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遠野物語 の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2020/12/04

この本を開くたび、遠野の風景が浮かぶ。 田舎の風習、盆地に生きる人々の姿、そして明治に入っても残る山男や座敷童子の存在、自然の脅威を知るが故に当たり前のようにそれらを信じる日本人の思考。 行ったことのない地の名に懐かしさを覚え、懐かしさ故に切なさすらも覚える。 それが『遠野物語』...

この本を開くたび、遠野の風景が浮かぶ。 田舎の風習、盆地に生きる人々の姿、そして明治に入っても残る山男や座敷童子の存在、自然の脅威を知るが故に当たり前のようにそれらを信じる日本人の思考。 行ったことのない地の名に懐かしさを覚え、懐かしさ故に切なさすらも覚える。 それが『遠野物語』である。

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2020/09/04

遠野市に行く機会があったので購入。本編は文語体だが読む前に想像していたよりも読みやすい。また、後々への影響の大きさからは想像できないほど、本編の内容は意外にも単純であっさりしている。本書の本編より解説や後書きの方がダラダラと長い構成はちょっと残念。

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2018/03/07

岩手県の昔話を集めた民話集。 柳田國男が自分で東北に行き、そこで聞いた話を書き留めたもの。 旧仮名遣いで書かれていて少し読み辛いが、慣れるとすぐ読める。 1つ1つの話は短く、似たような話がいくつも出て来る。 それぞれ別の人から聞いた話で、少しずつ内容が違っていて比べると面白い。

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2016/06/26

高橋克彦さんのあやかしを読んで、そういえば読んでなかったなぁと。最近新装版が出たので購入。 意外と過激…というか、森の中で美女に出会い頭に銃ぶっぱとか(笑。 銃が猟師(庶民?)の手に渡る程度の時代なのに、ちょっとびっくり。 欲を言えば、もっといろんなお話を読んでみたかったです。

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