

2017/07/23

ベイビーステップでも下位ランクの苦しさが描かれているけど、実際の現役選手がここまで内情を晒しているという点でとても貴重な本だと思う。 ジュニア時代には国内同世代で最上位付近にいても、プロは一瞬の判断や運をも味方につけなければならず、厳しい世界ということがよくわかる。世界ランキング...

ベイビーステップでも下位ランクの苦しさが描かれているけど、実際の現役選手がここまで内情を晒しているという点でとても貴重な本だと思う。 ジュニア時代には国内同世代で最上位付近にいても、プロは一瞬の判断や運をも味方につけなければならず、厳しい世界ということがよくわかる。世界ランキング100位付近にいる日本選手にも興味がわいた。 国内フューチャーズの動画はYouTubeでもハイライトなどが見れたりするので、本に出てきた選手たちはこれから少し親近感を持って観戦できそう。 テニス選手は他プロスポーツと比べても年収平均が低いけど、国内人気が出てくれば改善するかもしれない。

Posted byブクログ

2017/05/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

テニスの世界でも格差があるらしい。ランキング100位これが一流のボーダーラインだ。100以内でいれば自動的にグランドスラムにでることができる。グランドスラムとは全英、全米、全仏、全濠の4つ。この大会はでるだけでお金が入る。だからボーダーラインなのだ。関口周一は日本のプロテニスプレイヤー、ランキングの最高は200いだいこう半だった。それでも2015年の年収は160万円ほど。ちょっとうえにいけば1500万円くらいにもなる。ほんのちょっとの差が明暗を分ける。160万でツアーを回るのは大変だろうと思う。自分で選んだ道だからっては思うけどそれでも大変だろうなと思う。プロで戦うとは実力があること。上には上がいる。自分も頑張ろうと思う。

Posted byブクログ

2016/12/04

プロテニスの世界で、トップではない層のフィクションは、本書が初めてではないか。関口選手が全てを曝け出しているところが、非常に面白い。 印象に残るのは、関口選手がイタリアオープンでの一つのミスショットから、その試合に敗れただけでなく、続く試合にも負けてランキング降下に苦しんだ事実。...

プロテニスの世界で、トップではない層のフィクションは、本書が初めてではないか。関口選手が全てを曝け出しているところが、非常に面白い。 印象に残るのは、関口選手がイタリアオープンでの一つのミスショットから、その試合に敗れただけでなく、続く試合にも負けてランキング降下に苦しんだ事実。自分が大学で一本のスマッシュをミスして、長い間、大事な試合に勝てなくなった経験と重なり、胸が苦しくなった。

Posted byブクログ

2016/09/15

錦織選手の活躍で連日ニュースが流れる男子プロテニス。しかし、錦織選手が活躍するATPツアーや、その頂点に位置するグランドスラム大会は本当に超エリートの選りすぐりの人だけが触れることのできる世界です。その裾野はとてつもなく広く、ATPツアーの下部ツアー(野球で例えるならマイナーリー...

錦織選手の活躍で連日ニュースが流れる男子プロテニス。しかし、錦織選手が活躍するATPツアーや、その頂点に位置するグランドスラム大会は本当に超エリートの選りすぐりの人だけが触れることのできる世界です。その裾野はとてつもなく広く、ATPツアーの下部ツアー(野球で例えるならマイナーリーグみたいなもの)が存在し、そこに属する選手達はATPツアーへの昇格を虎視眈々と狙っています。実はよく知られていないプロテニスツアーの仕組みと実情をランキング500位前後の選手の生い立ちとツアーを転戦する日常を通じて紹介しています。野球やサッカーと比較すると異次元とも言える猛烈な格差社会であるプロテニスツアーの厳しさがリアルに伝わってきます。これを読んだら、錦織選手や松岡氏がいかに突出した存在であったのかがよくわかります。錦織選手を見る目が変わる1冊です。

Posted byブクログ