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小説 君の名は。 の商品レビュー

3.9

390件のお客様レビュー

  1. 5つ

    101

  2. 4つ

    133

  3. 3つ

    91

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    2

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2017/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 『平成28年 7月 15日 4版 発行』版、読了。  同名映画作品の小説版です。この本の作者も、同名作品の監督をされた、深海さんです☆  この小説は映画公開前に出版されたようです。自分は映画を観たあとで、この本を読みました☆  監督自らが描いているだけあって、映画作品そのものの「熱量」がふんだんに込められた内容でした☆  小説の良さである、人間の内面性や感情がよく描かれていまして、小説ならではの読み応えが十分にありました。  そして、またもう一度、観に行きたくなるような、そんな一冊でもあります。  本作の終盤で、映画作品内で流れるRADWIMPSの曲の歌詞が上手に盛り込まれているのも良かったです☆  あとがきでは、この本を手がける経緯などが書かれていて、また深海さんの文体が心地よく、とても印象に残った一冊でした☆

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2017/01/28

言わずもがな。 映画を観る余裕がないので、書籍にて。 今更、私なんぞがレビューするまでもなく、感動しました。  映像では、『秒速5センチメートル』、『言の葉の庭』を見たことがありますが、新海さんの映像のキレイには驚きです。このストーリーで、あの映像ならばヒットして当然だろうと。

Posted byブクログ

2017/01/28

非常にコメントに困る小説だったように思う。 実は映画を見ていないのだが、映像ならばこそ、というところがあるのかもしれない。 失礼ながら正直なところを言えば、映像をそのまま文字にした感じの進行だったように思う。が故に、文字だとちょっと……だれる感じ? 全体的に言えば、後半は面白か...

非常にコメントに困る小説だったように思う。 実は映画を見ていないのだが、映像ならばこそ、というところがあるのかもしれない。 失礼ながら正直なところを言えば、映像をそのまま文字にした感じの進行だったように思う。が故に、文字だとちょっと……だれる感じ? 全体的に言えば、後半は面白かった。 ただ、読むべきところは少ないようにも感じられた。 やはり、こう読ませるものではなく、見せるためのものなんだろうなぁ、という印象がある。 逆に言えば、前半をもうちょっと削って、本自体が薄くても良かったかな。 とまぁ、先に映画ありきだったから、そういう偏見があるのかもしれないことも、否めないか。 だからこそ、映画見ておけばよかったかな、とも思った。

Posted byブクログ

2017/01/27

「君の名は。」 新海誠 ------------------------------ 山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生...

「君の名は。」 新海誠 ------------------------------ 山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが―。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。 ------------------------------ 映画、超ヒットしてますね。 公開したてのときは、「ふーん、あんまりそそられないな〜〜」と思っていたんですが、ここまでヒットして話題になるとだんだん気になってきてしまう、まぁまぁ流されやすいワタクシ。。 とはいえ、わざわざ子供の面倒を旦那に頼んだり、会社休んでまで、映画館で見たいか、と言われるとそこまででもないので、とりあえず本を読んでみました。 普通に面白かった。 読み始めたら一気にぐわっと読んじゃいました。 でも、思ってたより普通。 ストーリーは普通に面白いんだけど、なんだろう、なんか思っていたよりホントに普通のストーリー。 よくある若者の恋物語。 映画のヒットがホントにすごいので、どんななんだろーと思ってたんだけど、ストーリー自体はぶっちゃけ良くある入れ替わり譚な感じなのねー。 でも逆に言うと、ストーリーがそこまで斬新!って感じじゃないのにこんだけ大ヒットしてるってことだから、映画がホントにすごいんだろうね〜〜。 作者の方と、映画関係者の方があとがきを読んで、これは映画ありきのストーリーなんだなぁと知りました。映画書いてる途中で本を書きはじめたんだそうです。 映画ありきで作ってるからストーリーだけ見ても「普通に面白い」レベルにしか見えないんだろうなあ。。 映画は音楽が入るしね。 作者はあとがきで、映画は音楽がとても良かった、と言っていたし。 映画と本と、両方で圧倒的に面白くするってのは、難しいもんなんだろうなぁ。。片方はすでに世に出てたりするから期待値が上がっちゃうってのもあるだろうけど。 なんか、そんな感じ。 でも本が普通だったぶん、余計、何が違うのか知りたくて、映画見たくなりましたね。

