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侠飯(3) の商品レビュー

3.8

50件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

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2018/02/11

シリーズ3巻もとてもお腹が空きました。面白かったです。 今回の主人公も初めは嫌なやつで、でも潜入した柳刃さんの言葉で変わっていったところが良かったです。 今回の柳刃さんの作るごはんもとても美味しそうでした。予算1人300円という範囲での料理、今までで一番実用的な気がしました。季節...

シリーズ3巻もとてもお腹が空きました。面白かったです。 今回の主人公も初めは嫌なやつで、でも潜入した柳刃さんの言葉で変わっていったところが良かったです。 今回の柳刃さんの作るごはんもとても美味しそうでした。予算1人300円という範囲での料理、今までで一番実用的な気がしました。季節もちょうど冬ですしぴったり。 今回の舞台がやくざの組ということで、色々なしきたりが大変そう…と思いました。主人公の祖父である組長と、柳刃さんとの初対面のときの仁義、「お控えなすって」のやりとり…長かったです。でも和室での作法とか立ち居振舞い、勉強になりました。 スパイシーギャングもがんばってるみたいです。4巻も楽しみです。

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2018/02/03

 やっぱり面白い福澤徹三。今回は、半グレの卓磨がヤクザの行儀見習いをしながら男になっていく。  半グレ集団に属し、闇金の店長をしている卓磨が、半グレ組織串刺連合のリーダーの命を受け、ヤクザの祖父の事務所の地上げに乗り出す。なんとか行儀見習いとして働きだしたが、昔気質の祖父を口説...

 やっぱり面白い福澤徹三。今回は、半グレの卓磨がヤクザの行儀見習いをしながら男になっていく。  半グレ集団に属し、闇金の店長をしている卓磨が、半グレ組織串刺連合のリーダーの命を受け、ヤクザの祖父の事務所の地上げに乗り出す。なんとか行儀見習いとして働きだしたが、昔気質の祖父を口説けないでいた。そんな時、例の2人組、柳刃と火野が現れた。  行儀見習いをしながらもリーダーからは地上げをせっつかれ、挙句に祖父を殺せと指示される。板挟みになった卓磨の出した結論は・・・。  相変わらず柳刃の作る料理は旨そうで、しかも他のレシピ本とかと違い、簡単そうなので思わず作りたくなってしまう。また、このシリーズのキモは何と言っても主人公が成長していく様にある。今回もその成長振りは大いに勇気をくれるし、読後感も爽やかだ。  ひとは、なんのために生きるのか。人によって考え方は違うだろうが、それを見つけた卓磨はもう大丈夫だろう。

Posted byブクログ

2017/11/01

ちょびっとだけ任侠入れたのは やっぱ前作に任侠色が全くなかったからか。 今回もレシピを紹介したいだけのお話なので 特に… しかし本屋に行ったら4が出てた! 人気なのか。

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2017/10/19

賄い篇となってるけど、最初読んでどうやってこれが賄いになるのかな?と思ってたけど… なるほどね! 今回のストーリーはちょっとウルウルしてしまった。 そして相変わらずの美味しそうな料理! 本当に最高の1冊! 2017.10.19 読了

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2017/07/21

内容(「BOOK」データベースより) 渋川卓磨、27歳、ヤミ金業者店長。上層部から「やくざの組長宅を地上げせよ」という指令を受け組に潜入したが、なりゆきで行儀見習いとして住み込むはめに。そこに現れた頬に傷もつ中年男。客人なのに厨房に立ち、次々に絶品料理をつくっていく。一体何者?卓...

内容(「BOOK」データベースより) 渋川卓磨、27歳、ヤミ金業者店長。上層部から「やくざの組長宅を地上げせよ」という指令を受け組に潜入したが、なりゆきで行儀見習いとして住み込むはめに。そこに現れた頬に傷もつ中年男。客人なのに厨房に立ち、次々に絶品料理をつくっていく。一体何者?卓磨の地上げはどうなる?旨さ3倍増の文庫書き下ろし第3作! 意外性も何も無く、シチュエーションが変わっただけ。物語の大枠も予想が付くし、上手くいき過ぎでもあります。しかしながら、お話っていうのはリアリティーだけではないのですね。こういう寓話めいた話というのは昔の映画によく有って、その世界観のお約束事ごと愛するべきものです。 この本は3作目にて既にクラシカルな風格が出て来ました。是非このお約束事に磨きを掛けてくすまないようにして頂きたいものであります。2話目で失速という感じは有りましたが、今回は舞台設定が秀逸。任侠の心意気が気持ちよろしかったですよ。

