子育てはもう卒業します の商品レビュー
親にとっては、何歳になっても子供は子供なんですね。でも、子供たちも自分が置かれた立場とかしっかりと理解していますよね。 子育てってホントに大変!私もいつになったら子育て卒業できるのかと待ち臨んでいます。
Posted by
★3.5 私よりも少し上の世代の女性3人のお話 時代が少し違うだけで、社会での女性の立場や考え方が違ったんだとびっくりした。 共感できない部分も多かったけど、周りからは幸せに見える人でも、その人それぞれ悩みがあること それを打開するのは、結局自分だということ 40歳すぎてか...
★3.5 私よりも少し上の世代の女性3人のお話 時代が少し違うだけで、社会での女性の立場や考え方が違ったんだとびっくりした。 共感できない部分も多かったけど、周りからは幸せに見える人でも、その人それぞれ悩みがあること それを打開するのは、結局自分だということ 40歳すぎてからでも、挑戦できること 子供も自分は違う人間だということ 共感できる部分も後半たくさんあった! 人生を楽しく生きたい、そのためには今のままで良いのかなとも考えさせられました!
Posted by
いつも心を鷲掴みにして離さない垣谷さんの作品。今回は「子育ての卒業」という、親にとっては解放感を感じるタイトル。 10代で出会い故郷を離れてからも結婚、出産、嫁姑問題、子供の進路…と、悩みを打ち明け合う3人。こういう繋がりは正直羨ましい。 「隣の芝生は青い」し「タラレバ」を考え...
いつも心を鷲掴みにして離さない垣谷さんの作品。今回は「子育ての卒業」という、親にとっては解放感を感じるタイトル。 10代で出会い故郷を離れてからも結婚、出産、嫁姑問題、子供の進路…と、悩みを打ち明け合う3人。こういう繋がりは正直羨ましい。 「隣の芝生は青い」し「タラレバ」を考えるときりがない。みんなその時にベストだと思う選択してきて今がある。 女性の生き方に対して、一昔前の昭和の価値観も感じました。 自身も子育ての終盤なので、物語に自分を重ね合わせながら読みました。 思うのは「子どもはいくつになっても可愛いし心配」
Posted by
人間模様を書くのがうまいなあと思いつつも、今回はその模様が生々しかった。 マウント合戦のような嫌な部分は読んでてあまり気持ち良くなかった。 時代背景が自分の知らない時代というのもあったのかもしれない。
Posted by
まだ子育ては始まってないけれど、すごく共感できる内容だった。 時代が目まぐるしく変わる中、親も何が子供にとって最適なのかわからないということが多くなってくると思う。 昔の考え方(大学卒業して一流企業に就職して働く)が必ずしも子供に適応できるかはすごく微妙になってきているなと思った...
まだ子育ては始まってないけれど、すごく共感できる内容だった。 時代が目まぐるしく変わる中、親も何が子供にとって最適なのかわからないということが多くなってくると思う。 昔の考え方(大学卒業して一流企業に就職して働く)が必ずしも子供に適応できるかはすごく微妙になってきているなと思った。 最近は国際化や技術の進歩、多様性から昔だったら大手で将来安定と言われた企業でも業績不振になっている会社もあるし、逆にベンチャー企業やYouTuberなどで稼いでいる人もいる。 どんどんAIが進歩して、いろんなものが自動化していく中で必要とされる人材になる必要があるという私が生まれ育った時代とは全く違う時代がきている。 自分の子供をうまく導けるかわからないけど、自分の固定観念を捨てて子供のやりたいことを尊重しつつ、しれっと将来に布石できるような子育てをできたらいいなあと思った。
Posted by
1950年台後半生まれの3人の女の子達の半生と、その子ども達のこのまた半生が描かれている。 どの時代も大変なことはあって、その中を親の言うことを鬱陶しがりながら逞しく生きていく。母親はそこから学んだことから、我が子には良い道をと奮闘するが、子どもからは疎まれ・・・。でもそんな子ど...
1950年台後半生まれの3人の女の子達の半生と、その子ども達のこのまた半生が描かれている。 どの時代も大変なことはあって、その中を親の言うことを鬱陶しがりながら逞しく生きていく。母親はそこから学んだことから、我が子には良い道をと奮闘するが、子どもからは疎まれ・・・。でもそんな子ども達も大きくなり、一丁前に親の子育てを良くも悪くも評価して。時代は繰り返すんだなぁ。 そんなもんだと理解して、親にも子どもにも寛容でありたいな。
Posted by
我々が就職した頃は寿退社が当たり前な時代だった 改めて今の時代はそうじゃないことを思い知る 男性達は妻に家事をやらせるのが当たり前だった そんな時代に結婚してしてしまった我々は子供が手が離れても何のキャリアもなく、大学を出ていたとしても惣菜屋さんやスーパーのレジしか選択肢が...
