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侠飯(3) の商品レビュー

3.8

50件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    17

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2024/06/01

前作を読んだのが約一年前なので、続きから読んでいけるか… って思ったけど、 いけた。 今回もめちゃくちゃ面白かった。 なんちゅうか、ここまでの三冊ってどれも 根性なしのキャラクタが登場する ↓ 柳刃さんと出会う ↓ 最初は柳刃さんに不信感を抱く ↓ 料理を通して目覚める ↓...

前作を読んだのが約一年前なので、続きから読んでいけるか… って思ったけど、 いけた。 今回もめちゃくちゃ面白かった。 なんちゅうか、ここまでの三冊ってどれも 根性なしのキャラクタが登場する ↓ 柳刃さんと出会う ↓ 最初は柳刃さんに不信感を抱く ↓ 料理を通して目覚める ↓ 明日から心を入れ替えてがんばる って流れやのに、なんでどれも面白く読んでしまうんやろう(笑)。 それはわたしが根性なしやからか。他の根性なしたちが性根を入れ替えて前に進むサクセスストーリーを本能で求めるのか(笑)。 それもあるやろうけど、時代劇的安心感面白さもあるんかもしれへんね。 じつは柳刃さんの立場すら忘れてるまま読んだけど、べつに忘れてるまま読めるんで全然良かった。 卓磨くん、なんだかんだで若いのにちゃんと料理してると思う。 いや、わたしと比べんなっちゅう話やけど。 とりあえず、間を置かず次をリクエストしました。 なんだかんだで良い人ばっかり登場するし、素直なのはフィクションでも見ててとても心地良いです。 あと、文春文庫ってこんなに文字がでかかったっけ(ありがてえ…)。

Posted byブクログ

2024/02/10

今回なかなか柳刃と火野が登場しなかったので 違うパターンなのかな?と思って読み進めたら 登場しました まあこの2人が主要人物だから出ないってことはないか 相変わらずの旨そうな賄い飯に集中してしまいましたが ストーリーは前の2作よりかなり濃い ヤミ金の店長をしていた青年が幹部に実の...

今回なかなか柳刃と火野が登場しなかったので 違うパターンなのかな?と思って読み進めたら 登場しました まあこの2人が主要人物だから出ないってことはないか 相変わらずの旨そうな賄い飯に集中してしまいましたが ストーリーは前の2作よりかなり濃い ヤミ金の店長をしていた青年が幹部に実の祖父の家を地上げしろと命じられる 祖父はヤクザの組長 しかし組は祖父の他にはじいさん組員が2人だけ 簡単にできると思ったら そうは問屋がおろさなかった なぜか組に住み込んで行儀見習いをすることに そこに柳刃と火野がやってくる そこで人間らしい暮らしをするうちに すっかり性根を入れ替えた主人公 人情譚と料理がいい具合に混じりあった作品です

Posted byブクログ

2024/01/28

今回は下町のやくざ事務所にあの二人がやってくる。卓磨には若さ故の甘さが見え隠れするが、本質を突いた柳刃の言葉にハッとさせられる。

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2023/12/24

面白かったです。 美味しいものが溢れていて、 いつも作るレシピをいかに美味しく作れるか、 参考になりました。

Posted byブクログ

2023/11/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

俠飯3 怒濤の賄い篇 福澤徹三 ∞----------------------∞ ダメ青年が改心して敵対してたはずの柳刃さんの虜になっていくシリーズ3。 闇金業で働いている卓磨は、ある組事務所の立ち退きを任される。それは会ったこともない祖父の家だった。そして卓磨のヤクザ組長宅での行儀見習いが始まる。 突然出てきた柳刃さんと火野さん。お控えなすって合戦が面白すぎた。 やっぱりヤクザ屋さんって礼儀に厳しいイメージはある。 今更だけど、柳刃組が桜田門一家ってことに気付いた。 前2巻よりも庶民ぽい料理が身近に感じてより勉強になった気がする。図書館で借りた本だけど、料理の勉強のために買いたくなってしまった。それに料理以外にも生き様など結構大事なことも書かれてて、とてもいい話だと思う。 「受けた恩義は石に刻め、かけた情けは水に流せ」も良い言葉だ。 2023/11/15 読了(図書館)

Posted byブクログ

2022/12/30

実際に読んだのは売り出してすぐ。 お達しなすってという口上がかっこよかった印象があるけれど、読んでるうちは覚えているけどすぐに忘れてしまう。

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2022/11/16

今回は古いほんまものの極道が出てくる回。あと半グレ。 初回から極道一本道で来てたら、読み手を選んでたかもしれないので、3巻あたりで持ってくるのがなかなかにくい。 またもや主人公が変わって、任侠料理人が居候するパターン。 なぜ生きるのか、っていう禅問答のような会話があって、柳刃さん...

今回は古いほんまものの極道が出てくる回。あと半グレ。 初回から極道一本道で来てたら、読み手を選んでたかもしれないので、3巻あたりで持ってくるのがなかなかにくい。 またもや主人公が変わって、任侠料理人が居候するパターン。 なぜ生きるのか、っていう禅問答のような会話があって、柳刃さんの哲学に触れられる。日々を丁寧に生きるのは大事だけど、難しい。

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2022/08/04

シリーズ第三弾。今回は下町のヤクザの家に滞在する柳刃と火野。一人前300円の料理だが、簡単で美味しそう。火野さん、発砲しちゃったけど、大丈夫なのかな?

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2022/04/26

やっぱり料理の豆知識が入っているとありがたいなあ。今回も非常に美味しそうだった。プデチゲは読んだその日に食べたし、トムヤムクンは作ってみたくなった。いつか絶対作ろう。正直、物語より料理のことしか覚えてないかもしれないくらい、料理パートが魅力的すぎる。

Posted byブクログ

2022/05/17

地上げしないといけない場所は 会った事もないヤクザの祖父の家。 大金を手に入れるには、きつい仕事になる、という事で 主人公が選んだ仕事がこれなら、従うしかないかと。 そこにやってきたのが、いつもの方々。 こんなに綺麗にやられると、疑いも何も あったものではないかとw 祖父の家...

地上げしないといけない場所は 会った事もないヤクザの祖父の家。 大金を手に入れるには、きつい仕事になる、という事で 主人公が選んだ仕事がこれなら、従うしかないかと。 そこにやってきたのが、いつもの方々。 こんなに綺麗にやられると、疑いも何も あったものではないかとw 祖父の家で、礼儀やら料理の仕方やら。 一般常識なのか、ここでの一般常識なのか、が 分かりませんが、成長している事は確か。 前回出て来た人達がでてくる、というのが お楽しみ、なのかもしれません。 ワゴンが出てました。

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