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ゼロイチ の商品レビュー

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2016/06/26

守りに入らず挑戦さえしていれば、なぜか自然と力が漲ってきて、解決策が思い浮かんだり、誰かに相談して助けてもらったり、色んな「打ち手」が見えてくるもの。 何度も溺れそうになって、必死になってもがくうちに、かつて「分不相応」だったことが、「分相応」になっていることに気付くはず。そん...

守りに入らず挑戦さえしていれば、なぜか自然と力が漲ってきて、解決策が思い浮かんだり、誰かに相談して助けてもらったり、色んな「打ち手」が見えてくるもの。 何度も溺れそうになって、必死になってもがくうちに、かつて「分不相応」だったことが、「分相応」になっていることに気付くはず。そんな経験を重ねることで、より大きなチャレンジをする度胸がついてくるのです。 アイデアは「批判」によって鍛えられる。全てのゼロイチの種となるアイデアは「仮説」に過ぎない。批判にさらされ、率直な議論をかわすことによって、「仮説」を検証して精度を上げるプロセスが絶対に必要なのです。批判を恐れて「尖ったアイデア」を丸めてしまっては、正しい検証プロセスを経ることが出来ないからです。第二に、どんなに厳しい批判を受けたとしても「人格攻撃」をされているわけではないとクールに受け止めること。 無理難題だからこそゼロイチ。無理難題こそ、ゼロイチのエンジン。トップの魂のこもった無理難題こそが、ゼロイチのチャンス。 これまで生み出されてきたゼロイチは、すべて「影響力×アイデア」のふたつがバランスしている。 誰もが「物語を生きる」ことを求めている。自分の実感をもとに設定したゴールだから、心の底から熱く語ることができます。だから、人の心に響くものがある。 また、開発ストーリーなどを語り、そのストーリーの登場人物になって欲しいと頼みこむ。これも、人の心を動かす大きな要因になったのではないか、と思いました。なぜなら、誰もが「物語を生きる」ことを求めているから。 価値あるものを生み出すために、何人もの登場人物が山あり谷ありの「物語」を生きているからです。そして、自分もそんな「物語」を生きてみたいと思う。それは人間の根源的な本能のひとつである承認欲求なのかもしれません。 他部署の協力を取り付けるには、技術的な正当性を訴えるだけでは足りません。共感ができるゴールがあり、そのゴールに到達するまでの「物語」を語る。その「物語」に加わってほしいと訴える。これが人を動かす大きな力となる。 重要なのは、労働時間ではなく、脳内時間占有率。孫社長の口癖の「脳みそがちぎれるくらい」考え続けました。 ゼロイチに必要なのは「失敗への耐性」である。 ゼロイチに、言葉は無力。特にpepperのように「感性領域」に踏み込むゼロイチの場合は尚更です。「感性領域」の問題を、言葉だけで議論しても絶対に埒はあきません。できるだけ早い段階で「具体的なモノ」にしてみることが重要。

Posted byブクログ