子育てはもう卒業します の商品レビュー
40代女性におすすめの本を探していて見つけました。読書初心者ですが、登場人物に自分と重ね合わせたり、自分自身の子育ての大変だったときのことを振り返ったりしながら最後まで楽しく読むことができました。 これからの人生の生き方を考えるきっかけになったし、やる気をもらえました。
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面白かったです。 友人である3人の女性の子育ての物語です。 自分自身が自分の子供の年齢の時に何を考え、自分の親との関係はどうだったか、世の中はどうだったか、振り返りながら今を生き悩みを互いに語り合います。 そんな親達の姿を見ていた子供達の気持ち、親達が出した答えは変化していきます...
面白かったです。 友人である3人の女性の子育ての物語です。 自分自身が自分の子供の年齢の時に何を考え、自分の親との関係はどうだったか、世の中はどうだったか、振り返りながら今を生き悩みを互いに語り合います。 そんな親達の姿を見ていた子供達の気持ち、親達が出した答えは変化していきます。 その時、その時で正解を求めて、正解って結局何なんだろうと悩んでいる母親達には共感出来ます。そしてそれが子供からすると、感謝もしているのだけどちょっと違うんだよな、、、と思うのも分かります。 自分の子供時代も思い出しながら楽しく読める本だと思います。
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子育てって難しい 私は今のところ上手くやれたと思ってるけどいつどうなるか でも自分は自分 もうこんな歳だし自由に生きたい
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それぞれの時代、年代、性別などいろんなことで生き方や考え方は変わる。 私は主人公3人よりも20年くらい後の世代だが、人数が多いから何でも競争だった。私も就職は苦労したが、同じゼミの女性はもっと苦労していた。 今の大学生世代はどんな悩みを抱えているんだろうか。
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高度成長期の女にとっては世知辛い世の中を渡ってきた3人の女性の物語。 途中は切なくなってくるが、最後には笑顔で終えられてメデタシ。
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よかった・・?なんだかなぁ?と思ってしまった。 8年ほどの出版だけれども、現代でも十分に伝わる内容。自分もよく考える話題。 畑野さんの「若葉荘の暮らし」の1文をまんま思い出した。【わたしたちが考えもせずに「将来はお嫁さん」と信じていたように、今の二十代の子たちは「仕事と家庭を両...
よかった・・?なんだかなぁ?と思ってしまった。 8年ほどの出版だけれども、現代でも十分に伝わる内容。自分もよく考える話題。 畑野さんの「若葉荘の暮らし」の1文をまんま思い出した。【わたしたちが考えもせずに「将来はお嫁さん」と信じていたように、今の二十代の子たちは「仕事と家庭を両立して、うまく暮らしていける」と信じている。】 三世代同居が普通にあった自分の子どものころ。ママさんたちは大変だったのだろう。子どもに期待する気持ちもわかるし、子どもに苦労させたくない気持ちもわかる。なのに伝わらない・・ でも、子どもたちはそれなりに成長しているものなんだな。 みんなが楽になればいいのに。
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大学で出会った女友達3人組。 3人の大学時代から55歳までの人生をそれぞれの視点を行き来しながら描いた作品。 文章自体は読みやすいが、、、 彼女らが大学生活を過ごした時代が自分たちのものと違いすぎて、、、結局みんなまともに就職できずに(そういう時代だったようだが)子どものことに首...
大学で出会った女友達3人組。 3人の大学時代から55歳までの人生をそれぞれの視点を行き来しながら描いた作品。 文章自体は読みやすいが、、、 彼女らが大学生活を過ごした時代が自分たちのものと違いすぎて、、、結局みんなまともに就職できずに(そういう時代だったようだが)子どものことに首を突っ込んで、専業主婦だったり、パートだったり。それでも悩みはありますってか?なんだか共感できない物語だった。
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2024年21冊目 4年生の大学を卒業しても実家暮らしじゃなければ就職先がない、就職しても結婚したら寿退職し専業主婦になる。自分がこどもの頃はそんな時代だった。中学生の時、男子は技術で女子は家庭科の授業を受けた最後の世代。 あれから30年以上過ぎ、共働きは当たり前の時代になった。...
2024年21冊目 4年生の大学を卒業しても実家暮らしじゃなければ就職先がない、就職しても結婚したら寿退職し専業主婦になる。自分がこどもの頃はそんな時代だった。中学生の時、男子は技術で女子は家庭科の授業を受けた最後の世代。 あれから30年以上過ぎ、共働きは当たり前の時代になった。 なかなかしんどい人生を送っていた3人。「自由に生きられることが、いちばんの幸せだよね」と子育てを卒業する時に語り合えたこと。 いろいろなしがらみから開放されて清々しいラストだった。
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韓国ドラマについての記述に笑いが出た。 『なぜこれほど夢中になってしまうのだろう。波瀾万丈な人生が展開され、財閥の御曹司が薄幸な美人に恋をするというお決まりのパターン。そして記憶喪失やら本当は血の繋がった兄妹だったという使い古されたストーリー。そこには単純だからのめり込めるとい...
韓国ドラマについての記述に笑いが出た。 『なぜこれほど夢中になってしまうのだろう。波瀾万丈な人生が展開され、財閥の御曹司が薄幸な美人に恋をするというお決まりのパターン。そして記憶喪失やら本当は血の繋がった兄妹だったという使い古されたストーリー。そこには単純だからのめり込めるというだけではない何かがある』 注意:これがこの作品の中心ではありません。 隣の芝は青く見える。 青く見える芝にも苦労はある。 『どう転んでも厳しい人生なら、好きな道を行った方がいい』
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女子3人の大学での出会いから就職、結婚、子育てを経て、「今が一番幸せ」と言い合えるようになるまでの物語。時代による価値観の描写もリアルで「そういえばこんな感じだったなあ」と 思う場面も多々あった。 三者三様、隣の芝生は青く見える。心配、不満、苦労のない家なんてない。そんな中で、...
女子3人の大学での出会いから就職、結婚、子育てを経て、「今が一番幸せ」と言い合えるようになるまでの物語。時代による価値観の描写もリアルで「そういえばこんな感じだったなあ」と 思う場面も多々あった。 三者三様、隣の芝生は青く見える。心配、不満、苦労のない家なんてない。そんな中で、最終的に今あるよさに気づき子供から離れ、自らも自立し、落ち着くところに落ち着いた3人の最後の会話はとても清々しい。 垣谷さんの他の多くの物語同様、爽やかな読後感。
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