我々が就職した頃は寿退社が当たり前な時代だった 改めて今の時代はそうじゃないことを思い知る 男性達は妻に家事をやらせるのが当たり前だった そんな時代に結婚してしてしまった我々は子供が手が離れても何のキャリアもなく、大学を出ていたとしても惣菜屋さんやスーパーのレジしか選択肢がない 健康で自活してくれれば子供たちにそれ以上の要求はないかな
Posted by
ちょうど「子育てを卒業したい」と思い始めていたので手に取った。世代的に共感の多い小説。 女性の社会進出について、お茶くみコピーから少しずつ当事者たちから声が上がってきた世代だろうか。自分の時代にはもう女性の総合職というものが生まれていたからその礎を作ってくれた世代で、そのころのジ...
ちょうど「子育てを卒業したい」と思い始めていたので手に取った。世代的に共感の多い小説。 女性の社会進出について、お茶くみコピーから少しずつ当事者たちから声が上がってきた世代だろうか。自分の時代にはもう女性の総合職というものが生まれていたからその礎を作ってくれた世代で、そのころのジレンマを肌で感じていたであろう3人。 3人の女性とその子供たちがいろんな視点できめ細やかに描かれており、そのどのエピソードも容易に想像できる。夫の両親との同居、山の手と下町の壁、古いしきたりの実家との確執、コネ入社の居心地の悪さ、学歴社会への反発などなど。 あまりにリアルで途中、うんざりして読む気がなくなったのは、それほど描かれ方が緻密だったということか。 いちばんうらやましかったのは、明美の義妹がUターンして思い切った行動に出たことだ。ピンチをチャンスに。ってこのことか。うらやましかった。その義妹の言葉「女は苦労を顔に出してはいけない、しかめっ面をすると幸福が逃げていく」。 それから淳子が友人とコロッケ屋のアルバイトをしながらいつかは自分たちの店を、という夢を抱いているというのも。 題名から期待していた内容とは違ったし、帯にあるような「痛快」とはちょっと眉唾だけど、女性社会進出の黎明期のリアルボイスとしては良いと思う。
Posted by
親って偉大だと改めて思う。 置かれた境遇と時代によって考え方が全く異なってくるのが興味深かった。女性は専業主婦であるのが当たり前な時代から、女性総合職が生まれた時代へと女性の働き方が大きく変わったのがよく分かる。 昔から自分が後悔していることを自分の子供には後悔してほしくない...
親って偉大だと改めて思う。 置かれた境遇と時代によって考え方が全く異なってくるのが興味深かった。女性は専業主婦であるのが当たり前な時代から、女性総合職が生まれた時代へと女性の働き方が大きく変わったのがよく分かる。 昔から自分が後悔していることを自分の子供には後悔してほしくないから、口うるさく言うんだとよく親に言われてきた。子供の頃はそれがとても嫌だったけれど、今なら少しわかる。自分が親になった時には同じことをするのだろう。 大人も他の人と比較して劣等感を抱いたり優越感を抱くのだと思った。夫の年収や家族の仲、子供の進学先や結婚など、劣等感や優越感はいつまでもついてくるもの。他人と比較せず、自分を受け入れる努力をしなければいつまでたっても幸せになれないとつくづく感じた。
Posted by
今の自分の境遇と同じ年代の内容だったので、わかるわかるーと共感しながら読みました。 自分もそうであるように、やはり社会の中で生きていると周りと比べて不安になったり、落ち込んだり迷ったりしながら必死で子供を育てなんとか学校も卒業させて、就活にハラハラしやっと親の手を離れる。 そして...
今の自分の境遇と同じ年代の内容だったので、わかるわかるーと共感しながら読みました。 自分もそうであるように、やはり社会の中で生きていると周りと比べて不安になったり、落ち込んだり迷ったりしながら必死で子供を育てなんとか学校も卒業させて、就活にハラハラしやっと親の手を離れる。 そして気付いた時に自分は更年期と言われる年になっていた。 子育てに必死な時ははやく自由になりたいと思っていたけど、いざその立場になったら自分に残っているものって何だろうという漠然とした不安がつきまといます。 読後にはしばらく会ってないかった学生時代の友達と話したようなほんのり暖かい気持ちになっていました。
Posted by