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2017/06/20

読書日数 9日 「侠飯シリーズ」の第3弾 今回は、明治から続いているヤクザに、その孫が地上げの交渉にやってくるが、そこの行儀見習いをすることになって、そこで柳葉ど出会うところから始まる。 相変わらず、レシピは色々で、しかも今回は「怒濤の賄い編」ということで、予算が300円以...

読書日数 9日 「侠飯シリーズ」の第3弾 今回は、明治から続いているヤクザに、その孫が地上げの交渉にやってくるが、そこの行儀見習いをすることになって、そこで柳葉ど出会うところから始まる。 相変わらず、レシピは色々で、しかも今回は「怒濤の賄い編」ということで、予算が300円以内に収まるものばかりとなっている。 自分も料理をする機会が多いので、ここに出てくる料理を試してみたいものばかりだった。読んでいて、それが一番楽しい。 最後は、主人公が柳葉に諭されて改心していくという流れは、前作同様だが、自分にはこういう「ストレートな」話の方がいいと思ってしまう。

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2017/06/15

今回は1食300円の制限付き。実に美味しそうな料理が出来てくる。変わった調味料もないので自宅でも出来そう。「スパイシーギャング」も順調そう。次作も楽しみ。

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2017/06/04

今回もテンポ良くさくさく読めました。これまで同様ハッピーエンドに違いないと思いつつも、ハラハラする展開で面白かったです。ドラマ化のせいで、柳刃さんが調理する場面ではドラマの時と同じ音楽が頭の中で鳴ってます。本書によれば柳刃さんは30代後半のようなので、ドラマとは違う人物像なのだと...

今回もテンポ良くさくさく読めました。これまで同様ハッピーエンドに違いないと思いつつも、ハラハラする展開で面白かったです。ドラマ化のせいで、柳刃さんが調理する場面ではドラマの時と同じ音楽が頭の中で鳴ってます。本書によれば柳刃さんは30代後半のようなので、ドラマとは違う人物像なのだと思いつつも、やはり視覚からの影響は強く、主人公も柄本さんの顔を想像しつつ読んでしまいました。

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2017/06/02

シリーズ3作目となるとありがちな、「もうやめときゃいいのに」感もなく、まだまだ続いてほしい。 今度の主人公は、27歳の卓磨。不遇の少年時代を過ごし、世の中は金を儲けてなんぼだと悟り、ヤバい仕事をなんでも請け負う「串刺連合」の一員となって、ヤミ金業に従事する。その串刺連合がホテル...

シリーズ3作目となるとありがちな、「もうやめときゃいいのに」感もなく、まだまだ続いてほしい。 今度の主人公は、27歳の卓磨。不遇の少年時代を過ごし、世の中は金を儲けてなんぼだと悟り、ヤバい仕事をなんでも請け負う「串刺連合」の一員となって、ヤミ金業に従事する。その串刺連合がホテルを建設しようと目論む土地に、ヤクザの事務所があるらしい。なんとその組長は、会ったこともない卓磨の祖父。地上げの話をまとめてくるように言われ、祖父のもとへと向かう。頑固な祖父は話に応じる気配なく、卓磨はしばらく行儀見習いで祖父宅に住み込むはめに。そこへやってきたのが柳刃と舎弟の火野で……。 それほどグルメ小説ばかり読んでいるわけではありませんが、このシリーズの料理はレシピ本を出してほしいぐらい美味しそう。気取った料理ではなくて、日々の食卓に載せたいと思うメニューです。柳刃の説教も説教くさくなく、生きるうえで大切なことを教えられているように思います。終盤は不覚にも涙。 やめないでくださいね、このシリーズ。

Posted byブクログ

2017/03/23

3巻の中で一番良かった。いっきに読んだ。 3巻とも、料理はもちろん、教えられるものがあっていい。4巻楽しみ。

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