なぜ、あなたの仕事は終わらないのか の商品レビュー
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現状の自分にあてはまるのでふらふらっと手に取ってしまって、読了。 いわゆる「たたき」をさっさと作る、ということと、集中をする、ということ。 この2点が印象に残っている。 マルチタスクはやっぱりできない。これはうすうす感じている、が、実際は一人が複数の仕事を抱えており、どれもが同時並行に進んでいく。 そういったなかで、1日を横にきったり、仕事を縦に切ったり、朝型に比重を移すなどして終わらせていく。 スタックがないと、新しい、面白い仕事がきても、受けることができない。 ただ、いまの目先で求めていることは、もう少しの具体性の話と各論的な考え方。 そういった意味で上位層の考えが本書にまとまっている。
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具体例がわかりやすく、するっと入ってくる。読む時間が細切れになりやすい読者にとって、章のまとめ、前章のおさらいがあることで内容理解が持続する親切設計。
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読んで意識が高まりました。集中ができない仕事はしない。これに尽きます。集中できないのに無理にしようとしたり、小手先のテクニックで生産性を上げようとしてもだめ。
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書いてある内容を同じようにはできないけれど同じようにできるようになるためにどうすれば良いかというかゆいところに手が届く書き方が素晴らしい。マイクロソフトでのエピソードも普通に読み物として楽しい。また、後書きでもネタになっている「日本語とオブジェクト思考」。オブジェクト思考は大学時...
書いてある内容を同じようにはできないけれど同じようにできるようになるためにどうすれば良いかというかゆいところに手が届く書き方が素晴らしい。マイクロソフトでのエピソードも普通に読み物として楽しい。また、後書きでもネタになっている「日本語とオブジェクト思考」。オブジェクト思考は大学時代にJavaの授業の時にどうしても理解できなくて苦しんだ記憶があるが、著者によると日本語とは親和性があるというので、興味深い考え方だと思うとともに、それでも理解できなかった自分は日本語がダメかもしれない。
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ロケットスタートという精神論以外、ありきたりな内容。自慢も多くて間延びしている感じ。 たまたま成功した人が書いた本。評判が良いので読んでみたものの、自分にはあまり役にたたなかった。
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自分の中でうまく進められた仕事を振り返ると、この本のような進め方だった場合が多いと思います。 とはいえ、締め切りギリギリで進める仕事も多いですが…。 流して働く、という点は、かつて読んだ『データの見えざる手』に書かれていたことと合致しますし、人間に合った働き方だと思います。...
自分の中でうまく進められた仕事を振り返ると、この本のような進め方だった場合が多いと思います。 とはいえ、締め切りギリギリで進める仕事も多いですが…。 流して働く、という点は、かつて読んだ『データの見えざる手』に書かれていたことと合致しますし、人間に合った働き方だと思います。 自分の中で、言葉にし切れなかったものを、わかりやすい言葉にしてくれた印象があります。 ただ、僕にはとても、著者の中島さんのレベルに達するのは無理ですけど。
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さすが時間術本。内容がわかりやすく、すぐに読み終わった。 ITエンジニアの端くれとしては中島さんのMicrosoftでの働き方の話しも興味を惹かれた。特にソフトウェア開発を生業としている人にとってはとてもイメージしやすい内容だと思った。 時間術としては、「最初の2割の時間で仕事の8割を終わらせろ」「仕事は15分単位に分割しろ」などの具体的な方法から、 「あなたの仕事は仕事を終わらせることです」「集中できないような(興味のない)仕事はするな」などマインドセットの部分にも触れていた。
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随分待って図書館から借りた。とても読みやすく一気に読めた。忘備録として、目次から抜粋。 ・「なるはや」をやめれば緊張感が生まれる ・「余裕を持っておけばよかった」の経済学 ・その仕事は、本当に間に合うのか? ・すべての仕事は、必ずやり直しになる ・何としても宿題を終わらせて海に...
