あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。 の商品レビュー
うまく生きられないのは自己嫌悪があるからだということから出発し、自己嫌悪から脱し、自愛に達して、幸せになるためのガイド。他人を利用しあう関係でなく、頼り合う関係を築こうという提案。ただし、頼られても断る権利は持つこと。友達だから、同僚だから、家族だから、という条件での依頼は断る。...
うまく生きられないのは自己嫌悪があるからだということから出発し、自己嫌悪から脱し、自愛に達して、幸せになるためのガイド。他人を利用しあう関係でなく、頼り合う関係を築こうという提案。ただし、頼られても断る権利は持つこと。友達だから、同僚だから、家族だから、という条件での依頼は断る。単純に困っているのを知らされ、それを単純に何も見返りを求めずに助けたいと思うかどうか、それだけを基準に助けることが、自愛に通じる道と説く。 以下注目点 ・したいことを実際にしてみる。そこから始まる流れに身をまかせ、渦をつくりながら拡大していく。それがイノベーションの本質です。 ・分からないところ、違和感を覚えるところを、スルーしないで、いったん立ち止まること。
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なぜ自己嫌悪に陥るのか? これは、非常に根が深い問題だと思います。 幼少期からの両親との関係や、生まれ持った性格、 受けた教育など、一概に、なぜ自己嫌悪になっているかの、 根本的な原因を知ることは難しいと思います。 中高生へのアンケート調査では、 半数以上が自己嫌悪に陥ってい...
なぜ自己嫌悪に陥るのか? これは、非常に根が深い問題だと思います。 幼少期からの両親との関係や、生まれ持った性格、 受けた教育など、一概に、なぜ自己嫌悪になっているかの、 根本的な原因を知ることは難しいと思います。 中高生へのアンケート調査では、 半数以上が自己嫌悪に陥っていると統計もあります。 自分に自信がない、自分のことが嫌い、 こういう結果がでるのは、世界広いといえど、日本ぐらいです。 著者は、「超」がつく自己嫌悪をメンタリティーとして持っている人です。 しかし、今は突き抜けた感があります。 著者の語り口は、非常に訴える力を持っています。 問題提起、論理展開、結論と、超一流だと思います。 この本を読んでも、自己嫌悪から、解放されることはありませんが、 自己嫌悪になる構造と、その対処法は、わかります。 自己嫌悪は、多かれ少なかれ、誰でも持っているものです。 大切なことは、どう、自己嫌悪を付き合うかです。 性格の悪い友達と付き合う感じです。 「付き合わない」「あいつとは、関係ない」じゃ、すまされません。 ①なぜ、自分はやることなすことうまくいかないか ②なぜ、すぐに不安に陥ってしまうのか ③なぜ、職場、職場で、うまく立ちまわれないんだろう ④なぜ、他人をうらやましく思ってしまうのだろう ⑤なぜ、すぐに寂しいと感じてしまうのだろう 日常的に以上の感情に襲われるのなら、 是非、手にとってみることをおススメします。
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ひとことひとことが耳に痛い。 最初、構成が体系化されていないから読みつらいと感じていたが、後半にゆくにつれ、まっすぐに結論へ向かわないこの違和感や揺らぎが大切だと気づく。 そもそも、この本を手に取ったきっかけは「女性装の東大教授」という興味本位なものであった。 しかし読...
ひとことひとことが耳に痛い。 最初、構成が体系化されていないから読みつらいと感じていたが、後半にゆくにつれ、まっすぐに結論へ向かわないこの違和感や揺らぎが大切だと気づく。 そもそも、この本を手に取ったきっかけは「女性装の東大教授」という興味本位なものであった。 しかし読んでみると実に骨太で、戦っている自己嫌悪の手強さが感じられる。 やはり、我が道を歩むのは簡単ではないのだなぁと思う。けれども、我が道は楽しそうである。
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これ、皆読んだ方がいいと思う。そこかしこで繰り広げられる地味だけど確かな暴力、苦しみや悲しみ。世の中で起きている、日常で目にする、いろんな違和感に対するひとつの解がここにあった。ゆっくりじわじわ染みわたって行く衝撃が、文体の心地よさとも相まって、気持ち良かった。
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行動がうまくいかないから自己嫌悪に陥るのではなく、自己嫌悪があるからうまくいかなくなる。 自己嫌悪のもとは「自分には価値がない」という思い込み。 自己嫌悪が強い人は、自己愛に走り自分の肩書きや能力に陶酔する面も併せ持つ。 まさに自分だなあと読んでて共感。 自己愛ではなく、あ...
行動がうまくいかないから自己嫌悪に陥るのではなく、自己嫌悪があるからうまくいかなくなる。 自己嫌悪のもとは「自分には価値がない」という思い込み。 自己嫌悪が強い人は、自己愛に走り自分の肩書きや能力に陶酔する面も併せ持つ。 まさに自分だなあと読んでて共感。 自己愛ではなく、ありのままの自分を愛せる自愛の精神を持って生きたいと強く思う。 自愛に近づくにはまず自分の感情に正直になる。 ありのままの自分の感情を観察することから始まる。
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あっという間に読み終わった。編集者が書いた文章らしく、とても読みやすかった。 自己嫌悪は、あると無駄に頑張る原動力にはなるが自己愛は得られない。 自分の感覚を取り戻すことが、第一歩。
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