あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 の商品レビュー
とにかく泣いた。切ないけど素敵な恋だった。 読了した後も特攻についてかたっぱしから調べるくらい余韻が凄い。 実写化しやすいと思う、楽しみ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ファンタジーと恋愛が混ざった小説でとても読みやすくて、面白かったです。 ですが、こんなに大絶賛されているのかが少し気になります。 タイムスリップというありきたりな展開から始まったからでしょうか、私にはありきたりな話だと思ってしまいました。 一番気になったのは百合の言動です。 正義感が強い少女なのか、幸せの中で生きていたからなのか? 勿論、彼女の言っていた、戦争なんておかしい、特攻を美化しているなど、よく分かります。 私も思いました。 ですが、それを本人に言うか?とどうしても思ってしまいました。 それに読み進めていくと同時に、結局こうなるんだろうなと感じていました。 心が動くような作品ではありませんでしたが、 読んで損は無いと思います。
Posted by
ライトな読み物で戦争を扱うのはなかなか気が引けるものだと思うけれど、作者は知覧特攻隊平和会館を訪れて感じたことを小説に込めたそうです。 現代っ子で反抗期の百合は、防空壕跡で眠って目覚めると戦時中にタイムスリップしていた。そこで知り合った青年・彰にだんだんと惹かれていくが、彼は特攻...
ライトな読み物で戦争を扱うのはなかなか気が引けるものだと思うけれど、作者は知覧特攻隊平和会館を訪れて感じたことを小説に込めたそうです。 現代っ子で反抗期の百合は、防空壕跡で眠って目覚めると戦時中にタイムスリップしていた。そこで知り合った青年・彰にだんだんと惹かれていくが、彼は特攻隊員でいずれ国のために散る運命にあった。 私の世代だと、実際に戦争経験者の体験談を聞くことも、それを元にした(かなり悲惨でつらい)ドキュメンタリーや小説・マンガを目にすることもあったのだけれど、風化しつつある感は否めない。だから、若い世代の方が本作のような創作物に触れることで、あの時代の狂った感じや愛する者が理不尽に命を散らす不条理を追体験して涙することは意義がある、と思いました。 時代考証とか細かいことは置いておいて、百合の「想い」を一緒に感じて欲しい小説。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公の真っ直ぐな性格と心、そして彰の誠実さが読んでいて胸に刺さります。物語序盤からラストは検討つきますがそれでも訴えるものがありました。 個人的にはツルさんとのお別れ(?)的なものは描いておいて欲しかったです。しかしながら読書が苦手な方でも、よく本を読む人でも挫折することなく読むことができ、心動かされるような1冊になると思います。
Posted by
涙、涙で、涙が止まらない1冊だった。 久しぶりに、私に読書熱を与えてくれたものだった。 修学旅行で、知覧に行くからか… 読んでてかなり感情移入していた。 修学旅行に行く前に、学生さんに読んでほしい1冊だと思った。
Posted by
圧倒的五つ星。 現代の若者にとって戦争とは何かを学べる作品。 空襲や爆弾はもちろん特攻隊が居たということや たくさんの人が犠牲になったということを 私たちは胸に刻み、忘れてはいけない。 理不尽に命が奪われないために、 同じことが二度と繰り返されないために、 私たちは本質から目を背...
圧倒的五つ星。 現代の若者にとって戦争とは何かを学べる作品。 空襲や爆弾はもちろん特攻隊が居たということや たくさんの人が犠牲になったということを 私たちは胸に刻み、忘れてはいけない。 理不尽に命が奪われないために、 同じことが二度と繰り返されないために、 私たちは本質から目を背けてはいけない。 彰がかっこよすぎた。
Posted by
読書中は泣けたが後から思い返してみたら、時代背景もそんなに入ってこないし、主人公の言葉足らずなとこがもどかしいし、東京リベンジャーズみたいに伏線があるのかと思ったらそうでもないし、なんで泣いたんだろと思う。
Posted by
終戦の日が近かったこともあり戦争の悲惨さなどを学ぶきっかけになった。百合の想いはまっすぐで、胸にささった。
Posted by
今までは「戦争」について考える授業が理解しづらく苦手でしたが、この本を読むことで当時の大変さや情景がイメージしやすくなり、勉強になりました。本を貸してくれた友達に感謝です。続編が出たと聞いたのでとても嬉しいです!
Posted by
今まで読んできた本の中で1番面白かった作品です。 ファンタジーかつ少し恋愛?だけどすごく色々なことを考えさせられます。 平和な現代を生きているからこそ今読むべき。
Posted by