随分待って図書館から借りた。とても読みやすく一気に読めた。忘備録として、目次から抜粋。 ・「なるはや」をやめれば緊張感が生まれる ・「余裕を持っておけばよかった」の経済学 ・その仕事は、本当に間に合うのか? ・すべての仕事は、必ずやり直しになる ・何としても宿題を終わらせて海に行きたかった ・予習は、最強の時短になる ・「まず作ってみる」が、未来を変える。 ・まずは「締め切りは絶対に守るもの」と考える ・見積もるには、とにかくやってみることだ ・集中力の秘密は「界王拳」 ・最強の昼寝は「18分」 ・午後は気楽に「流し」で働く ・朝が最強である3つの理由 ①外部要因の締め切りが設定できる ※出勤時間等 ②メールをチェックする必要がない ③話しかけてくる人がいない ・あなたの仕事は規則を守ることではない ・目的があれば、勉強はたやすい ・集中しなきゃいけない仕事なんかするな ※好きなことは没頭できる ・あなたが寝る前にやるべきこと
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私なりのロケットスタートを始めて、2ヶ月目です。 これまでは朝礼の始まる5分に会社に到着していたけど、 40分前に出勤するようになりました。 仕事早くなったねと言われたり、 時間に余裕があると気持ちにも余白ができて、周りの人とも関係が良くなった気がします 自分は以前は完全なラストスペート型だったので、ハッキリとダメだ!と言ってもらえて本当に読んでよかったと思いました! 中島さんのやり方を自分のやり方にカスタムして、続けたいです でも、最後のところ、熱い気持ちが嬉しかったー! ドラゴンボールの話が出てくるのとか、親近感が湧きました。 先輩と「今から界王拳10倍出すから」とか言ったり。
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マイクロソフトでWindows95の開発に携わり、右クリックやダブルクリックやドラッグアンドドロップを現在の形にしたという著者による時間術についての本。 単純に言ってしまうと、最初の2割を集中して、8割分の仕事をやってしまおうということなのだろうと思う。ロケットスタートが大事だと...
マイクロソフトでWindows95の開発に携わり、右クリックやダブルクリックやドラッグアンドドロップを現在の形にしたという著者による時間術についての本。 単純に言ってしまうと、最初の2割を集中して、8割分の仕事をやってしまおうということなのだろうと思う。ロケットスタートが大事だとのこと。 簡単そうにいってるけど、それってそういうことができる才能があるからこそな気がするのだけど、部下はできているのだろうか。 手術室が足りなくて忙しい病院について、手術室を常に一つ開けておくことで手術数が5%ふえたという話に驚いた。余裕をもつというのはそれぐらいいいらしい。自分も余裕を持った仕事ができるようになりたい。 スマホアプリがアップデートを繰り返す理由は、100%の出来ではないからというのはあまりにもおおざっぱすぎる説明な気がしなくもない。逆にそれなら、100%なものってなんなのかと。だいたいの物は改良を繰り返していくと思うのだけど。 それと、日本語はオブジェクト指向な言語という捉え方にも驚いた。名詞だけで話ができる言語だかららしい。オブジェクト指向ってそういうことなのか? ただ、こういうことと言われると、なんとなく分かった気になりそうな気はする。 読書感想文が辛かったというのはよく分かる。自分もそうだったり、あれのせいで読書嫌いになる子もいるのではないかという悪しき習慣だと思う(自分も本を読むのはいいけど、読書感想文は嫌いだった)。 なお、仕事術の本といっても、最速で仕事を終わらせてはいけないらしい。なぜなら、最速で終わらせたら次の仕事を頼まれるから。最初に一気に8割やって後はゆっくりやるのがいいのだとか。この考えは分かる気がする(実際、早めにだして次の仕事頼まれたら損した気になる)。 後、仕事は頼まれなくても自分から喜んで残業するほど楽しい仕事かで選べとのことだけど、確かにそれはすごい理想だと思う。だけど、そういう話を聞くと、自分は何をしたいのだろうと未だに思ってしまう。好きでプログラマになったと思ってるけど、没頭するほどプログラミングが好きなわけでもないし。まあ、そういう場合はやっぱり残業時間が少ないところを選ぶのがいいのかも。
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