手のひらの音符 の商品レビュー
元気がもらえる素敵なお話でした。 それぞれが自分ができることを頑張ってそれが誰かの力になったり支えになったりする。 ただ途中ちょっと読むのが辛かった、、、
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カジュアロウ…で働くのも悪くないよ… つらかったり、暗かったりで読み進めるのがキツイ瞬間もあったけれど、最後は一気に読めた。 本当にやりたいことを見つけることも、それを職にすることもすごく難しい。 だから、結局、カジュアロウ…なんだけど。 その中で自分がやりたいことを見つけて、進んでいくのもまあ、ありかな。
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図書館本。 最初、題名を目にした時は音楽にまつわるお話なのかと思い込んでたが全く違った。 登場人物たちの境遇が辛くて、折れてしまいそうな状況下でも、皆がお互いを支え合って生きている。また、いくつになっても夢を追う姿にとても勇気付けられる。 そのなかで特に終盤の水樹と遠子先生の会...
図書館本。 最初、題名を目にした時は音楽にまつわるお話なのかと思い込んでたが全く違った。 登場人物たちの境遇が辛くて、折れてしまいそうな状況下でも、皆がお互いを支え合って生きている。また、いくつになっても夢を追う姿にとても勇気付けられる。 そのなかで特に終盤の水樹と遠子先生の会話、信也の手紙は涙。 背中を押してもらいたい時、また再読したい。
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すごく読みやすい本で、読んだ後幸せな気持ちになった。登場人物1人1人がすごく個性があって、みんな好きになった。
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デザイナーという自分の愛する仕事の部署が無くなる事態に直面した、アラフォー女性の奮闘記。という一言でくくるのはちょっと違う。 事業継続のために仲間達と共に戦う主人公! 新たな世界を求め、40オーバーというハンデも何のその、世間の荒波に揉まれながら奮闘する働くキャリアウーマン!! な話ではありません← 何とかしなければならない。だけど、自分が何をしたいのか分からない。明確な方向性を定められない女性が、かつての同級生や恩師との邂逅を通して過去を振り返るお話。 決して優しいばかりの思い出ではない記憶を思い出しながら、ゆっくり自分のやりたいこと・進むべき道を模索していく女性の姿が、ゆっくりと丁寧に描かれます。 甘さの中にほろ苦さの後味残る、大人の女性の為のファーストラブストーリーです。 最後の数ページ、ようやく出会う彼と彼女が、作中で一度も言葉を交わした描写が無くて、何か余計にジーンとした(語彙)。 【内容まとめ】 デザイナーの主人公・水樹は、ある日突然、自分の部署が無くなると会社から通告された。就活しなきゃダメかしらと悩んでいるところへ、追い討ちをかけるように、かつて彼女に道を示してくれた教師が入院したと言う知らせが同級生から届く。めっきり帰ることの減った、久しぶりの故郷への帰省。懐かしい風景を見ながら、水樹は幼なじみ達との思い出に想いを馳せる。
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過去と現在を交錯しながらの展開。 登場人物それぞれの立場や気持ちを思うと、色々な感情があふれて涙が止まりませんでした。 驚くほどマイペース、動作が遅くていじめにあっている悠人。ままならない現実との葛藤。それぞれの家庭環境。 いつも助け合って育ってきた三兄弟と水樹。 みんな何かしら...
過去と現在を交錯しながらの展開。 登場人物それぞれの立場や気持ちを思うと、色々な感情があふれて涙が止まりませんでした。 驚くほどマイペース、動作が遅くていじめにあっている悠人。ままならない現実との葛藤。それぞれの家庭環境。 いつも助け合って育ってきた三兄弟と水樹。 みんな何かしらを抱えて懸命に生きるなか、誰かの存在や一言に救われる事がある。 温かい読後感。 読了後に表紙を見てしみじみ♪♪ とても良い作品でした。 『人にはそれぞれ闘い方がある。今あかんかっても、それはこれからもずっとあかんということではない。』
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何歳からでもやり直せる、そんな希望をもらえる本だった。 小さい頃から支え合ってきた水樹と信也。長いこと音信不通だったがいつも心のどこかで気にしていた。 信也も堂林くんも家族を恨む事なく、当たり前のように支えれる、それを犠牲になったとも思わない、すごい人だと思う。でも、二人とも心の...
何歳からでもやり直せる、そんな希望をもらえる本だった。 小さい頃から支え合ってきた水樹と信也。長いこと音信不通だったがいつも心のどこかで気にしていた。 信也も堂林くんも家族を恨む事なく、当たり前のように支えれる、それを犠牲になったとも思わない、すごい人だと思う。でも、二人とも心の支えがらあったから、がんばれたんだね。
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お仕事小説的な出だしで先行きに興味をいだき出した途端、幼き頃の話が挿入され、それが考えていた以上に長く感じられて若干先行きに興味を失いつつ、更に高校時代の恩師を見舞う方向感に欠ける展開に。 しかし、貧しいながらも精一杯生きた子ども時代がしっかり根底に有りつつ、やり抜きたい仕事と向...
お仕事小説的な出だしで先行きに興味をいだき出した途端、幼き頃の話が挿入され、それが考えていた以上に長く感じられて若干先行きに興味を失いつつ、更に高校時代の恩師を見舞う方向感に欠ける展開に。 しかし、貧しいながらも精一杯生きた子ども時代がしっかり根底に有りつつ、やり抜きたい仕事と向き合う真摯さや、人を想う揺るぎない気持ちが終盤で心地よく伝わり、うまく構成された小説だと感じた。 アパレル業界や、競輪業界もリアルに絵ががれ物語に深みを感じる。 家族愛、一途な恋愛、そして貫きたい仕事がうまくまとまって清々しい読了感を得ることができた。 個人的には主人公が置かれたアパレル業界を掘り下げ、仲間と奮闘するお仕事小説パートにもっと枚数を割いてほしいと感じた。
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じんわり感動する本。 家族の絆、友人との絆。 それぞれが相手を大切に想い、助け合いながら成長していく。 成長過程が美しく描かれた一冊。
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著者初読。ブクログで出会った本。まずはタイトルとデザイナーが主人公という点に惹かれたけれど、とっても良かった。 全体としては服飾デザイナーになった水樹の現在と過去を、彼女の家族・幼馴染や担任だった先生など周囲も含めて追っていく流れ。 現在と過去がパッパッと切り替わりながら鮮やかに...
著者初読。ブクログで出会った本。まずはタイトルとデザイナーが主人公という点に惹かれたけれど、とっても良かった。 全体としては服飾デザイナーになった水樹の現在と過去を、彼女の家族・幼馴染や担任だった先生など周囲も含めて追っていく流れ。 現在と過去がパッパッと切り替わりながら鮮やかに描写されており、アッというような様々な展開もあり、それが物語に惹きつけ飽きさせない。涙が滲むような場面も、心に残るような言葉も存分にあり、出会えて良かったと思える本。時間が経ったらまた読みたい。 ●印象的な言葉 ・人によって闘い方はそれぞれ違うんや。だから、自分の闘い方を探して実行したらええねん ・人は生まれ持った「性質」、環境や経験による「性格」、学びながら獲得していく「人格」の三層で成り立っている ・リレーは受け取る側にとっては、バトンをもらう時の順位よりも、どんな気持ちでそのバトンが渡されたか、そのほうが重要なんだ
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