ラストナイト の商品レビュー
片桐が何度も犯罪を繰り返し刑務所に入っていた理由がそこのあったなんて。 顔中に刺青という意味に唖然。そこまでするなんて。 様々な人の視点で語られる片桐。同じ風景も、視点が変わると違った意味を持つ。 明かされた真実は、胸が苦しくなるほどの衝撃的なもの。 でも、そこには一筋の光明があ...
片桐が何度も犯罪を繰り返し刑務所に入っていた理由がそこのあったなんて。 顔中に刺青という意味に唖然。そこまでするなんて。 様々な人の視点で語られる片桐。同じ風景も、視点が変わると違った意味を持つ。 明かされた真実は、胸が苦しくなるほどの衝撃的なもの。 でも、そこには一筋の光明がある。 それが大きな救い。
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いやー、これはどうかなぁ~?・・・とか言いつつ一気読みでしたけどねw 薬丸さんにしてはエンタメ寄りの軽さがあるなぁ。 しかも狂気過ぎるし。気持ちはわからなくもないけど。 片桐、悲し過ぎるよ。
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何度も罪を重ねては、刑務所に入り、出所後、また罪を繰り返す・・・そんな一人の男・片桐を巡る物語。宮城刑務所を出所後の数日間を、周囲の人物の立場で描いていくと言う今までの薬丸岳にはない手法。もっと心理の深い部分を描くこの作家さんとしては、今回はライトな感じで読める。ただ、真実はやは...
何度も罪を重ねては、刑務所に入り、出所後、また罪を繰り返す・・・そんな一人の男・片桐を巡る物語。宮城刑務所を出所後の数日間を、周囲の人物の立場で描いていくと言う今までの薬丸岳にはない手法。もっと心理の深い部分を描くこの作家さんとしては、今回はライトな感じで読める。ただ、真実はやはり深い部分にあり、ラストは切ない気分にさせられる。
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★2016年7月30日読了『ラストナイト』薬丸岳著 評価A 薬丸氏らしいすっきりとした筋書きの物語で、2時間程度で読み切ってしまえるほどの引き込む力をもった作品です。最後は悲しい結末ではありますが、悪くない読後感が残ります。 59才になるまで、人生の半分以上を刑務所で...
★2016年7月30日読了『ラストナイト』薬丸岳著 評価A 薬丸氏らしいすっきりとした筋書きの物語で、2時間程度で読み切ってしまえるほどの引き込む力をもった作品です。最後は悲しい結末ではありますが、悪くない読後感が残ります。 59才になるまで、人生の半分以上を刑務所で過ごしてきた片桐達夫。 27才の時に知り合いの飲食店で因縁をつけるチンピラを正義感から刺して1年半の判決を受け、初犯であったことから執行猶予。それまでの幸せな妻子との生活が一転する。その後は、妻子とも離婚し、絵に描いたような転落人生。顔に刺青を入れ、3回の誘拐事件と1件の強盗事件を次々と起こして、全国の刑務所で服役していた。 それは、ただ一つの目的を果たすためにある人物を探していたのだ。そして、片桐は探していた人物を見つける。そして、、、、、
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
顔に豹柄の刺青を持つ、片桐達夫。妻を覚醒剤中毒にして飛び降り自殺させた、刑務所生活を送っている梶原を探すため、何度も罪を犯し、全国の刑務所に入る。執念深い、を超えている。妻の仇討ちのため、復習の道を選んでしまった。 その片桐に、自分の罪をかぶってもらったことのある恩義を忘れない荒木。 第一章から四章までは、なんとなくつながる感 じ、でも進まない、それが第五章で一気に進む。 さすがの薬丸岳、最後に読んでよかったと感じた。
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顔に虎の刺青を入れた男、片桐が32年間、全国の刑務所に入ったり出たりしている理由はなんだろう、なぜすぐに捕まる事件を起こし続けるのか? その理由が明らかになった瞬間の驚き、切なさ、そして怒り。 罪を裁くのは法か、人か。 そしてラストを照らす光。 色んな意味で薬丸さんらしい一冊。
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