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2017/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 有名アニメ映画の小説バージョン。ある日夢の中で入れ替わる男子と女子。それには巫女一族に秘められていた力が関係していて…ただ入れ替わるだけ、のところのエピソードも想像できておもしろいけど、それ以上にその入れ替わりに秘められた意味とその後の展開から目が離せません!

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2017/01/24

ほぼ映画の内容で、やや補足があるぐらい。映画を先に見ることがお勧め。 小説単体としての出来はイマイチで、先に読んでも伝わりづらい。

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2017/01/23

映画を鑑賞後、つい手に取ってしまった一冊。 作品の特性上、映画は基本的には第三者視点だが、小説は主人公の二人が語り部として、当事者視点で進んでいくため、必然的に映画と小説で相互補完のような形になっている。 私は映画が先だったため、文章により映画で見た美しいシーンが頭に蘇り、非...

映画を鑑賞後、つい手に取ってしまった一冊。 作品の特性上、映画は基本的には第三者視点だが、小説は主人公の二人が語り部として、当事者視点で進んでいくため、必然的に映画と小説で相互補完のような形になっている。 私は映画が先だったため、文章により映画で見た美しいシーンが頭に蘇り、非常に色彩豊かに読み進めることができた。 また、あのシーンで彼らはこのように物事を見聞きし、感じ、考えていたのか、という発見もある。 映画で流れていたRADWIMPSの挿入歌も、頭の中で鳴り響いたことには驚きだった。 小説を読んだ後に映画を見ることは、物語の流れを理解し、主人公の二人の心情を理解した上で、映像として見ることとなり、こちらもまた違った楽しみ方になるだろう。 どちらにせよ、映画を見た方には是非とも読んでいただきたいし、小説を読んだ方にはぜひ映画も見ていただきたい。

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2017/01/18

映画は公開早々9月に観たので忘れていた部分もあり、凄く楽しめました。 2人の意識と共に映像が切り替わる部分も上手いこと活字化しています。映画よりも2人の思いが強く感じられます、そして頭の中にRADWIMPSの音楽が鳴り響くのに驚きました。 あと少しだけ、もう少しだけでいい、って感...

映画は公開早々9月に観たので忘れていた部分もあり、凄く楽しめました。 2人の意識と共に映像が切り替わる部分も上手いこと活字化しています。映画よりも2人の思いが強く感じられます、そして頭の中にRADWIMPSの音楽が鳴り響くのに驚きました。 あと少しだけ、もう少しだけでいい、って感じ。楽曲がピタリとハマる、サントラ有っての映画であり、映像を強く喚起させる音楽です。 映画の後に此れを読んだら、絶対もう一度観たくなります。個人的にはオッパイ描写がグッジョブです。映画では出来ないよね?

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2017/01/17

長男がいつの間にか購入しており、「読んでみて」と貸してくれた本。「転校生」を思い出し、オトナ向けではないなと思いながら、ダラダラ読んでいたけれど、途中からおもしろくなり、後半は一気読み。機会があれば、アニメも見てみたい。

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2017/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

瀧になった三葉が都会の濃密な匂いを、山から下りた三葉になった瀧が里に戻って来た時に、流れる風の中に夕餉の匂いを感じ取るシーンがよかった。何気ないけど、お互いの体になった時に、五感を使って同じようなことを感じ取れるということは二人は感覚が似ていたんだろうな、と思えたから。 ただ、言の葉の庭や秒速5センチメートルみたいに、他の登場人物の目線で描かれた作品かと勝手に思っていたので、映画と全く同じストーリーだったので拍子抜けというか物足りなかった。

Posted byブクログ